経堂「Raw Sugar Roast」はアンティークな空間でスペシャルティコーヒーが飲めるカフェ
焙煎所として、これまで数多くのコーヒーショップのコーヒー豆プロデュースを行ってきた「Raw Sugar Roast(ローシュガーロースト)」。コーヒー豆の産地や生産者の個性を生かしながら焙煎し、生み出されるスペシャルティコーヒーに定評があります。そんな「Raw Sugar Roast」が2022年4月、初のカフェスタイルのお店をオープンさせました。アンティークの家具を集めた落ち着く空間で、世界各地の個性豊かなコーヒーをゆっくり楽しめます。
Summary
アンティーク家具が生み出す、おしゃれで落ち着く空間「Raw Sugar Roast」
経堂駅から徒歩3分。レンガ造りのビルの1階にあるのが「Raw Sugar Roast」です。お店の入口には看板などはなく店名が書かれたプレートが小さく貼ってあるだけ。実はこれもこだわりのひとつなんだとか。
このお店での体験が誰かにとって必要なものであれば、看板はなくても人から人に伝わっていき、お店にお客さまが来てくれると考えているそう。思いをもってお店を経営していることが伝わってきますね!
お店に一歩足を踏み入れれば、コンクリート打ちっぱなしの空間に木製の家具が揃い、大人な雰囲気。とてもおしゃれな空間が広がっています。
店内に置かれた家具はすべてアンティークで揃えられており、インテリアのひとつひとつが、こだわりをもって選ばれていることが伝わってきます。使いこまれるほどに味が出てくるアンティーク家具で生み出された空間は、居心地のよさも抜群。
コクとなめらかな味わいが特徴のコーヒー「フラットホワイト」
このお店に来たら、こだわり抜かれたスペシャルティコーヒーを味わいたいところ。今回注文したのは、「フラットホワイト」550円。ニュージーランドやオーストラリアなどでは定番の飲み方で、エスプレッソとミルクを合わせたコーヒーです。
使っている材料はカフェラテと同じですが、ミルクの使用量がラテより少ないため、エスプレッソがより強く感じられます。「フラットホワイト」に使われているのは、クラシックな味が特徴のコーヒー豆。飲んでみると、コクがしっかりと感じられる味わいが印象的でした。
また「Raw Sugar Roast」は世界各地のコーヒー豆を取り揃えて、店内で焙煎。その豆をチョイスして、ハンドドリップでいただくこともできます。生産者や土壌の個性を味わってもらうため、豆はどれも浅いり。産地によってまったく違った表情を見せるスペシャルティコーヒーで、コーヒーの奥深さを感じられること間違いなしです!
またコーヒー豆の購入も可能です。どんなコーヒーがいいか迷ってしまったときはスタッフの方が相談にのってくれるそうなので、安心。お気に入りの一品を選んでみてくださいね!
カヌレにバスクチーズケーキも。コーヒーに合う絶品スイーツメニューもチェックを!
「Raw Sugar Roast」はコーヒーに合うスイーツも充実しています。まずご紹介するのは「カヌレ」500円。外はかりっと香ばしく、中はぷるっと、コントラストのある食感となっています。王道のカヌレといった味わいで、しっかりとした卵感とラム酒の香り高さがくせになります。
次にご紹介するのは「バスクチーズケーキ」600円。濃厚しっとりな「バスクチーズケーキ」は、舌触りもなめらか。チーズの風味を残してとけるように消えていくチーズケーキは、食べ始めると止まらないおいしさです!
「Raw Sugar Roast」は、心落ち着く空間でゆっくりとスペシャルティコーヒーを味わえる、素敵なカフェでした。これからますます人気のお店になっていくはずなので、早めにチェックしてみてくださいね!
Text&Photo:上野郁美(エフェクト)
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