食・グルメ
2023.08.04
中目黒「STOCK COFFEE（ストックコーヒー）」の都会的なスタイリッシュプリン
中目黒らしい都会的な雰囲気がただようカフェ「STOCK COFFEE」。ファッション業界や映像業界で活躍するクリエーターがグラフィック、オリジナルアイテムなどを手がけています。名物である自家製プリンをはじめ、週替りで登場するサンドイッチ、多種多様なドリンクメニューも洗練されており非常に魅力的です。
都会に溶け込む秘密基地のようなカフェ「STOCK COFFEE」
目黒川と野沢通りが交わる交差点の少し先、中目黒らしい都会的な街並みに溶け込んでいる「STOCK COFFEE」。ロゴマークや窓ガラスのグラフィックなどストリート感あふれるカッコいい建物の外観が印象的です。
それもそのはず、デザインを手がけたのは「FIRSTORDER」の岡田喜則さん。昨年リブランディングで話題となった飲食チェーン「PRONTO」のロゴデザインや、人気アーティストのCDジャケット、ミュージックビデオなどを製作するクリエイティブチームの代表者です。
内装デザインの担当は、塊根植物ブームを牽引する「ボタナイズ」やドッグフレンドリーとして評判の「アネアカフェ」といった人気店の仕掛け人である横町健さん。落ち着いた雰囲気ですが、こちらもワンちゃんの入店は大歓迎だそう。フリーWi-Fiやコンセントも備えており、ちょっとしたPC作業をするために訪れる常連さんも多いとか。
スツールが並ぶ1階のカウンターは14席、地下はフリースペースになっていて15人くらいはゆったりくつろげます。販売しているオリジナルブランドのアパレルグッズが、インテリアとして機能しているのもスタイリッシュ。ブラックのソファ席なども配されて秘密基地のようです。
「STOCKオリジナルプリン」のとろける食感と濃厚な味わい
スイーツの名物は、店内で丁寧に手作りしているため数量限定という「STOCKオリジナルプリン」660円。ちょっぴりクールで愛らしいクマのイラストは、ファッション界隈で注目を集めているペインターグループ「sKetChboOok3」（スケッチブックスリー）が描いたものです。
とろ〜りなめらかな口どけも抜群。甘さ控えめながら味わいは濃厚です。秘訣は神奈川県産の玉子。県内産のブランド米「はるみ」入りの特製飼料で育った鶏の玉子を使っているそうです。もちろん添加物などは一切不使用。優しい甘さを感じるのは、まろやかな甘みが特徴の沖縄県産本和加糖を使っているからなのだとか。
生乳、玉子、生クリーム、砂糖、バニラオイルと、できるだけシンプルな素材を使いつつ、絶妙な配合で食感や味わいにこだわり抜いたことがよくわかります。
コーヒーに使用している豆は、コクの深いコロンビア・スプレモをベースにしたオリジナルブレンド。スチームミルクたっぷりのラテ系のドリンクはオプションでソイミルク、アーモンドミルク、オーツ麦ミルクに変更もOK。ヴィーガンや腸活中の方にもうれしいラインナップですね！
コーヒー以外との組み合わせも◎今回は、「自家製レモネード」680円をチョイスしました。自家製のレモンシロップを使用しており、さわやかなレモンの香りと、スッキリとした甘さが特徴です。これからの夏にもぴったりのドリンクですね♪
ランチにおすすめ！甘じょっぱいワッフルにも注目
フードでは、ワッフルメニューをいただくことができます。ランチにおすすめなのが「スモークサーモンとクリームチーズのワッフル」1400円。
スイートな味のワッフルに、ディル、ケーパー、ピンクペッパーをトッピングしており、甘いとしょっぱいの病みつきな組み合わせがたまりません。
アーバンな魅力が凝縮されている「STOCK COFFEE」。近所に住んでいる方はもちろん、中目黒らしい都会的なひとときを過ごせるので、遠方からショッピングに来た方などにもオススメのカフェでした♪
text&photo：柴山たき（effect）
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