おでかけ
2022.08.01
上野「東京国立博物館（トーハク）」を徹底解説｜国宝や常設展示は？ アクセスやチケット情報も！
東京・上野にある「東京国立博物館」は、2022年で創立150年を迎えた、日本で最も長い歴史を持つ博物館。さらに所蔵品は質・量ともに国内最大級で、敷地面積も東京ドームの約2.2倍という広さ！ 今回はそんな「東京国立博物館（通称：トーハク）」の、見どころをご紹介します。
東京国立博物館ってどんなところ？
所蔵品のなかには国宝89件、重要文化財648件といった貴重なコレクションがあり、総所蔵数も約12万件と量も国内最大級。（2022年3月現在）
敷地面積はなんと東京ドームの約2.2倍もの広さで、本館、平成館、東洋館、法隆寺宝物館、表慶館、黒田記念館の6つの建物からなります。さらに本館北側にある庭園も合わせて楽しめますよ。とにかく広いので、1日じっくり時間をかけて回るのがおすすめです。
気になるアクセス方法やチケット情報をチェック
＜電車＞
・JR上野駅公園口から徒歩10分
・JR鶯谷駅南口から徒歩10分
・東京メトロ上野駅または根津駅から徒歩15分
・京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
＜バス＞
上野駅入谷口バス停から台東区循環バス東西めぐりん「上野公園経由・三崎坂往復ルート」で約7分、東京国立博物館前下車、徒歩すぐ。
＜車＞
首都高速道路上野線 上野出入口から約5分。
一般：1000円
大学生：500円
高校生以下または満18歳未満：無料
満70歳以上：無料
※特別展は別料金、黒田記念館は入館料無料。
見どころだらけ！ 敷地内の施設をご紹介
本館
展示室の番号は2階から順に振られているので、エントランスの階段を上がって2階の展示室から回ります。2階は時代別の展示で、日本美術の歴史をたどって鑑賞できます。
1階は彫刻、刀剣、金工といった、ジャンル別の展示を楽しめます。
幅広い日用品の展示を通して、漆が当時重宝されていた素材であったことがわかります。さらに金が使われたきらびやかなものや螺鈿（らでん）が施されたものなど、豪華な装飾がされた漆工も見どころです。
平成館
2階は特別展になっているので、そのときどきによって違った展示を楽しめます。なお特別展は入館料のほかにチケットが必要なのでご注意を。
東洋館
法隆寺宝物館
表慶館
明治末期の洋風建築を代表する建物として重要文化財にも指定されており、その洋風な華やかさは、建物の外観だけでも見る価値がありますよ。
黒田記念館
黒田記念室と年に3回開室する特別展示室では黒田清輝の作品を鑑賞できます。こちらは入場料無料なので、チケットを購入しなくても気軽に立ち寄れますよ。
庭園
都会とは思えない緑の景色が広がっているので、ゆっくり散歩したり、椅子に座って休憩するのもおすすめ。
オリジナルグッズが豊富なミュージアムショップ
広いミュージアムショップですが、なんと全商品の約8割が「東京国立博物館」オリジナル商品なのだとか。
特におすすめなのは、トーハクくんとユリノキちゃんがプリントされたマグカップ！ お家でも会社でも毎日使える、実用的なアイテムです。
さっぱりした風味で、パウンドケーキのような食感です。そんな上野名物が、『見返り美人図』の着物モチーフのオリジナル缶入りで購入できちゃいます。
カラバリ豊富でコンパクトなので、プチギフトにもぴったり。買いやすいお値段も魅力です。
ミュージアムショップのスタッフさんいわく、「人気なのでわんこグッズをどんどん作っちゃいました」とのこと。日常で使いやすいアイテムばかりなので、ぜひ記念にゲットしてみてはいかが。
建築から貴重な文化財、ミュージアムショップのおみやげまで、見どころがたくさんのトーハク。記事でご紹介しきれないほど広く、じっくりと楽しめますよ♪ まだ行ったことがないという人は、ぜひ一度訪れてみては？
Text・Photo：河合華子（vivace）
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