【台湾現地レポ】日本でおなじみ「MUJI 無印良品」の台湾限定商品をおみやげに!

【台湾現地レポ】日本でおなじみ「MUJI 無印良品」の台湾限定商品をおみやげに!

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日本でおなじみの「無印良品」は台湾でも人気のショップです。近年は独自の商品開発にも力を入れており、中でも一部店舗で扱っている「良品市場」は、台湾の小規模農家とタッグを組んだ台湾オリジナル商品が並ぶ注目のライン。台湾でしか手に入らない特別なお土産を探してみませんか?

Summary 

苦難が導いた、台湾オリジナル商品誕生のきっかけ

世界各国に進出している「無印良品」が、台北に1号店をオープンさせたのは2004年のこと。「MUJI(ムジ)」「無印良品(ウーインリャンピン)」の名で親しまれ、次々と店舗数を拡大。今では台湾各地に55のショップ(2022年5月末現在)を展開するまでに至っています。

扱う商品の多くは日本と同じものですが、近年は政府が定める日本と異なる安全基準が足かせとなり、輸入の制限に悩まされることも。そこで新たに始めたのが、台湾人の趣向に合わせた独自の商品開発でした。

台湾商品? 日本商品? どうやって見分けるの?

2019年から始まったこの試みですが、現在は食品を中心に40種類ほどの台湾オリジナル商品が並びます。

とり立てて「MIT(メイドイン台湾)」を主張しているわけではありませんが、①中国語表記がある、②不透明のパッケージに商品のイメージ写真がデザインされている、が大まかに見分ける目印です。例外もありますが、裏面の成分表に「產地(または原產地):台灣」の文字があればまず間違いありません。

ちなみに日本と同一商品は、食品の場合は主にパッケージが透明なんだとか。日本語+イメージ写真パケの場合、裏面に中国語の成分表示シールが貼られているので、そちらも見分ける目安です。

おみやげにしたい! ONLY台湾の限定商品

「鐵觀音爆米花」NT$49(中央)。
「鐵觀音爆米花」NT$49(中央)。

さて、台湾でしか買えないオリジナル商品にはどんなものがあるのでしょうか?

イチオシは鉄観音茶パウダーをコーティングしたポップコーン「鐵觀音爆米花」です。台湾らしい濃厚なお茶の香りと味わいが病みつきになりそう!

ほかにも「鹽味起司 國產爆米花(塩チーズ)」や「奶油雞肉咖哩風味爆米花(バターチキンカレー)」など、各種ポップコーンが充実。台湾っぽさはないけれど、日本にはないテイストの台湾の限定商品で、どれもおすすめですよ。

「梅粉味番薯脆片」NT$49(右)。梅パウダーなしの「原味番薯脆片」NT$49(左)も。
「梅粉味番薯脆片」NT$49(右)。梅パウダーなしの「原味番薯脆片」NT$49(左)も。

台湾らしさでいったら「梅粉味番薯脆片」もハズせません。こちらはポテトチップスならぬサツマイモチップスで、台湾産の厳選していないサツマイモを使用しています。これは日本の不揃いシリーズと同じ考え方。「大きさは不揃いでも味は負けていない」のだとか。

振りかけられた梅パウダーが台湾っぽ~い! 台湾では、フルーツやフライドポテトに梅パウダーを振りかけるのが割とメジャーな食べ方なんですよ。ぜひお試しを!

また、中には日本と同じ商品を台湾で製造&販売しているものも。例えば日本の「チキン味 ミニラーメン」は「即食迷你拉麵」として台湾の店舗に並んでいます。よく見ると、グラム数や成分がちょっと違うんです。日本産VS台湾産を食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

台湾の風土や暮らしを感じる「良品市場」なら、より台湾っぽい

黃金烏龍茶/重焙類(左)、冬香烏龍茶/清香類(右)は各NT$379/8入。
黃金烏龍茶/重焙類(左)、冬香烏龍茶/清香類(右)は各NT$379/8入。

さらに台湾の小規模農家と提携した「良品市場(リャンピンシーチャン)」シリーズなら、台湾の食卓に欠かせない大豆製品・お茶・お米や麺類……など、さまざまな台湾限定商品がラインナップされていて、より身近に台湾の風土や暮らしを感じられそうです。

