横浜「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」の 見学再開! 予約方法やツアー、工場見学の内容を徹底解説
2022年1月に誕生した「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」は、森永製菓の歴史やお菓子について学べて、工場見学も楽しめる施設。新型コロナウイルス感染症の拡大により一時見学を休止していましたが、2022年4月13日(水)から待望の見学を再開! 予約方法や催行人数、見学内容など最新情報を詳しくご紹介します。
ツアー内容、予約方法は?
「森永エンゼルミュージアム MORIUM」は森永製菓創業120周年を記念し、横浜の鶴見工場敷地内にオープン。「MORIUM」は「MORINAGA」の「MORI」とラテン語の「ARIUM(~の場所)」をかけ合わせ、MORINAGAが生み(UM)出す価値を体感してほしいという意味が込められているそう。
JR鶴見駅からバスで約10分の場所にあります。
ツアーでは「森永エンゼルミュージアム MORIUM」と工場の製造ラインをアテンダントさん付きで見学することができます。平日のみ午前と午後の1日2回、約1時間10分の催行で完全予約制(公式サイトから予約、料金は無料)。2022年5月現在、問い合わせが多く予約はすぐ埋まってしまうとのこと。公式サイトから見学日の10日前9時から予約可能なので、日にちが決まったら早めの予約をおすすめします!
子どもはもちろん大人も興奮する遊び心満載の展示
「森永エンゼルミュージアム MORIUM」に到着すると近未来のような白を基調とした空間と、「チョコボール」のキャラクター・キョロちゃんがお出迎え。洗練された真っ白な空間は、森永製菓のこれまでの120年を次世代へとつなぎ新たな未来を“お客様と一緒に色付けていきたい”という思いが込められているといいます。
存在感抜群のキョロちゃんとの記念撮影を忘れずに。白い空間によく映えます。
ツアーを案内してくれるのは、森永製菓のお菓子や歴史に詳しいアテンダントさん。丁寧に分かりやすく説明してくれるので、気になることがあったらどんどん質問しましょう!
ツアーは森永製菓のこれまでの歴史や商品について学べる「シアタールーム」での映像からスタート。3m×15mの巨大スクリーンでは創業者である森永太一郎氏の歩みや、不朽のロングセラーとなった商品「ミルクキャラメル」の開発秘話をはじめとした人気商品などについての映像を鑑賞することができます。
映像を鑑賞し終わったあとは「ヒストリーコーナー」を見学。森永太一郎氏の創業時のエピソードや商品を、当時のパッケージや貴重な宣伝ポスターなどでたどります。
歴代の「おもちゃのカンヅメ」がずらりと並ぶ展示も。子どもから大人、シニアまでそれぞれの世代ごとに懐かしい!と思えるものがあるかもしれません。
続いて「おいしさのヒミツエリア」へ。ここでは商品ジャンル別に製造方法のこだわりやおいしさのヒミツを、子どもでも分かりやすい模型や映像で展示。
「ハイチュウ」エリアでは販売当時から現在に至るまでのパッケージデザインの変化やこだわりがわかるようになっています。
これまでに約500種類以上販売してきたという「ハイチュウ」のフレーバーがずらりと並ぶ展示も!写真はほんの一部ですが、食べたことのあるフレーバーから、思わずどんな味だろうと気になってしまうようなレアなものまで並んでいます。
ちなみに「おいしさのヒミツエリア」の各展示は商品モチーフになっている細かいデザインがニクい!写真は巨大な「ハイチュウ」が積み重なっています。展示の上の方に注目して見学してみてくださいね。
こちらは「アイスクリーム」の展示コーナー。巨大冷蔵庫を模した展示で、中には「チョコモナカジャンボ」や「ICE BOX」をはじめとしたアイス製品がずらりと並びます。ここでは「ICE BOX」の製造工程を映像で見ることができます。
「チョコモナカジャンボ」に入っているチョコが飛び出すユニークな仕掛けの展示も。
すべての世代から愛されるビスケット「マリー」の展示では、間違い探しのクイズコーナーもあります。ぜひ挑戦してみくださいね。ちなみに、「マリー」という名前はマリー・アントワネット妃に由来し、ビスケットの周りには彼女の家紋を表現したデザインが描かれているのだという目からウロコのトリビアも教えてくれました。
「小枝」と「ハイチュウミニ」の製造ラインを見学
続いて工場見学へ移動。工場は「森永エンゼルミュージアム MORIUM」から徒歩数分の場所にあり、「小枝」「ハイチュウミニ」の製造ラインを窓越しに見学することができます。写真は「小枝」の見学通路。チョコレートをイメージしたブラウンカラーになっています。
「小枝」が製造、包装されラインを流れていく様子に思わずワクワク。ここでもアテンダントさんの説明に加え、製造工程の映像やラインのライブ映像を見ることができます。
こちらでは「ハイチュウミニ」がケース詰めされる工程を見学。日々何気なく食べているお菓子は機械の精密な作業に加え、このように作業員の厳しいチェックをクリアして私たちの元に届いているのだと改めて気付かされます。
「ハイチュウミニ」の見学通路もしっかり「ハイチュウ」柄に。初めに販売されたストロベリーに加えグレープ、グリーンアップルの3色でポップな雰囲気です。
モリウムオリジナルアイテムをチェック!
「森永エンゼルミュージアム MORIUM」に併設されている「ミュージアムショップ」も要チェック。森永製菓のおなじみの商品はもちろん、モリウムオリジナルアイテムや、地方限定のアイテムも一部揃っています。
こちらは「森永エンゼルミュージアム MORIUM」限定商品。「マリー」の形をした「コンパクトミラー」935円や「小枝マスキングテープ」440円などお菓子モチーフの雑貨はどれもキュート。
かわいらしいキョロちゃんが描かれたこちらの商品は、「ポテロング」や「ハイチュウプレミアム」など人気商品が詰め合わせになった「キョロちゃんお楽しみ袋」408円。子どもに人気の商品です。
沖縄など地方へ行かないと手に入らない地域限定の「おみやげハイチュウ」各648円。「ハイチュウ」好きにはたまらない限定フレーバーの豊富さが魅力!ぜひおみやげにゲットしてみてはいかがでしょうか?
販売当時の商品パッケージや開発秘話を知ることで、大人は思わず懐かしい!とテンションが上がり、子どもや若い世代は新鮮な体験ができるトリビア満載の「森永エンゼルミュージアム MORIUM」。実際に製造されている現場を見学しその歴史を知れば、普段食べている森永製菓のあのお菓子がよりおいしく感じられるかもしれません。
※予約は公式サイトからのみ。電話予約は不可。完全事前予約制。小学生以上対象、保護者同伴であっても未就学児の入場不可
Text:Maui Hara
Photo:Maui Hara
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