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【2022年7月OPEN】軽井沢から車で20分、五感で感じるアート&カフェスポット「MMoP(モップ)」が誕生!

【2022年7月OPEN】軽井沢から車で20分、五感で感じるアート&カフェスポット「MMoP(モップ)」が誕生!

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浅間山の山麓に広がる長野県御代田町は軽井沢町や小諸市、佐久市と隣接する立地で、豊かな自然が残る町。近年は、移住先として人気のエリアです。そんな御代田町に、アートフォトに特化した美術館「御代田写真美術館」を中心とした複合施設「MMoP」(もっぷ)はあります。施設の中核となる美術館「御代田写真美術館」をはじめ、カフェやインテリア、レストランなどが集約した「MMoP」のおすすめスポットをご紹介します!

Summary

2022年7月開館。国内でも珍しい写真専門の美術館

アートフォト作品と自然との調和によって生まれる世界観を堪能して
アートフォト作品と御代田町の自然との調和によって生まれる世界観を体感!

「MMoP」の敷地内には、木々や花など緑豊かに彩られたガーデンを中心に、個性的な建造物が点在しています。中でも、2022年7月に開館した「御代田写真美術館」は、かつてワイン醸造所だった建物と広大なガーデンに、国内外の優れた作家たちの写真作品を展示する国内でも珍しい写真専門の美術館です。

グッチがメインスポンサーを務める「浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA」は2022年9月4日までの会期
グッチがメインスポンサーを務める「浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA」は2022年9月4日(日)までの開催

開館に先駆け、2018年と2019年にはこの場所で「浅間国際フォトフェスティバル PHOTO MIYOTA」が開催され、各年2万人ものギャラリーが集いました。2022年は美術館の開館に合わせ、7月16日(土)~9月4日(日)の日程でフォトフェスティバルを開催。同日程で、仮想空間を舞台としたバーチャルフォトフェスティバル「PHOTO ALT」も開催され、リアルとバーチャルを同時に体験できる最新のフォトフェスティバルを鑑賞できます。

■御代田写真美術館(みよたしゃしんびじゅつかん)
開館時間:10~17時(最終入館~16時30分)
定休日:水曜(季節変動有)
入館料:無料

緑にあふれる高原カフェでアメリカンスタイルの朝食を

窓から注ぐ光が心地よい広々とした店内
窓から注ぐ光が心地よい広々とした店内

すがすがしい高原の空気の中で朝食やブランチを楽しめる「キャボットコーヴ MUSEUM TERRACE」。2008年の開業から軽井沢で愛され続けてきたカフェが「MMoP」内に2022年4月、移転オープンしました。温かな人柄のオーナー夫妻が、アメリカのポートランドで出合い感動したという朝食メニューを再現しています。

エッグベネディクト、ホームフライ付き(写真手前) 1400円、ポップオーバー500円(写真奥左)
(写真手前)「エッグベネディクト、ホームフライ付き」1400円、(写真奥左)「ポップオーバー」500円

ポーチドエッグとハムを添えたイングリッシュマフィン「エッグベネディクト」は、とろ~りとしたオランデーズソースが味の決め手。レモンが効いたさわやかな口当たりです。1時間かけてじっくり焼き上げる「ポップオーバー」は、ベーキングパウダーを使わず、卵の力だけでふくらませた不思議なパン。軽い食感とやさしい甘さに癒されます。

スタッフドフレンチトースト、ベリーソースのトッピング 1400円
「スタッフドフレンチトースト、ベリーソースのトッピング」1400円

ヨーグルトを使ったふわふわパンケーキや高品質のバニラエキストラクトが香るフレンチトーストなど必食メニューが多いので、何人かでシェアして楽しむのがおすすめ。アメリカンカントリー調の店内やガーデンに面した屋根付きテラスで、くつろぎのひと時を過ごしましょう。


■キャボットコーヴ MUSEUM TERRACE(きゃぼっとこーぶみゅーじあむてらす)

TEL:0267-31-5950
営業時間:7~12時20分LO(11~3月は8時~)
定休日:水・木曜(祝日、GW、お盆の場合は営業)

