食・グルメ
2022.05.27
カフェマニア厳選！開放感のあるテラス＆おしゃれなモーニングを楽しめるお店3選
ぽかぽか陽気の今こそ、テラス席で爽やかな朝食を楽しむチャンス！今回は、都内を中心におしゃれなカフェをSNSなどで紹介しているさきぷれっそさんに、モーニング利用も可能な開放感あるお店をセレクトしていただきました。こだわりの詰まった3店をご紹介します！
Summary
代官山のウッドテラスで定番モーニング「GARDEN HOUSE CRAFTS」
東急東横線 代官山駅から徒歩約5分の緑豊かな商業施設「ログロード代官山」に店を構える「GARDEN HOUSE CRAFTS（ガーデンハウス クラフツ）」。
こちらの代官山店以外にも、「GARDEN HOUSE」としては全4店舗があるのだとか。お店の1号店があるのは鎌倉。有名なアーティストが愛した庭つきアトリエの跡地に店舗を設けたことが店名の由来になっていて、“庭のあるお家に人を招くようなお店にしたい”という想いが込められているそう。代官山店は“手作りを重視したベーカリー”という意味で、“CRAFTS”と名づけたとのことでした。
黒を基調に、ウッド感を大切にしたシンプルなお店のデザインが、洗練された代官山の雰囲気にぴったり！テラス席はたっぷり68席で、2人掛けや4人掛けの席も。頭上にはタープと電球が下がっていて、おしゃれに朝の時間が過ごせます。
お店のメニューは「Season-inspired（季節のもの）」×「Fine-crafts（手づくり）」×「Eat-local（作り手の顔が見える）」をモットーに作られています。早速、モーニング限定プレートを。卵は「スクランブルエッグ」か「サニーサイドアップ（目玉焼き）」の2種類から選ぶことができて、今回は「サニーサイドアップ」をチョイスしました。
お店自慢のカンパーニュは、4種類の国産小麦を使用しているというこだわりぶり。こちらは、アメリカ・サンフランシスコの有名店「タルティーン ベーカリー」から発酵種を受け継ぎ、オープンから6年もの間、継ぎ足し続けているんだとか！酸味が感じられて、とってもおいしいんです。焼き上げる釜も「タルティーン ベーカリー」と同じものを使って、パンの水分量を逃がさないように焼き上げています。外はカリッ、中はフワッとした食感が楽しめますよ！ベーコンは「GARDEN HOUSE」1号店である鎌倉店でも使用しているという「鎌倉ベーコン」。厚めの5ミリカットなので食べ応えがあります！
ほかにも、店内にはパンや焼き菓子が充実！チーフシェフは製菓作りの経験もあるそうで、しょっぱい系から甘い系まで揃っています。朝のお散歩がてら、パンとコーヒーを楽しむのもいいですね。
■GARDEN HOUSE CRAFTS（がーでんはうす くらふつ）
住所：東京都渋谷区代官山町13-1 LOG ROAD DAIKANYAMA 5号棟
TEL：03-6452-5200
営業時間：8時30分～18時（17時フードLO、17時30分ドリンクLO）
定休日：不定休
ふわっふわのフレンチトーストで朝からごきげんに！雨でもテラスが楽しめる「No.4」
東京メトロ有楽町線 麹町駅から徒歩約5分。こちらの平屋建てのお店が「No.4（ナンバーフォー）」です。
麹町は、由緒ある高級住宅街かつ、新旧さまざまな会社が立ち並ぶビジネス街。複数の大使館もあり、多種多様な方々が過ごしています。そんなみなさんに「Neighborhood Place（近所のお店）」として日常的に使ってほしいという思いがお店のコンセプトなんだそう。
お目当てのテラス席は50席と広々！寒い日や雨の日はビニールカーテンを閉めて“半外”にすることもできるので、いろいろな季節に利用できます。お店の周囲にもスペースがあるので、街中ながらも開放感を感じられますよ！
「ハンドクラフト」にこだわった料理やドリンク、豊富な種類のパンがお店の魅力！素材にこだわり、北海道産の小麦やドイツ産の有機ライ麦を使っています。また、湯種や自家製酵母などの一手間を加えた製法でオリジナリティを追求しているんだとか。
今回ご紹介するモーニングメニューは、塩ホイップクリームの付いたフレンチトースト。甘党さんも大満足の一品です。それもそのはず、一口食べると、ふわっふわの食感に驚きが隠せません！フレンチトースト用に焼いたパンを使うことで、このふわっとした食感が生まれるんだそう！湯種製法でブリオッシュを仕込むなど、食感や風味を向上させるための創意工夫も重ねているんです。
