【埼玉】スイーツジャーナリスト・平岩理緒氏厳選!埼玉県の“旬”なスイーツ店6選!
埼玉スイーツが、今、にわかに注目を浴びています。新店も続々登場し、スイーツの本場ヨーロッパや東京の名店で腕を上げたパティシエやショコラティエが集結。なかでも特に“旬”な注目店を、スイーツジャーナリストの平岩理緒氏が、ポイント付きで案内してくれました!
Summary
平岩理緒氏プロフィール
国内外の菓子を食べ歩き、雑誌やTVなどで情報を発信。「おとりよせネット」達人、「日経新聞」ランキング審査員も務める。スイーツファンのための情報サイト「幸せのケーキ共和国」を主宰されています。
Instagram:@rio_hiraiwa
女性オーナーならではの美しく繊細なスイーツが揃う「Le Ciel bleu」
ベルギー・ブリュッセルにある「Yasushi Sasaki」の門を叩いた田中愛氏が、埼玉の人気店「シャンドワゾー」などを経て独立。培った経験とコネクションを基にオリジナリティも加えた、色鮮やかなチョコレートと濃厚なジェラートが揃っています。
【平岩氏の“旬”なポイント】
ジェラートもチョコレートも季節を問わず通年で楽しむのが“今時”。女性シェフの独立開業も増えていますよ。
ジェラートのおすすめは「ダブルカップ(ショコラ&フランボワーズ) ワッフルコーン」842円。ショコラとフランボワーズの王道コンビを、手焼きのワッフルコーンとともに味わって。
続いて、ひと口サイズのチョコレート「ボンボンショコラ」をチェック! 左は数字の形のチョコの中にレモンがほのかに香るキャラメルソース入りで、ギフトにピッタリな「数字キャラメル」1個345円、「1」のみ270円。右はベルギー伝統スパイスクッキー風味ガナッシュが、キャラメルと二層構造になっている「スペキュロス」1個324円です。
「ボンボンショコラ」は約15種類。1個ずつ購入でき、箱詰めもOKです!
■Le Ciel bleu(る しぇる ぶるー)
住所:埼玉県深谷市上柴町西3-16-15
アクセス:JR籠原駅から深谷観光バス深谷日赤・東都大学2号館行きで12分、ARIO深谷・東都大学1号館前下車、徒歩1分
TEL:048-514-7858
営業時間:10~18時
定休日:水曜
伝統に個性を織り交ぜた、実力派フランス菓子の「パティスリー エフ」
海外修業ののち、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで16年シェフパティシエを務めた牧野太志氏のお店。特にコンテスト優勝実績のあるパリブレストは、フランス修業時代に学んだ伝統技法にオリジナリティを加えたスペシャリテです。
【平岩氏の“旬”なポイント】
伝統菓子を紐解き、現代の嗜好に合わせて新たに発信するというフランス菓子界のトレンドを形にしています。
右が味、見た目、技術を総合的に審査される「アンドレルコント杯」の優勝作品「パリブレスト」500円。左は長年親交があった故フランス人パティシエと作り上げた大切なケーキ「パリからの贈り物」530円です。
■パティスリー エフ(ぱてぃすりー えふ)
住所:埼玉県さいたま市見沼区堀崎町1661
アクセス:東武アーバンパークライン大和田駅から徒歩15分
TEL:048-708-3390
営業時間:11~19時
定休日:月曜
7大アレルゲン不使用スイーツでアレルギーの子どもでも安心な「Patisserie Coeur a Coeur」
有名ホテルやレストランで腕を鳴らしたパティシエの夫と、管理栄養士の妻が営むパティスリーです。2人の得意分野が融合したスイーツをと、卵、乳、小麦、エビ、カニ、落花生、そばの7大アレルゲン不使用ケーキや焼き菓子も扱っています。
【平岩氏の“旬”なポイント】
ご夫妻の各得意分野を生かし、アレルギーのある方にも配慮した「多様性」のある品揃えが意義深いです。
左のケーキが、くるみのダックワーズの上に栗のムースやクリームがのって個性的な「和栗のモンブラン」583円。右のクッキーは「米粉クッキー5枚入り」各432円で、写真のアールグレイ、プレーン、アーモンドショコラをはじめ、6種類用意されています。
■Patisserie Coeur a Coeur(ぱてぃすりー くーらくー)
住所:埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-7-6
アクセス:JR与野駅から徒歩7分
TEL:048-767-6764
営業時間:10時~18時30分
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)
大宮の人気ベーカリーのパティスリー部門が独立した「masayuki nakamura by Blanc」
国内外で豊富な実績を誇るシェフ、ブーランジェ、パティシエの3人が集い、またたく間に行列店となったベーカリー「ブラン ア ラ メゾン」のパティスリー部門です。2021年10月にオープンしてすぐに、奇をてらわず正統派で勝負する中村雅之氏のポリシーが市民の心を掴んでいます。
【平岩氏の“旬”なポイント】
若い職人達が分野を超え協業し、さらにスピンオフ的にパティスリーが独立した経緯が今の時代ならでは!