一杯ずつ丁寧にハンドドリップする自家焙煎コーヒー

かわいいパッケージの自家焙煎豆
「コーヒーほうや」のイラストが愛らしい

「キャボットコーヴ MUSEUM TERRACE」の営業はお昼過ぎまで。14時以降は、コーヒーショップ「KOICHIRO COFFEE」にチェンジします。デザイナーとしても活躍するオーナー焙煎士の一戸氏は、自身の絵を基に味わいやネーミングを考えることが多いのだとか。ナマケモノの絵からインスピレーションを得て、仕事や家事をさぼりたい時にぴったりのブレンドを作り上げるなど、アプローチがなんともユニーク。

ハンドドリップコーヒー 600円、クッキー2種(チョコチップ、ピーナツバター) 300円
「ハンドドリップコーヒー」600円、「クッキー2種(チョコチップ、ピーナツバター)」300円

店では小型の焙煎機で少量ずつ焙煎した豆を挽いて、一杯ずつ丁寧にハンドドリップしています。定番の「ハンドドリップコーヒー」は、コーヒーが苦手な人にとってのネガティブ要素を排除すべく、酸味や苦みを抑えながら甘みとコクを引き出しています。焙煎豆の購入も可能で、パッケージに描かれたキャラクター「コーヒーぼうや」のイラストに思わずクスッとさせられますよ。


■KOICHIRO COFFEE(こいちろーこーひー)
TEL:0267-31-0521
営業時間:14~20時
定休日:月~水曜

熾火で焼き上げる極上・赤城牛ステーキ

グリルして、一度休ませて、という工程を繰り返した至極の焼き加減
グリルし、一度休ませて、という工程を繰り返した至極の焼き加減の熟成肉

肉好きなら「STEAK HOUSE Feu」へ。同じく、2022年4月にオープンしたこの店では、種付けから出荷までこだわり抜いた赤城和牛を生産している「鳥山畜産」と契約を結び、極上の赤身肉を仕入れています。フランスで8年間研鑽を積みロティシエールを極めたシェフが、肉のポテンシャルを最大限に引き出したステーキを提供。ディナーでは、薪の熾火で焼き上げた熟成肉も堪能できます。

ランチのFeu Couse 3600円。内容は、本日の前菜6種盛り合わせ、スープ、赤城牛のステーキ(150g)、ガーリックライス、本日のデザート、食後の飲物。ステーキは自家製ハンバーグに変更可、ガーリックライスはライスに変更可
ランチの「Feu Couse」3600円。内容は、本日の前菜6種盛り合わせ、スープ、赤城牛のステーキ(150g)、ガーリックライス、本日のデザート、食後の飲物。ステーキは自家製ハンバーグに変更可、ガーリックライスはライスに変更可

熟成肉は30~40日間の熟成によってナッツのような香りを醸した赤城和牛を炉にかけ、熾火で焼いては休ませるという工程を繰り返すことで、熟成香と薪の香りを調和させています。アクセントに添えるのは、天日塩のシャークベイソルトや摺りたての安曇野産わさび、信州山吹味噌を用いたオリジナルソースなどこだわりの食材ばかり。サシの甘みではない、赤身本来の力強い旨みと深みのある香りを堪能できます。ジャズが流れる吹き抜けの店内席のほかに、木立の向こうに浅間山を望むテラス席も用意されています。


■STEAK HOUSE Feu(すてーきはうす ふぅ)
TEL:0267-31-5164
営業時間:11時30分~14時LO、17時30分~20時LO
定休日:水曜

自然に寄り添うガーデニングを提案

ライトブルーのコンテナハウスが印象的
ライトブルーのコンテナハウスが印象的

「MMoP」のランドスケープを担当しているのが、エントランスのそばにあるスタジオキョウリュウ運営のガーデニングショップ「Studio Kyōryū Shop」です。代表は、スコットランド出身のガーデナー、アンディ・カニンハム氏。アメリカ、イギリス、イタリアなどでヘッドガーデナーとして数々の庭造りに従事し、2017年の来日後は、軽井沢を拠点に別荘や美術館の庭造り、森の再生などに取り組んでいます。

ガーデナーと対話しながら、アイテム選びやワークショップを体験できるのもうれしい
ガーデナーと対話しながら、アイテム選びやワークショップを体験できるのもうれしい

2022年4月にオープンしたこの店のスタッフは全員、アンディさんに師事するガーデナー。庭造りの道具や本といったガーデナーおすすめのアイテムや、苗、手作り雑貨などを販売しています。草花入りキャンドルなどの雑貨は、ガーデンから出た素材でガーデナーが一つひとつ手作りしているのだとか。今後は、ポット(寄せ植え)作りなどのワークショップも開催予定。「自然界のバランスを重視し、土地本来の力を活かす」というアンディさんの思想にふれながら、ガーデニングを楽しめます。


