京都の老舗「半兵衛麩」の新展開!「Café ふふふあん」でおいしいもきれいも手に入れる!
古くから愛される老舗が多い京都で、近年増えているのが老舗プロデュースのカフェ。麩や湯葉の老舗「半兵衛麩」からも、おからを使ったメニューを扱うカフェが登場したそう。おいしくいただけて、きれいになれそうな新店の情報を紹介します。
京都らしい景色を望める老舗プロデュースカフェが登場
江戸時代創業の麩と湯葉の専門店「半兵衛麩」が展開するブランド「ふふふあん」。麩は和食に使うという固定概念を覆したいと、新しい麩の商品を展開したり、麩のアレンジ料理を提案したりしています。
そんな「ふふふあん」が、若い世代にも麩と湯葉に親しんでほしいと、2022年4月末に「Café ふふふあん」をオープンさせました。場所は京阪の清水五条駅からすぐ。大定番の観光地・清水寺の最寄り駅です。半兵衛麩本店3階にカフェがあります。
約70席の広々とした店内にはソファ席、カウンター席などさまざまなタイプの席が揃います。特におすすめなのは、鴨川や五条大橋など、京都らしい風景を眺められるカウンター席。
明るい光がたっぷりと降り注ぎ、晴れやかな気分になれそう!
ボリューム満点なのにヘルシーなランチ&スイーツ
「Café ふふふあん」では、美と健康をテーマに、生麩や生湯葉などを使ったランチやスイーツを提供しています。
ランチは和のセットと洋のセットの2種類。弁慶~和風セット~1760円は生麩と生ゆばがのったあんかけご飯に、汲み上げゆばや卯の花、季節野菜の麹漬けなどが付いて栄養バランスもばっちり!
生姜が効いた生麩と生ゆばのご飯は、もちもちの生麩と、とろとろの生ゆばがたっぷり入っています。半分くらい食べ進めたところで、別添えのぶぶあられをかけて、食感の違いを楽しみましょう。箸休めには、自家製の昆布の佃煮や優しい味わいのおからをどうぞ。
牛若丸~洋風セット~1760円はなま麩と豆乳を使ったグラタンをメインに、やき麩粉とおから入りのパン、豆乳おからサラダ、なま麩のアヒージョなどがつきます。豆乳やおからはタンパク質豊富な食材でヘルシーなので、カロリーが気になる人にもおすすめ。パンはやき麩粉を使うことで、しっとり感が長持ちするそうです。
ちなみにこのグラタンは、京都女子大学の学生さんとコラボして作ったもの。クリーミーなホワイトソースとやわらかな麩がマッチした、新感覚なグラタンに驚きっぱなしでした。
和セット、洋セットともに豆乳きなこプリンがセット。なめらかな食感でつるんといただけますよ。
こちらはFufuマフィン550円。豆乳や生のおから、焼き麩などを使ったふわふわの生地の中に、甘酸っぱいブルーベリーや、ザクザク食感のココナッツのクランブルが入っています。バターや卵、白砂糖は不使用だそうですが、そうとは思えないぐらいふわふわしっとり!ちなみにマフィンのフレーバーはチョコバナナ、ゆずなど日によって変わるそう。取材時(2022年5月中旬)はイートインのみですがテイクアウトも考えているそうです。
カフェだけじゃない!日本各地の工芸品も販売
カフェの奥には物販のコーナーがあります。ここでは京都に限らず、スタッフがセレクトした日本の工芸品を販売。黒文字10本入り550円は「Café ふふふあん」で麩饅頭を提供する際に使われているものです。
のせるものに合わせて折り曲げたり、丸めたり、好みの形を作り上げられる、すずがみ2200円~は、お菓子をのせたり、アクセサリーなどの小物置きにぴったり。掃除や台所などマルチで使える和晒(わざらし)ロール1980円~もおすすめです。
麩やおからを使った、ヘルシーでおいしいメニューが揃う「Café ふふふあん」で、京都らしい景色を眺めながら、体にやさしいランチ&スイーツを味わってくださいね。
■Café ふふふあん
住所:京都府京都市東山区問屋町通五条下ル上人町433
TEL:075-561-0371
営業時間:10~17時(LO16時30分)
定休日: 水曜
Photo:マツダナオキ
Text:米田友海(エディットプラス)
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。