【京都・祇園】八坂神社のすぐそば!観光の合間にひと息つける「ギオンコーヒー ナナフク」
京都祇園を代表する寺社・八坂神社のお膝元に、2022年2月にオープンした「GION COFFEE NANAFUKU(ギオン コーヒー ナナフク)」。自家焙煎のスペシャルティコーヒーを中心に、サンドイッチやカレーなどの軽食メニューも豊富とあって、観光の合間にひと息つくのにぴったりです。NANAFUKUのこだわりと人気メニューをご紹介!
八坂神社が目と鼻の先!吹き抜けの店内でゆったりくつろごう
京阪電車祇園四条駅から八坂神社へと続く祇園商店街を進み、大きな石段のある八坂神社・西楼門正面を右側に折れてすぐのところに「GION COFFEE NANAFUKU」はあります。祇園観光では必ず訪れるといってもいい、多くの人が行き交うとても賑やかな場所です。
こちらは、もともとゴルフショップとして20年以上営まれていた歴史ある店舗でした。惜しまれつつの閉店に伴い次の借主を探していたオーナーが、ゴルフショップ店長だった現NANAFUKU店長に「コーヒーが好きならお店をやってみない?」と持ちかけ、とんとん拍子でオープンが決まりました。
「この場所が大好きだったので、とってもうれしくて! 気兼ねなく訪れていただきたいので、手頃な価格をモットーにできるだけ長く、ここ祇園で営んでいきたいと思っています」と店長。抜群の立地条件も重なり、世代を問わず多くの人が訪れる人気店となりました。ワンちゃんも入店可能なペットフレンドリーカフェです。
座席は、カウンターとテーブルを中心とした1階に加え、靴を脱いでくつろげる2階も用意。靴を脱ぐのに抵抗がなければ、ぜひ2階の窓際席を陣取って。目の前の東大路通りをゆったりと眺めながら、思う存分くつろげるはずです!
手動エスプレッソマシンで淹れる自家焙煎コーヒー
NANAFUKUで使用するコーヒーは、全てスペシャルティコーヒーを生豆で仕入れ丁寧に自家焙煎したもの。「焙煎所に発注するコストがないので、その分手頃に提供できます」と話す通り、一大観光地でありながらコーヒー1杯374円(イートイン)~という驚きの価格を実現しました。
エスプレッソマシンは、一般的なカフェで使用される全自動タイプではなく、手動レバーで圧力を調整する昔ながらのマシンを採用。粉の特性に合わせて微妙に見極めながら淹れられるのが特徴で、“お店の味”がより色濃く出るのだとか。
知り合いのパン屋さんから仕入れたクロワッサンで仕立てる、ボリューミーなサンドイッチとともに。香り高いコーヒーのふくよかな味わいが、観光で疲れた身体を心地よく癒やしてくれます。
甘いおやつ気分なら、ショーケースに並んだベイクドスイーツからチョイスを。日によって内容が変わり、この日はドーナツやカヌレがお目見え。はちみつプディング仕立てのカヌレは、むっちりおいしいのはもちろん、1個198円というお手頃価格も魅力です。
日替わりホットサンドも美味♪ ブランチ利用もおすすめ
喫茶店を意識したフードメニューも充実しているので、ブランチやランチ利用にも◎。ホットサンドの具材は日替わりで、この日はマカロニサラダ・チーズ・ハムがイン。サクサク香ばしいパンとお腹も大満足の具材に濃厚なボロネーズソースが絡み、ひとつでも十分満たされました。
これから夏にかけては、アイスドリンクの人気も高まりそう。自家製シロップですっきり爽快な「レモネードジンジャー」や、アイスラテにエスプレッソの氷を加えた「氷コーヒー」など、多彩なおいしさを提供します。
「おしゃれなキラキラ感は少ないのですが(笑)、コーヒー好きの方もそうでない方も、どんな方でも気兼ねなく入れてゆったりくつろいでいただけるような空間にしていきたいです」(店長)
八坂神社のお膝元で、実直に営むカフェ。つい和んでしまう、癒しのドリンクタイムはいかがですか?
■GION COFFEE NANAFUKU(ぎおん こーひー ななふく)
住所:京都府京都市東山区祇園町南側540-2
営業時間:10時~(なくなり次第終了)
電話番号:070-8448-9677
定休日:不定休
Text:木村桂子(ウエストプラン)
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