おでかけ
2022.05.29
「アニタッチみなとみらい」で癒やし体験！横浜ワールドポーターズの室内型ふれあい動物施設へ
「アニタッチみなとみらい」は2021年10月「横浜ワールドポーターズ」2階にオープンした室内型のふれあい動物施設。60年以上の歴史を誇る「伊豆シャボテン動物公園」がプロデュースする施設で、小さな子どもから大人まで安心してかわいい動物たちと気軽にふれあうことができるのが魅力です。
Summary
「伊豆シャボテン動物公園」がプロデュースする関東エリア初の施設
みなとみらい線馬車道駅、みなとみらい駅それぞれから徒歩5分。「横浜ワールドポーターズ」2階の外通路を進むと見えてくるのが「アニタッチみなとみらい」です。伊豆の人気動物園「伊豆シャボテン動物公園」が手がける施設で、約20種類以上、300匹以上の動物と気軽にふれあうことができます。
「伊豆シャボテン動物公園」はカピバラの露天風呂の元祖としても有名で、カピバラ人気に火を付けた草分け的存在。そんなカピバラをはじめとした伊豆からやってきた愛らしい動物たちが思いおもいに暮らしています。
新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか遠出が難しくなった昨今、もっと気軽に「伊豆シャボテン動物公園」の動物たちにふれて、その魅力を知ってもらいたいという思いでオープン。今では週末になるとオープン前から列ができるほどの人気ぶりなのだそう。
入園方法はいたってシンプル。直接「アニタッチみなとみらい」を訪れたら、入口でチケット1500円、4歳〜小学生800円（3歳以下無料）を購入するだけ。予約の必要がないので、みなとみらい散策の途中に、食事前の隙間時間にふらりと訪れることができる手軽さが魅力です。
※料金は予告なく変更になる可能性があります
動物たちと直接ふれあえる「カピバラとワオキツネザルの部屋」
目玉は動物たちとより近い距離でふれあえる「カピバラとワオキツネザルの部屋」。天井が高く広々とした空間で4種の動物たちが暮らしています。
まず出迎えてくれたのが、クリクリの目がキュートなワオキツネザルたち。元気に部屋中を動き回っています。と、思ったら次の瞬間…。
何食わぬ顔で飼育員さんの肩にぴょんっと飛び乗ってきました！背中や肩に乗るのが大好きだそうで、見知らぬ人でも構わず飛び乗ってきてくれます。ちなみにこの写真を撮った1秒後、筆者の肩にジャンプしてきたのは言うまでもありません。
初めはその人懐っこさにびっくりしますが、慣れてくるとかわいいもの。さすがに慣れている飼育員さんは（慣れているのはワオキツネザルのほう？）まるで自分の体の一部のように温かい目で動物たちと接していました。 小さな子どもは驚いてしまうかもしれないので、パパやママがケアしてあげるのがよいかもしれませんね。
ちなみにワオキツネザルはお昼ごろには寝てしまうので、確実にふれあいたければ朝一番か、起き始める15時か16時に訪れるのがよいでしょう。
部屋の奥にはおしゃれな猫足のバスタブが並べられており、「伊豆シャボテン動物公園」の名物でもあるカピバラたちのお風呂タイムを見学できます。気持ちよさそうにしていますが、かなりぎゅうぎゅうです。
お風呂に入っていないカピバラもいて、みんなマイペース。写真を撮っていたらこちらにゆっくりやってきて目の前でごろりと横たわり、まるで撫でてもいいよと言わんばかりの様子。お腹を優しく撫でてあげました。ちなみに写真のカピバラは、2021年10月に生まれたばかりの3つ子の父親である、がんも。
1回200円〜のエサやり体験でもっと動物たちと仲よく
「アニタッチみなとみらい」では動物たちへのエサやり体験ができるのも魅力。エサは1回200円〜（300円の特別限定エサもあり）で購入でき、「カピバラとワオキツネザルの部屋」ではナマケモノとオニオオハシ以外の動物にエサをあげることができます。