■Studio Kyōryū Shop(すたじおきょうりゅうしょっぷ)

TEL:0267-46-9235
営業時間:10~16時
定休日:月~木曜

生活を豊かにしてくれるアイテムに出逢う

洗練されたキッチンアイテムやハイグレードな調味料がたくさん
洗練されたキッチンアイテムやハイグレードな調味料がたくさん

2021年9月から営業している「CERCLE plus wine & deli」は、暮らしを豊かにしてくるアイテムと食に出合える、ライフスタイルショップ。軽井沢町「ハルニレテラス」内に本店を持ち、別荘客から高い支持を得ています。キッチンアイテムや調味料を中心としたコーナーには、オーナーが実際に使って納得したものだけをそろえているそう。1832年築窯の老舗「長谷園」の土鍋や、フランス「シャスール」製のホーロー鍋など、調理に手間と時間をかけながら、贅沢な食事を楽しみたい時にぴったりの逸品が揃っています。

オーナーソムリエ自慢の自然派ワインが300種以上
オーナーソムリエ自慢の自然派ワインが300種以上

店の奥にあるウォークインワインセラーは、約400銘柄、2500本という圧巻のストック数。ソムリエでもあるオーナーが、自然派ワインを中心に、“生産者の想いが造りに表れているワイン”を国内外からセレクトしています。

自家製ベーコンと野菜のキッシュプレート(ドリンク、サラダ付) 1500円
「自家製ベーコンと野菜のキッシュプレート(ドリンク、サラダ付)」1500円

デリには信州産食材をふんだんに用いたフレンチシェフ自慢のメニューがずらり。貴腐ワインを染みこませたブルーチーズなど希少なチーズも揃うので、ワインとのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょう。


■CERCLE plus wine & deli(せるくるぷりゅす わいんあんどでり)

TEL:0267-31-5161
営業時間:10~18時(ランチ11~14時LO)
定休日:水曜

暮らしに北欧のエッセンスを。オリジナル家具を自分好みにオーダー

lagomはツタの絡まるモダンな外観が印象的
ツタの絡まるモダンな外観が印象的なlagom

エントランスを抜けた右手にあるのが、ストックホルムの王立美術大学大学院家具デザイン科出身の須長檀(すながだん)氏が代表を務めるライフスタイルショップ「lagom」です。

まるで海外のセレクトショップのような店内
まるで海外のセレクトショップのような店内

2021年8月にオープンしたこちらのショップでは、国内の作家とともに手がけるオリジナル家具と、スウェーデンのヴィンテージ家具、雑貨をラインナップしています。オリジナル家具は、素材やサイズを一つひとつ選びながら、自分と作家の感性をコラボレーションしてオーダーできるので、愛着もひとしお。

一枚板のテーブルやペーパーコードチェアなどの家具を自分好みにオーダーしよう
一枚板のテーブルやペーパーコードチェアなどの家具を自分好みにオーダーしよう

北欧家具は美しいフォルムと機能性が魅力ですが、中でも1960年代ヴィンテージにはその特徴が顕著に表れています。洋服や雑貨も、作家の感性やこだわりを感じさせるものばかり。「ものを作る喜びを伝えたい」という須長氏の想いを形にしたこの店には、多くの作家のエネルギーが集います。


■lagom(らーごむ)

TEL:0267-31-0737
営業時間:9~16時
定休日:水曜

アートを中心に、地元食材をふんだんに味わえるカフェや一点一点セレクトされたおしゃれな家具、雑貨、ほかではあまり見かけない長野県産の希少なオーガニックワインまで、あらゆる衣食住が揃うおしゃれなスポット「MMoP」。観光地として人気の高い軽井沢エリアから、車で約20分というアクセスの良さも魅力です。

ぜひ軽井沢を訪れたときには、気軽にハイセンスなアートや美味しいグルメに出合える「MMoP」に立ち寄ってみてはいかがでしょう。


■MMoP(もっぷ)
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
定休日:水曜
*屋外への入場制限はありません。
*店舗により、定休日や営業時間が異なります。
*定休日や営業時間は変更する場合もあります。最新情報はMMoP公式Webサイトでご確認ください。

Text:室あゆみ
Photo:松本千尋

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