白米とパンが隔週替わり!鎌倉「sahan」の旬野菜たっぷり一汁三菜定食
鎌倉駅西口からすぐの「sahan(サハン)」は、地元民が足しげく通う隠れ家的カフェ。そのお目当ては、鎌倉や三浦の野菜を使った一汁三菜のこだわり定食です。季節のおかず3品に加え、白米とお味噌汁、またはパンとスープといった具合に、主食と汁物が隔週で入れ替わり登場します。訪れる週により“和定食”“洋定食”のどちらかが味わえるというワケ!鎌倉駅のホームに面しているので、いつでもトレインビューが楽しめるのもポイントのひとつです♪
駅のホームが目の前!トレインビューのカフェ
お店までは鎌倉駅西口から歩いて2分ほど。改札を出たら線路沿いに北鎌倉方面へ。少しし進むと左手に見えるこの水色の扉が目印です。
階段を上がった先には、木の温もりあふれる明るく開放的な空間が広がっています。大きな窓の向こうに見える景色は、なんと鎌倉駅のホーム。実はここ「sahan」は、絶好のトレインビュースポットでもあるのです。
窓際だけでなく店内のどの席からも電車が楽しめるのは、ちょっとうれしいポイント♪
ですが、やはりひとりでも気兼ねなく過ごせるカウンター席は、真っ先に狙いたい特等席です。
こちらが店主の高階美佳子さん。インテリア雑貨業界を経て、2011年に「sahan」をオープンさせました。
店名の「sahan(サハン)」は、お茶とご飯を意味する「茶飯」から。“日常のごくありふれたこと、そんな普通のことを大切にしたい”という思いが込められているそうです。
旬の野菜をたっぷり使った理想的な一汁三菜♪
“外食だけれど、おうちで食べているような罪悪感のないごはんに!”がテーマの「sahan」の定食は、季節の野菜をふんだんに使用した一汁三菜。和食と洋食を両方楽しんでもらえるようにと、“白米とお味噌汁”または“パンとスープ”といった具合に、主食と汁物が隔週で入れ替わるスタイルをとっています。
訪れた日は、白米とお味噌汁の“ごはんの定食”の週でした。主菜は「三つ葉と小えびの豆腐コロッケ」。七味唐辛子を加えたピリ辛の味噌マヨネーズソースが味のアクセントに。
メニューの内容は月替わりですが、鎌倉や三浦などの旬の野菜を取り入れたおかずは、どれも体にやさしいものばかりです。詳しい献立内容は、お店の公式SNSでチェックを!
料理のおいしさもさることながら、料理を彩る器もとても素敵なんですよ♪例えば、先ほどご紹介した「豆腐コロッケ」の器は、陶芸家・伊藤環(いとうかん)さんの作品。「sahan」をオープンするにあたり、メインの器として作ってもらったものなのだそうです。器が奏でる魅力も堪能しながら、こだわりの定食をぜひ楽しんでみてください。
カフェメニューのイチオシは「チーズケーキ」
お食事利用のお客さんが大半を占めるそうですが、おいしいカフェメニューも展開しています。なかでもおすすめは、こちらの「チーズケーキ」。上品な甘さとなめらかな食感のひと品です。暑い季節は冷たい「カフェ・オレ」とともにどうぞ!
観光客よりも地元のリピーターが多いという「sahan」。開店と同時にお客さんがやってきて、閉店時間を待たずして売り切れになることもしばしば。料理は取り置き予約が可能なので、訪問日が決まったら前日までに電話予約をするのがベターです!一汁三菜の定食と居心地のよい空間……これは虜になること間違いなし!
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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