棚の中にはカピバラ用と、ワオキツネザル・アカテタマリン用のエサの2種類を用意。どの動物にエサをあげたいか飼育員さんに伝えて、もらうようにしましょう。
カピバラには青草をあげます。上手にもりもり食べる様子がとっても愛くるしくて癒やされる！
手足がオレンジ色をしたこちらのお猿さんはアカテタマリン。
ワオキツネザルのように積極的に近づいたり飛び乗ってきたりはしませんが、エサをあげるとこんな感じで近寄ってくれます。
ゆっくりとした動きが特徴的なフタユビナマケモノ。一生のほとんどを寝て過ごすのだそうです。この日は起きていました！
こちらは目の覚めるようなクチバシの色が特徴的なオニオオハシ。大きなクチバシを動かして、部屋に結んであるロープをほどいてしまうこともあるのだとか。意外と器用なんですね…。
部屋内は線路風のはしごや、駅名の看板、中華街の門など横浜・みなとみらいをイメージした細かい装飾が凝っているのでぜひチェックしてみてください。
また滅多にありませんが、オニオオハシの“落とし物”などで服装の汚れが気になるという人は入口でポンチョ100円を購入することもできますよ。
そのほかの動物たちも見ごたえたっぷり！
こちらはヒヨコやミーアキャット、モルモットといった小動物とふれあえる場所。直接ふれあえる動物と、ガラス越しに見学できる動物で分かれています。
「ぴよぴよ」という癒やしの鳴き声を発しているのは、大量のヒヨコたち。2週間に1度ヒヨコたちは入れ替わるそうで、この日は運よく生まれたばかりのヒヨコたちに遭遇することができました。小さなヒヨコたちがちょこまかと動き回っている姿を見ているだけで、もう言いようのない幸せホルモンが脳からドバドバと流れてくるのが分かります…。
ヒヨコはふれあい、エサやりOK。素早く、優しく包み込むようにしてふれてあげましょう。びっくりするくらいのふわふわ感と温かさにもうメロメロ。連れて帰りたい…。
こちらは身を寄せ合う姿がかわいらしいプレーリードッグ。ふれることはできませんが、ガラスに空いた穴からエサをあげることができます。
まるで置物のようにじっとあたりを眺めているカラフトフクロウもいました（見学のみ）。ほかにもウサギやモルモットなど小さな子どもでも安心してふれられる動物がいるので、じっくり癒やしの時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
忘れず立ち寄りたいオリジナルグッズショップ
かわいい動物たちに癒やされた後にぜひ立ち寄りたいのがこちらの「アニタッチみなとみらいSHOP」。ぬいぐるみをはじめ、Tシャツや雑貨など「伊豆シャボテン動物公園」で販売しているオリジナルグッズを販売しています。
一番の人気は、「伊豆シャボテン動物公園」でも評判のぬいぐるみ「LOVE湯カピバラ」。白いカピバラのぬいぐるみと、猫足バスタブのぬいぐるみはアニタッチみなとみらい限定で、お風呂に入っているカピバラを再現することができますよ。ちなみに通常の「LOVE湯カピバラS」は手に柚子を、「アニタッチ限定LOVE湯カピバラS」は手に肉まんを持っています。
こちらのカピバラのバスタブキーホールダーも人気。気持ちよさそうにお風呂に浸かっています。友人や家族へのおみやげにおすすめ！
「横浜ワールドポーターズ」の2階という便利な立地にある「アニタッチみなとみらい」。やはりカピバラとワオキツネザルの部屋が人気で、週末などはあまりに混雑した場合、人数制限を行うこともあるそうです。平日が比較的空いているそうですが、週末であれば食事に出かけるお昼や夕方のタイミングがおすすめですと教えてくれました。
日々忙しくて心が疲れていると感じたら、「アニタッチみなとみらい」の動物たちとふれあって心のエナジーチャージをしてみてはいかがでしょうか。
Text：Maui Hara
Photo：Maui Hara
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