「空飛ぶいちごハウス」GREENARIUM淡路島でいちごピクニックや島食材のBBQを満喫!
淡路島北部の山の中に立つ「GREENARIUM淡路島」。地元の農家が"淡路島の食材とここに流れる島時間を味わってほしい"と、2019年にオープンしました。12~6月まで行っているいちご狩り体験をはじめ、地元食材を使ったレストラン、ブランコで遊べるパークエリアなど、1日中過ごせる複合スポットです。
Summary
淡路島の食の魅力や生産者の思いを発信するスポット
「GREENARIUM淡路島」は、トマト農家「淡路の島菜園」が運営するブランドで、コンセプトは「農業と食の"!"(びっくり)体験を生み出す」こと。元々トマト栽培からスタートしているので、敷地内にトマト狩りができるビニールハウスもあります。
山を開墾してつくられた広い敷地は、なんと甲子園球場2つ分。「空飛ぶいちごハウス」とよばれるいちご狩りができるハウスや、天気が良ければ播磨灘まで見えるレストラン、ヤギがお散歩している緑の広場、BBQエリアなどが集まっています。「GREENARIUM淡路島」での楽しみ方をご紹介しましょう。
いちごの下で過ごす新感覚ピクニック
毎年12月中旬~6月頃まで行われているいちご狩り体験を、「GREENARIUM淡路島」では「いちごピクニック」とよんでいます。いちご専用のビニールハウス内で、レジャーシートやテーブル、チェア(貸出無料)をセッティングして、90分間をゆっくり過ごすことができるのです。
驚くのはいちごが宙に浮いている不思議な様子。吊り下げ式の可動棚でいちごを栽培しているので、しゃがむことなく収穫できます。入場料1000円にはいちごが1パック付いていますが、収穫エリアで旬を迎えたいちごの摘み取りも可能。その場合は量り売りで購入できます。
下からかわいいいちごを見上げ、甘い香りに包まれながらティータイムを楽しめるのが醍醐味。いちごをトッピングして完成させるシフォンケーキや豆から挽いて淹れるコーヒーセットなど、いちごピクニックだけのメニューが揃います。2022年6月から20名まで食べ放題込み4万円の貸切プランもスタート。最大150名まで利用できるのだそう。プランのリクエストも可能なので、詳細は公式WEBサイトをチェックしてみてください。
農家だからこそ知っている野菜のおいしさと淡路島の食材
レストランでは、自家農園で栽培したトマトやいちごをはじめ、淡路島の食材を中心に使用し、季節ごとにメニューが変わります。ミートライスやハンバーガーなど洋食がメインで、自慢のトマトを取り入れた料理を多数用意。なかでも、酸味が少なくコクが深い品種「フルティカ」でトマトソースを作った定番の「プライドトマトパスタ」が人気です。デザートは季節のパフェが好評で、いちごのシーズンにはいちごづくしのパフェなどが登場。パフェを目当てに来るリピーターも多いそう。
木を基調とした天井が高いレストラン。天気のよい日は屋外との仕切りを外すので、開放的な気分を味わえます。
旬の時期にはキウイやパッションフルーツが実る、ペットの同伴が可能な席もあります。レストランにはビニールハウスの「トマトラボ」を併設していて、18種類以上のトマトの育つ様子を見学することができます。レストランメニューの「デコトマト」300円を注文すれば、トマトラボでトマトを3つ収穫し、料理にトッピングすることも!
まだまだ進化し続ける施設とメニューに注目を!
レストランのテラスの向こうには緑の広場が広がっており、ブランコや木登りが楽しめます。風車と海を望む淡路島らしい風景はまるで絵画のよう。また、5~10月はBBQエリアも営業。食べ応えのある牛&豚の串、カラフルな野菜の串などを豪快に味わえます。トマトやいちごのフレッシュなおいしさを満喫し、大自然の中でゆっくり過ごしてはいかがですか。「GREENARIUM淡路島」ではまだまだ体験施設やメニューの開発を計画中なので、今後も目が離せません。
■GREENARIUM淡路島
住所:兵庫県淡路市野島常磐1550-10
TEL:0799-70-5116
営業時間:11時~17時30分LO(土・日曜、祝日は10時~、いちごピクニックは10~16時)
定休日:火曜(祝日の場合は水曜)、ほか不定休あり
料金:いちごピクニック入場料1000円(4歳以上、いちご1パック付き)
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Text:柴山小枝
Photo:大﨑俊典
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