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2024.06.09
【倉敷】複合施設「林源十郎商店」の2大おしゃれ雑貨店へ！おすすめ人気アイテム10
岡山・倉敷美観地区で立ち寄りたいスポットのひとつ「林源十郎商店」は、ショップやレストランなど、人気の11店が集まる複合施設です。そのなかでも今回は、ステキな生活雑貨が揃うと評判の「アチブランチ」と「shop 三宅商店」をクローズアップ。数あるアイテムのなかから、人気&注目の商品を5点ずつ厳選してご紹介します。
Summary
岡山ならではの11店が集まる「林源十郎商店」
「林源十郎商店」があるのは、岡山屈指の観光地・倉敷美観地区。白壁の蔵や昔ながらの町家など、世代を超えて受け継がれてきた町並みが残る、趣あふれるエリアです。
「林源十郎商店」が立つのは、JR倉敷駅から徒歩約11分の本通り沿い。明暦3年（1657）から薬種業を営み、倉敷村の健康・福祉に尽力した「林源十郎商店」の本館と母屋、離れ、蔵と庭、さらに屋号も引き継いだ複合施設です。
「林源十郎商店」に集まるのは、生活雑貨やジュエリー、インディゴ服のショップ、カフェや食堂など「衣・食・住」にまつわるお店。岡山の素材や食材、技術力を生かした商品の販売や企画展を通して、豊かな暮らしを提案しており、いつ訪れても新たな楽しみに出合わせてくれます。
約3000種もの雑貨が並ぶ「アチブランチ」
修復した木造3階建ての本館1階に入る「アチブランチ」は、手仕事の雑貨がずらり。全国の作家や職人約90人とコラボしたオリジナル雑貨を企画・販売する「倉敷意匠計画室」の商品のほか、セレクト雑貨も扱うショップとして、2022年にリニューアルしました。
紙や布もの、器など、生活になじみ、かわいらしくて愛着の湧くラインアップに、目移り必至！日常に取り入れれば、ふと心を和ませてくれたり、食卓をステキに演出してくれたりと、毎日が楽しくなりそうです。
営業時間：10～18時（変動あり）
電話番号：086-441-7710
「アチブランチ」の人気雑貨5選
「アチブランチ」で長年人気のアイテムといえば、クマやネコ、クジラなど、個性豊かな動物たちがデザインされた豆皿！ご夫婦の型染めユニット・kata kataさんによる作品で、印判手という印刷による絵付けのお皿です。手作業から生まれる絵柄は、カスレやにじみ、色ムラなどが味わい深く、思わずたくさん揃えたくなります。
自然の風景や身近な動植物を題材にした刺繍が評判なのは、点と線模様製作所の布もの。拠点とする北海道の四季を原画にし、模様としてまとめるそう。さらに熟練の職人技で美しくあたたかみのある刺繍生地に仕上げます。マチのないバッグは身軽なお出かけにぴったり。ハンカチ1980円やポーチ3080円～などもあります。
トラネコボンボンさんのアイテムには多数のファンが！オーバル型をした大小のホウロウのお弁当箱には、トラネコボンボンを主宰する料理人・中西なちおさんによる、ユニークなネコのイラストが描かれ、心が和みます。マグカップは、ホウロウのほか磁器もあります。
「アチブランチ」でしか手に入らない限定アイテムならこのマスキングテープを。鬼退治をした桃太郎一行が倉敷の町を練り歩く絵柄は、おるがん社・にしおゆきさんによるデザイン。ほのぼのとしてかわいすぎます！
小さな動物がたたずむ風景を形にした、萩原朋子さんの一輪挿しもステキ。自由気ままに歩くねこや、小鳥などがかたどられ、どこかで見た景色のよう。花を差し、部屋に置くだけで空気が一変しそうです。
岡山ゆかりの雑貨が並ぶ「shop 三宅商店」
本館2階にあるのが、倉敷の人気カフェ「三宅商店」が展開する「shop 三宅商店」です。岡山や倉敷の暮らしに根付いたよいものを中心に、各地の作り手による上質な品をセレクト。定期的にワークショップや岡山の作家による企画展なども開催しています。
営業時間：10～18時（変動あり）
電話番号：086-423-6080
「shop 三宅商店」の人気アイテム5選
「shop 三宅商店」は、カフェ工房で手作りするジャムが定番品から季節限定品まで豊富に揃います。特に人気は、岡山県産白桃とピオーネ。果肉を贅沢に使い、果実感を残して炊き上げます。倉敷産苺×ミルクなど、組み合わせが楽しめるものも。ヨーグルトやかき氷に合わせるのもおすすめです。
伸縮性に優れたチューブ状の布・かぐらやロールも売れ筋です。倉敷市児島で培われた織の技術で作られており、切ってもほつれにくく、アームカバーやレッグカバーなど、使い方は自由自在です。色柄もカラフルで楽しい！
「shop 三宅商店」の限定品なら、備中和紙の祝儀袋を。かつて本町通りに店を構えていた「天賞堂祝儀店」で結われた水引と、蘇芳（すおう）染めの備中和紙のコラボは見事な美しさ。ハレの日が待ち遠しくなります。
民藝の町・倉敷ならではのアイテムも好評です。倉敷民藝館付属工藝研究所として、昭和28年（1953）に染色家・外村吉之介が設立した、倉敷本染手織研究所で手織りされたコースターは、敷物として使ってもいいですね。
倉敷市真備に自生する竹を生かした、TEORIのインテリアやキッチン用品も 定番です。竹集成材特有の小口の模様を生かしたおしゃれなボウルは、SSサイズが「shop 三宅商店」のオリジナル。小物入れなどとして、インテリアにあわせて色をチョイスしてください。
屋上から眺められる美観地区の町並みも必見
本館屋上からは、時代を越えて豊かな暮らしが息づく美観地区の町が見渡せます。「林源十郎商店」で手にした雑貨を生活に取り入れて、楽しみのある充実した日々を過ごしてみませんか。
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Text：林檎林
Photo：小川康貴
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