六本木・東京シティビューで「ベルサイユのばら展」開催決定!初公開の原画や宝塚歌劇のコーナーも登場

©池田理代子プロダクション

六本木・東京シティビューで「ベルサイユのばら展」開催決定!初公開の原画や宝塚歌劇のコーナーも登場

イベント 漫画 レトロ るるぶ&more.編集部 NEWS 東京都
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

東京・六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューでは、2022年9月17日(土)~11月20日(日)の期間中、「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に―」を開催。『ベルサイユのばら』といえば、今もなお何世代にもわたって愛され続ける不朽の名作。その魅力に迫るファン待望の作品展についていち早くご紹介します。

Summary

多彩な切り口で不朽の名作の軌跡と全貌に迫る「ベルサイユのばら展」

©池田理代子プロダクション
©池田理代子プロダクション

2022年9月17日(土)~11月20日(日)、六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューにて開催される「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に―」。

『ベルサイユのばら』は、2000ページにも及ぶ長大な物語。なかでも「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に―」では特に、マリー・アントワネットとオスカルのふたりに焦点を当てて、本イベントで初公開となるものを含めた当時の貴重な原画や、作者である池田理代子先生の当時の想いや言葉とともにご紹介。当時24歳だった池田先生が「必ずヒットさせる」と誓いながら描いた原画は力強い線がほとばしり、50年経った今でもその美しさに魅了されること間違いなし。会場では、登場人物の心情を映しながら筆致が変化していく様子も見ることができます。

さらに宝塚歌劇のコーナーでは、劇中の“オスカルの部屋”を再現。舞台衣裳や小道具などで華麗なる世界を堪能できます。テレビアニメや懐かしのグッズ、現在も続く展開をたどる展示など、多彩な切り口で不朽の名作の軌跡と全貌に迫るファン待望の作品展に大注目です。

知っておきたい『ベルサイユのばら』のキホン

©池田理代子プロダクション/集英社
©池田理代子プロダクション/集英社

ベルサイユのばら』は、昭和47年(1972)4月~昭和48年(1973)12月の間、少女マンガ誌『週刊マーガレット』(※)に連載された作品。当時は「フランス革命を勉強するなら“ベルばら”を読め」とまでいわれたほど、フランス革命を背景にする壮大な歴史ドラマは連載開始から少女たちの心をつかみ大ヒット。池田先生の徹底した歴史取材の賜物です。

特に、マリー・アントワネットが無邪気な女性から人間として成長していく姿は秀逸。そこに池田先生が創作した女性として生まれながらも、軍人として生きる男装の麗人・オスカルも登場。ふたりの女性の対照的な人生を軸に物語は展開していきます。

さらに多彩な登場人物が加わり、革命という激動の時代の波のなかで、それぞれの運命を生きる大群像劇のストーリーはもちろん、翌昭和49年(1974)の宝塚歌劇による舞台化、昭和54年(1979)のテレビアニメ放映などによって「ベルサイユのばら」は社会現象になり、そして、フランスをはじめとする世界各地で翻訳・出版されるなど、少女マンガの歴史を変える不朽の名作となったのです。

※現在は集英社が『マーガレット』として発行。

©大野愛子
©大野愛子

「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」の開催にあたり、池田理代子先生からのコメントです。

50年とは遥か昔のことのようではありますが、『ベルサイユのばら』という作品が親から子へ、そして孫へと読み継がれているという、連載中にはとても想像できなかった夢のような幸福を与えられ、作者としてはすべてに感謝したい気持ちです。
出版社は勿論のこと、宝塚歌劇団、アニメーション会社等々、事あるごとに盛り上げて頂きました。
そして今、このようなコロナ禍にあって、関係者の皆様には50周年展を開催し、祝って下さることに心より御礼申し上げます。
一人でも多くのファンの方に楽しんで頂けることを願いつつ。

東京シティビューからの絶景と一緒に『ベルサイユのばら』が織りなす夢のような世界観を楽しんでみませんか。

■誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-
開催期間:2022年9月17日(土)~11月20日(日)
開催時間:未定
開催場所:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
入場料:未定

※大阪・阪急うめだ本店にも巡回予定。そのほかの巡回先など最新情報は決まり次第で発表予定。

Text:TAKAKO

●新型コロナウイルス感染対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください