ひとりで味わう、「The Okura Tokyo」の魅力。日本の伝統美とおもてなしに癒やされて【第16回 東京ヒトリホテル】

ひとりで味わう、「The Okura Tokyo」の魅力。日本の伝統美とおもてなしに癒やされて【第16回 東京ヒトリホテル】

泊まる ホテル モーニング バー 東京都 るるぶ&more.編集部
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

ひとりホテルステイ巡りが趣味な私、マロ(@ohitorigram)が、ひとりで泊まりたいホテルを紹介する「ヒトリホテル」。今回は、あの「The Okura Tokyo(ジ オークラ トウキョウ)」です。格式高い“憧れのホテル”を、ひとりだからこそ味わい尽くすることができたので、早速紹介していきます!

Summary

“夢のビューバス”も堪能できる!洗練された和空間で、絶景をひとり占め

世界の一流ホテルに並ぶ格式と快適さを備える、日本ならではのホテルをつくりたい――。そんな強い思いを原点として、昭和37年(1962)に開業したのが「ホテルオークラ東京」です。
2019年に新ホテルとして建替えられ、新たな出発をした「The Okura Tokyo」は現在、静かで気品あるオーセンティックホテル「オークラ ヘリテージ」と、上質な都市型コンテンポラリーホテル「オークラ プレステージ」という2つのブランドからなっています。

私が今回宿泊したのは、「オークラ プレステージ」。足を踏み入れて最初に見に行ったのは、開業当時のまま完全再現されている、かの美しいロビーです!

梅の花をイメージしたテーブルと椅子を上からじっくり眺めている時間が、本当に至福…。

「オークラ・ランターン」とよばれた切子玉型の照明も、近くでみると圧巻の美しさです!これぞ“日本の美”といった光景が広がっているので、意匠にじっくり目を凝らしてみてください(ひとりだからこそ!)。

玄関からロビーだけで大分満たされるのですが、お部屋 [プレステージルーム(ビューバス)キング] も一歩足を踏み入れた瞬間に、洗練された和空間と絶景が広がっていて、胸がいっぱいに…。心落ち着く上品さがあるので、ぎらぎらの高層ビューに圧倒されるという感覚ではなく、美しい東京の眺望にうっとりすることができました。

おひとりさまポイント

恒例の、パティスリーでスイーツ買って、素敵なお部屋の空間に包まれてひとり時間を楽しむ、を今回もやりましたよ!(笑)

1階の「デリカテッセン シェフズガーデン」で「シュークリーム・トラディション」580円を購入して、お部屋でコーヒーをいれて堪能しました~。これ以上ない特等席で、優雅に、そして自由な体勢で(笑)いただけるのが最高なんですよね。

この日は、どんよりした曇り空だったのですが、そのうちにすこーしだけ晴れ間が…!こういう瞬間も逃さずにいられるのが、またいいんだなあ。

実は、眼下には美しいアメリカ大使公邸が望めたり、ここでしか見られない景色もあったりするので、ぜひ、じっくり見渡してみてください。



そして、このお部屋、なんとビューバスがついているんです~!! 石張りのデザインも本当カッコよくて、この絶景をさらに引き立ててますよね…。(しかもこれ、洗面台やお手洗いまで統一されたデザインなんですよ!)

おひとりさまポイント

まさかのテレビがついていて深夜にバラエティ番組を楽しめたのもよかったですが、やっぱりこの景色がたまらなかったです。夜景も素敵でしたが、朝~日中が最高に気持ちよかったですね。

イギリスのフレグランスブランド「Miller Harris(ミラー ハリス)」のバスソルトの香りに包まれて、ゆったり浸かるのがおすすめです。ちなみに、スキンケアセットは「THREE」なので、テンション上がること間違いなし!



頑張った自分へのご褒美。スパトリートメントやバーに酔いしれて

今回の滞在中、「ANNAYAKE」の天然由来の“スパトリートメント”も受けることに。なんという贅沢!

