食・グルメ
2022.07.06
【韓国現地レポ】アメリカンスタイルの韓国料理がインスタ映え！？「ホジョクバン」
ソウルでも、インスタで有名になるお店がここ数年とても増えてきています。インスタ映えするカフェ、料理などその理由はさまざまですが、見映えだけではなく味も確かなお店は人気が衰えず、いつ行っても行列の店も少なくありません。今回はインスタで人気となり、オープンから3年目を迎えてもなお並ばないと入れない、人気の韓国料理屋「ホジョクバン」をご紹介します。
コンセプトはアメリカにある韓国料理屋さん
冒頭でもお伝えしたように、こちらのお店はソウルの超人気店。2019年のオープンから3年が経過した今でも行列を作って待たないと食事ができないほどで、以前に来たときも1時間くらい並んでやっと食事ができた…という人気の店なんです。インスタ映えする！ 料理が斬新！ コンセプトが面白い！ と、人気の秘密はいくつもあるお店ですが、なんといっても面白いのが、韓国料理の専門店だけど、アメリカンスタイルにフュージョンしている料理の数々。
「”アメリカのどこかの街にありそうな韓国料理のお店”をコンセプトとして思い付き、オシャレで他にはない料理を研究してメニューにしているんです。」とは店長さん。オシャレなエリアの狎鴎亭ロデオ通りにお店を選んだのは、トレンドに敏感な方や留学生、海外で生活した経験のある層が多く住んでいるエリアということで、斬新なコンセプトも面白いと受け入れてくれるだろうという理由からだとか。入り口からすでにテンションが上がるインテリアになっているのも素敵です。
キャラクターは虎！
店内のあちこちで、虎のイメージキャラクターが目に入ります。壁や入り口のガラス、また、店内の椅子の部分の虎も刺繍になっていてオシャレ。
スタッフさんのユニフォームのTシャツの背中側にも虎があり、アメリカや西洋から見るアジアのイメージに寄せているようでした。
”食べる楽しさ”を満喫していってほしい！
店内にはアルコールのメニューもいくつかありますが、基本的には食事を中心として楽しんでほしい！という願いから、食事を主とするメニュー展開になっているのも面白かったです。場所柄、お酒を飲みながらワイワイ楽しむ店が多いなか、こちらは食事をメインに、食べる楽しさを満喫できるスペースとしての立ち位置を取っています。
ちょっと変わった韓国料理のフュージョン！ 魅力あふれるメニューの数々！
右側がカルビトッパプ（5800ウォン）
左が、バサッセウマンドゥ（12800ウォン）
アメリカスタイルの韓国料理屋さんということで、メニューがとても面白い！
韓国料理のカムジャジョン（ジャガイモのチヂミ）とトリュフを合わせた「トリュフカムジャジョン」は、トリュフの風味がふんだんに感じられ、外はパリパリで中はジューシー。食べた瞬間、口の中が幸せに！
また、ご飯もので一番人気は「カルビトッパプ」（カルビ丼）で、軟らかく煮込んだカルビにオニオンフレークと刻みネギ、半熟のゆで卵を混ぜていただきます。男性に特に人気のメニューだとか。
サイドメニューで一番人気は「バサッセウマンドゥ」（カリッとした海老餃子）で、こちらはパンチの効いた唐辛子油で味をつけていて、辛いものが好きな方にオススメです。名前の通り、カリッカリの食感と海老の軟らかさが美味。
手前がドゥルキルムメミルグクス（8800ウォン）
ほかにも人気の麺料理がふたつ。ひとつは、ボンゴレのテイストに韓国の麺・カルグクスを合わせた「ボンゴレカルグクス」。スープパスタのような感じで出てきます。しっかりとした味付けなのでシェアして食べるのがオススメです。もうひとつは、店長イチ押しの「ドゥルキルムメミルグクス」（えごま油の蕎麦）で、こちらは見た目と違い淡白な味付けとなっていて、えごま油の濃厚な風味と薄醤油の味が絶妙なマッチングとなっています。
同じエリア内の他のお店より、少しお安めな価格設定になっているのも人気のひとつなのではないでしょうか？ ソウルっ子は一人１品という感じではなく、人数分の料理をオーダーしてから小皿でシェアして食べるスタイルの方が多いんだとか。料理が美味しく、お店の雰囲気も最高で、写真に収めたくなるインテリアと、数年にわたるロングランの人気の理由が凝縮しているお店になっています。
■ホジョクバン
住所：韓国ソウル特別市江南区彦州路164キル39 1階
TEL：0507-1399-3353
営業時間：11時30分～21時30分（平日はブレークタイム：15時30分～17時30分）
休日：旧正月・秋夕（チュソク）連休
Text: Left to Right
Photo: Left to Right
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