付け合わせのメープルをかけて楽しむのもいいですが、塩ホイップと一緒に食べるのがお店オリジナル。味が大きく変化するので、フレンチトースト特有のバターや卵の重みも、最後の一口まで気になりません！
ほかにも充実したモーニングメニューが！お店のおすすめのひとつが、野菜がたっぷりの「アボカドトースト、フルーツサラダ」。こだわりのトーストは「湯種サワードゥ」という生地にシリアルを練りこんでカリッと焼き上げ、生地の食感とアボカドのコクを味わえる定番の一皿に！
モーニング提供はありませんが、ランチやディナーで楽しむなら、店内の薪窯で焼き上げるふわもちのピザがお店のイチ押しです！
■No.4（なんばーふぉー）
住所：東京都千代田区四番町5-9
TEL：03-3234-4440
営業時間：8～22時 (21時LO)
定休日：無休
サラダボウルとコーヒーで爽やかな朝に！「WOODBERRY COFFEE ROASTERS 渋谷店」
JRほか 渋谷駅から徒歩約10分の路地にある「WOODBERRY COFFEE ROASTERS（ウッドベリー コーヒー ロースターズ） 渋谷店」は、オーガニックの素材を取り揃えた自家焙煎のコーヒーショップ。入り口はカウンターに面した開放的な土間になっていて、気軽に立ち寄れます。
テラス席は全部でふたつ。“コーヒーだけでなく食事もゆっくり楽しんでもらえるように”と、テーブルを用意しているんだそう。そよ風を浴びながらゆったりとした朝を過ごせますよ。
こだわりは、コーヒーと自家製スパイスの料理。お店で使うものはほとんどがオーガニックで、“環境にもカラダにもやさしい“を意識しています。
「ブッタボウル」は、ヴィーガンの方も食べられる素材のみを使用！麦と米の中間のような食感の「キヌア」が入っていて、食べ応え抜群。一番上の「ひよこ豆のペースト」は、スパイシーさをプラスしていていいアクセントになっています。味付けには、酸味の効いた白ごまペーストのドレッシングを使用しているので、夏でもさっぱり！さらに、クミンシードやハーブを入っているので、最後までいろんな味を楽しめますよ。
コーヒーは、豆の品質を確かめる品評会で選ばれた「スペシャルティコーヒー」を使用！品質のよさはもちろんのこと、環境問題や労働環境に配慮して生産されていることもポイントなんだとか。今後、扱うコーヒー豆は生産者と直接取引きしていく予定で、コーヒーに対する熱い想いを感じます。販売用の豆のパッケージは、それぞれの豆の味がイメージできるようなデザインで、いろいろ試してみたくなりますね！
コーヒーを淹れてくれるのは気さくなバリスタさん。今回は「コロンビア エル ミラドール」という豆を、ハンドドリップでさっぱりといただくことに。コーヒーは抽出方法によっても楽しみ方が変化するので、好みに合わせておすすめを教えてくれますよ！また、提供の際に飲み方やフレーバーの特徴を説明してくれるのもポイント。生産者の声を届けることがお店のスタッフの使命なんだそうです！
オーダーメイドの器もポイントのひとつ。空の器にコーヒーを少しずつ移して、香りや味わいの変化を楽しみます。ひと口飲むと、りんごを感じるフルーティなフレーバーで、酸味がさっぱりとおいしい。後に残る苦味もなく、スッと飲めるコーヒーに感動します。
コーヒー豆を焙煎する際に出るカスで染めたTシャツなどの販売も！サステナブルを意識した取り組みが素敵ですね。
■WOODBERRY COFFEE ROASTERS 渋谷店
（うっどべりー こーひー ろーすたーず しぶやてん）
住所：東京都渋谷区渋谷東2-20-18
TEL：03-5962-7518
営業時間：8～18時
定休日：無休
今回は、テラス席でモーニングが食べられるおしゃれなカフェを3店ご紹介しました。見た目だけでなく、素材や味にもこだわった魅力的なお店で、優雅な朝を過ごしてみるのはいかがですか？
【監修者プロフィール】
Instagram：@sakipresso.jp
「もう一度行きたい」と思える場所だけをInstagramで紹介している都内のカフェマニア。おしゃれな手書き文字の添えられた写真と、食欲をそそるショートムービーがカフェ好きのフォロワーさんに大人気。
Photo・Text：土井彩寧（vivace）
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