しかも、特別に景色のよい部屋に通していただいたこともあり、ここは天国ですか…といわんばかりの絶景を拝みつつ、施術を受けさせていただきました。(施術中はブラインドがおります)

それはもう大満足だったわけですが、何より素晴らしかったのが、施術前後のカウンセリング。事前に、ケアしたい部分についてしっかりヒアリングしていただき、さらに施術後も、特に硬くなっている肩回りの日頃のケアの仕方も教えていただき…。こんな丁寧なスパトリートメントは初めて!と大感動でした。

提供:The Okura Tokyo
提供:The Okura Tokyo
提供:The Okura Tokyo
提供:The Okura Tokyo

しかも、なんと施術前には、広々としたドライサウナ&スチームサウナ、浴室も利用できて、体をしっかり温められたのもよかったです。

提供:The Okura Tokyo
提供:The Okura Tokyo

スパの後はお部屋のルームサービスでディナーを楽しみました。その後に訪れたのが、最上階41階にあるバーラウンジ「スターライト」。

「スターライト コスモポリタン」3000円
「スターライト コスモポリタン」3000円

憧れのホテルバー体験、我ながらかっこいい…!(笑)と思いながら、カクテル片手に夜景を楽しみました。

おひとりさまポイント

いわゆるラグジュアリーなホテルにひとりで滞在すると、夜は特にお部屋にこもりがちだったのですが、今回ホテル内の施設をめいっぱい堪能できてすごくよかったです。

もちろんお金はかかりますが(笑)、せっかく来たなら、フルで“自分へのご褒美”として楽しむのはありだなと思いました!

夜、人気の少ないロビー階をぐるっと回って、この空間を“ひとり占め”できたのもよかったな~。写真は、木目が透過して見える光る壁が、美しくライトアップされたチェックインカウンターです。こういう人がいないタイミングで見られるのは貴重!



朝食は、やっぱりフレンチトースト。ルームサービスで極上のひとり時間

朝は、絶対ルームサービス!と決めていて、結果大正解でした。この日も曇天だったのですが、もうこのルームサービス用のテーブルが運ばれてきただけで、テンションが上がる上がる。

細かいですが、この小さなバラと、バターのケースがかわいくって、とても癒やされました…。こういうところひとつとっても、さすがのホスピタリティだなあと。

メインは、“世界一のフレンチトースト”ともいわれる「オークラ特製フレンチトースト」3500円に!

卵液に一日浸しているため、しっかり甘さがしみ込んでいて、中はとろけるほど柔らかくって、もうこれは世界一に違いない!フレンチトーストでした…。

念願叶って、しかも、じっくりルームサービスで噛みしめられてよかったです。

おひとりさまポイント

お部屋だからこそ、最高にリラックスした状態で、ひとりで朝食をじっくり味わえたので、やっぱりルームサービスはいいなあと思いました!

お部屋に備えられているミニバーに、特製の「マンゴージュース」600円があったので、朝食時に飲むことができました。とっても濃厚でおいしいので、この組合わせおすすめです~。

「非日常を感じるホテルの滞在って、こうあってほしいな」というホテルならではの魅力が、「The Okura Tokyo」にはすべて詰まっているなあと思いました。
それらを、ひとりだからこそ味わい尽くせて、端々で幸せを感じられて、改めてひとりホテルステイの魅力を感じることができました。

日本の伝統美とおもてなしに、身も心も癒やされること間違いなしなので、みなさんもぜひ、“憧れのホテル”で優雅なひとときをお過ごしください!

■The Okura Tokyo(じ おーくら とうきょう)
住所:東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111
チェックイン時間:15時~
チェックアウト時間:~12時
宿泊料金:プレステージルーム(ビューバス)キング1泊朝食付(1室1名利用の場合)9万8670円~(税・サービス料込、宿泊税別)


text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好き。「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。
Instagramアカウント(@ohitorigram)のフォロワーは3.9万人。アカウントを原案にした、マキヒロチ氏による漫画「おひとりさまホテル」の連載が、月刊コミックバンチにて開始。

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください