「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」が2022年5月29日オープン! 旬の恵みに出合い、味わう

「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」が2022年5月29日オープン! 旬の恵みに出合い、味わう

NEWS 野菜がおいしいレストラン マルシェ 収穫体験 埼玉県 るるぶ&more.編集部
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埼玉県深谷市が進めている「花園IC拠点整備プロジェクト」の一環として、キユーピー株式会社が運営する野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」が2022年5月29日(日)のオープンします。オープンに先立ち、5月23日(月)に行われたメディア向け内覧会に編集スタッフが参加。深谷の新たな名所になること間違いなしの「ヤサイな仲間たちファーム」の気になる様子をお伝えします!

Summary

深谷から全国へ! 生産者の思いや野菜の魅力を発信

野菜の魅力を体験できる複合型施設として、レストラン、マルシェ、体験農園、野菜教室の4つのコンテンツからなる「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」。広大な畑に囲まれて立つ建物には、天井が高く、大きな窓から外光がさんさんと降り注ぐ明るく開放的なレストランと、カラフルな野菜やフルーツが並ぶマルシェがあります。食事、買い物、農業体験、講座と、野菜にまつわるさまざまな体験ができる施設です。

旬の野菜の味を最大限に生かしたメニューを味わえる「レストラン」

手前から時計回りに、シェフズサラダ(スープ・パン付き)2050円、伊達鶏のファームカレー(スープ付き)1850円、エッグ・ベーコンサンド(スープ付き)1750円、オープンサンド(スープ付き)1950円 ※取材時のメニュー
手前から時計回りに、シェフズサラダ(スープ・パン付き)2050円、伊達鶏のファームカレー(スープ付き)1850円、エッグ・ベーコンサンド(スープ付き)1750円、オープンサンド(スープ付き)1950円 ※取材時のメニュー
左から、デコポンのフルーツタルト750円、バスクチーズケーキ750円 ※取材時のメニュー
左から、デコポンのフルーツタルト750円、バスクチーズケーキ750円 ※取材時のメニュー

地産地消を提唱するオトワレストランの音羽和紀シェフ、音羽創シェフが監修するレストランには、グランドメニューがありません。マルシェに仕入れられる旬の新鮮野菜を主役に、その都度メニューを考案。10種類ほどの野菜をオリジナルドレッシングで食べるサラダをはじめ、野菜の味を楽しめるメニューは、Instagramで公開していくそう。
音羽シェフは野菜の持ち味を存分に生かす調理法に定評があり、野菜の味を生かした味付けやカットにも注目してくださいね。

©三井笑奈(川澄・小林研二写真事務所)
©三井笑奈(川澄・小林研二写真事務所)

レストランは畑に面して床から天井までの大きな窓があり、開放感抜群! オープンキッチンで調理の様子も間近で見ることもでき、野菜の栽培や調理する過程を肌で感じながら食事を楽しめる空間になっています。

「マルシェ」には地元産の新鮮野菜や果物がたくさん!

「食べ頃や食べ方がわかる」をコンセプトにしたマルシェには、深谷市と、深谷市近隣の農家から仕入れた新鮮な旬の野菜や果物を50種類以上が販売されます。こちらの特徴はポップがほとんどないこと。マルシェのスタッフが、おししい食べ方や無駄なく使い切る方法などを案内してくれるそう。野菜ソムリエの資格を持っているスタッフもいるので、野菜に関する質問など、コミュニケーションを取りながらショッピングを楽しめます。

野菜が並べられている什器にも注目です。立てて保存するネギは立てた状態で、直射日光が避けて保存するジャガイモは光が当たらないように、野菜それぞれの保存方法に適した什器に並べられています。購入した野菜をおいしく長持ちさせるヒントがあり、自宅でも実践したくなりますね。

食べたことのない野菜との出合いも、マルシェの楽しさの一つ。旬の野菜を花束のように束ねた「TODAY’S SALAD MIX」は、普段なかなか食べる機会のない野菜もセットされています。そのままお皿に盛り付けて食べられるお手軽さだけでなく、新しい野菜のおいしさを知るきっかけにもなるのです!

時期ごとの野菜を収穫できる「体験農園」

敷地面積の約3割を占める体験農園は、農業プロデューサーの中村敏樹さんが監修。30種類ほどの野菜が栽培されており、年間で約100種類を栽培するそう。ガイドスタッフの案内で農園を巡り、解説を聞きながら実際に野菜の収穫ができます。そのときどきの野菜を2~3種収穫して、もちろん持ち帰って食べることが可能。野菜の食べ方やレシピもガイドスタッフが案内してくれるので、獲れたて野菜のおいしさに感動すること、間違いなし!です。

ジャガイモは15種類、男爵やメークインなどお馴染みの品種は栽培せず、皮が赤や黒など、なかなかお目にかかれない品種を栽培。黒い皮のジャガイモの中は何色? どんな味?など、野菜を収穫して、知って、食べてといった農業体験を楽しめます。

費用:1人1500~2000円前後(収穫量によって変動)
所要時間:約75分

さっそく、マルシェで購入した「TODAY'S SALAD MIX」(540円)と、収穫したジャガイモを食べてみました♪ ジャガイモはシンプルにオーブンで焼くのがオススメとガイドスタッフの方に聞いたので、半分に切ってオーブンで焼いて、ハーブ塩とオリーブオイルを少々。3種類のジャガイモを食べ比べてみると、サツマイモのように甘みのあるものなど、それぞれ味もホクホク感も違うのがわかります。「TODAY'S SALAD MIX」はリーフレタスやカブなど、5種類の野菜がセットになっており、カフェメニューのように食卓が華やかになるのがうれしいですね。(野菜の種類や数は前後するそうです)

触って食べて五感で学べる「野菜教室」

深谷市のイメージキャラクター“ふっかちゃん”が描かれた、お絵描きサラダ(イメージ)
深谷市のイメージキャラクター“ふっかちゃん”が描かれた、お絵描きサラダ(イメージ)

野菜教室では、シェフや野菜ソムリエなどの資格を持った講師によるイベントを不定期開催予定。トウモロコシの収穫体験をしながら、ヒゲと粒が同じ数であることを数えてみる教室や、カラフルな野菜をカットして絵を描くようにお皿に並べていくワークショップなど、さまざまなプログラムを予定しているとのこと。楽しみながら野菜を好きになってもらうという、小さなお子様の食育にもつながるプログラムのほか、大人にも楽しんでもらえる講座も開催するそうです。

構想10年、「野菜の魅力をもっと伝えたい」という従業員の思いからスタート

右から、キユーピー執行役員広報担当・森佳光さん、レストラン監修・音羽和紀さん、深谷テラスプロジェクト発案・松村佳代さん、レストラン監修・音羽創さん、体験農園監修・中村敏樹さん
右から、キユーピー執行役員広報担当・森佳光さん、レストラン監修・音羽和紀さん、深谷テラスプロジェクト発案・松村佳代さん、レストラン監修・音羽創さん、体験農園監修・中村敏樹さん

「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」のプロジェクトが始まったのは、なんと10年前とのこと。2012年に行われたキユーピーの新規事業プランの社内公募で、“楽しく学びながら野菜をおいしく食べてもらう場所作り”がエントリーされたことからスタートしました。深谷テラスプロジェクト発案者となった松村佳代さんの「野菜の魅力をもっと伝えたい、野菜をもっと食べてほしい」との思いからスタートした同プロジェクトが、10年の歳月をかけてついに完成したのです。

2022年秋には近隣に大型アウトレットモールがオープン予定

施設の目と鼻の先に、広い敷地に建設中の建物があるのが見えます。こちらは2022年秋にオープン予定の「ふかや花園プレミアム・アウトレット」。開業時の店舗数は約120店舗を予定しているそうで、秋のオープンが待ち遠しいですね。

近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生誕地として脚光を浴びる、埼玉県深谷市。新施設が続々とオープンし、渋沢栄一ゆかりの地と併せて、深谷の最新スポット巡りも楽しんでくださいね♪

■深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム
住所:埼玉県深谷市黒田字上反54
TEL:048-580-7550
営業時間:<開門・閉門>9時~19時30分(土・日曜、祝日は~20時30分)
<マルシェ>11~19時(土・日曜、祝日は~20時)
<レストラン>11~18時(17時30分LO)
入園料:無料
交通:秩父鉄道ふかや花園駅から徒歩5分、関越自動車道花園ICから4分
駐車場:138台(無料/深谷テラスパークと共用)



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Text & Photo:大澤由美子

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