左の「フォレノワール」540円が、ベルギー産ブラックチョコを使ったスペシャリテのチョコレートケーキ。右の「ベイクドタルト」490円は下にタルト、上にメレンゲ入りのチーズクリームで、じっくりと焼き上げています。
■masayuki nakamura by Blanc(まさゆき なかむら ばい ぶらん)
住所:埼玉県さいたま市中央区上落合8-3-26プルメリア大宮1F
アクセス:JR大宮駅から徒歩10分
TEL:048-762-3084
営業時間:10~19時
定休日:月曜、第2・4火曜
地産地消にもこだわる地域に根付いた人気店「四季の菓子工房 シャロン」
創業40年以上、現在は2代目が営む町のケーキ屋さんです。先代より続く定番から、新たな感覚を取り入れる新作まで、生菓子は20~25種類。日高の栗、毛呂山のユズなど地産地消にもこだわり、多くのコンクール受賞者も輩出しています。
【平岩氏の“旬”なポイント】
老舗の2代目が、愛されてきた銘菓を継承しつつ、地産地消やフードロス削減など新風を吹き込んでいます。
右のケーキがラム酒などを染み込ませたブリオッシュに、生クリームがたっぷりのった「サバラン・オランジュ」440円。左のかわいらしいお菓子は、他のケーキを作るときにカットした生地の端などをフードロスにせず、集めて丸めてニコニコチョコ菓子にした「ニコちゃん」1個216円です。
■四季の菓子工房 シャロン(しきのかしこうぼう しゃろん)
住所:埼玉県日高市高麗川1-7-8
アクセス:JR高麗川駅から徒歩6分
TEL:042-989-5678
営業時間:9~18時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
本格スイーツとコーヒーが楽しめる駅近おしゃれカフェ「Café Mappemonde」
志木の人気パティスリー「Shinfula」の中野慎太郎氏がオーナー・監修で、2021年10月、新たに駅近にオープンしたカフェです。「ジョエル・ロブション」をはじめ都内の有名店で活躍の後、地元に戻った中野氏のスイーツを、食事メニューやスペシャルティコーヒーとともに味わえます。
【平岩氏の“旬”なポイント】
一流レストランのように凝った皿盛りデザートが気軽に楽しめます。動画映えするのも今の時代にぴったり!
一番人気の「雪崩モンブラン」1200円。テーブルには写真のような形で提供されます。さっそく枠を外してみると…。
メニュー名の通り、どさーっとなだれ落ち、SNS映えでも話題の和栗モンブランに!
「Shinfula」のケーキのテイクアウトもでき、一部カフェ限定のケーキもありますよ。
■Café Mappemonde(かふぇ まっぷもんど)
住所:埼玉県新座市東北2-34-2 ルネグランステージ志木Ⅱ
アクセス:東武東上線志木駅から徒歩5分
TEL:なし
営業時間:10時~20時30分LO
定休日:火曜
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Text:ケディトリアル(武田康広)
Photo:小嶋 裕
●この記事は「るるぶ埼玉 川越 秩父 鉄道博物館'23」を元に作成しています。
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●この記事は『るるぶ埼玉 川越 秩父 鉄道博物館'23』に掲載した記事をもとに作成しています。