要チェックはドリップバッグ茶。茶どころの南投・名間の老舗茶園で大切に育まれた茶葉を、一芯二葉で摘み取って製茶しているから、茶器で楽しむのと同等の風味が味わえます。

「良品市場」の商品はどれも無印良品らしいシンプルなパッケージで統一してあり、こちらのお茶もパッケージを開けるまでドリップバッグと気付かないほどの控えめ表記。けれど開けてびっくり! 今までになかったドリップバッグ式と芳醇なお茶の風味をお楽しみください。

「良品市場」も大充実の美麗華旗艦店は要チェック!(画像提供:台湾無印良品)
「良品市場」も大充実の美麗華旗艦店は要チェック!(画像提供:台湾無印良品)

「良品市場」は一部支店での扱いとなり、今回チェックした「統一時代百貨台北」のほか、台湾各地の25店舗で手に取ることができます。

とりわけ台湾一の広さを誇るフラッグシップショップ「美麗華旗艦店」なら、「良品市場」も充実しています。ここにはパイナップルなど新鮮な青果や冷凍食品、調味料なども置かれていますよ。

さらに台湾・新竹の「春池玻璃」とタッグを組んだガラス工房で、再生ガラスを使ったDIYを体験したり、台湾初となる「Open MUJI」で台湾ならではのワークショップに参加したりとお楽しみがいっぱい! ほかにも多彩な体験が待ち受けています。

「Café&Meal MUJI」で台湾食材を使ったメニューを

選べる4品デリセットは[お好みのコールドデリ・ホットデリ各2種]+[白米または十六穀米]+[味噌汁]がついてNT$270(十六穀米はNT$290)と坪林蜜香紅茶(H)NT$90。
選べる4品デリセットは[お好みのコールドデリ・ホットデリ各2種]+[白米または十六穀米]+[味噌汁]がついてNT$270(十六穀米はNT$290)と坪林蜜香紅茶(H)NT$90。

台湾限定商品を手に入れただけで満足してはもったいないっ!「Café&Meal MUJI(カフェ&ミール ムジ)」で、台湾食材を使ったお食事はいかがですか?

季節ごとに異なるメニューが並ぶデリでは、旬の新鮮素材を使った台湾らしくもどこか日本っぽい数々がいただけます。今の季節なら、台湾の調味料「豆腐乳」を使ったサラダなどに混じって、日本っぽいゴマみそ風味のサラダや鶏肉のハンバーグなどが。お好みで選べるから、台湾風も日本風もどちらも試してみて!

それから本場でいただく台湾茶も見逃せません。台湾茶というとウーロン茶を思い浮かべますが、近ごろは台湾紅茶も豊富です。特に「坪林蜜香紅茶(ピンリン ミーシャンホンチャー)」は要チェック。はちみつみたいな優しい風味が味わえますよ。

台湾オリジナル商品にふれ、気に入ったらお土産にするのもよし、産地に足を延ばしてみるのもよし。おなじみの「MUJI 無印良品」から、台湾をより身近に感じてみませんか?

■MUJI 無印良品/Café&Meal MUJI統一時代百貨台北(ムジ ウーインリャンピン/カフェ&ミール ムジ トンイーシーダイバイフォータイペイ)
住所:忠孝東路五段8號 統一時代百貨台北B2
TEL:02‐8786‐0851
営業時間:11時~21時30分(金・土曜、祝祭日は~22時)
定休日:無休

■MUJI 無印良品 美麗華旗艦店(ムジ ウーインリャンピン メイリーホァ チージァンディエン)
住所:敬業三路20號 美麗華百樂園 漾館2F
TEL:02-8502-0851
営業時間:11~22時
定休日:無休


Text:林綾子(台北ナビ)
Photo:張哲倫

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