ラーメン激戦区・すすきので長年愛され続ける「札幌味噌拉麺専門店 けやき」の一杯!

ラーメン激戦区・すすきので長年愛され続ける「札幌味噌拉麺専門店 けやき」の一杯!

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数多くのラーメン店が集まる札幌の中でも、特に多くの店がひしめくのが北の繁華街・すすきの。 人気店が多い一方、移り変わりも早い超激戦区です。 その中で20年以上、しかも味噌ラーメン一筋でのれんを掲げているのが「札幌味噌拉麺専門店(さっぽろみそらーめんせんもんてん)けやき」。 新興店が続々登場するなか、変わらず支持を受け続ける一杯の秘密とは!?

Summery

ラーメン激戦区・すすきので20年以上続く人気店

全国的に有名な繁華街すすきの。その中心部で1999年(平成11)に開業した「札幌味噌拉麺専門店 けやき」。その名前の通り、札幌でもなかなか珍しい、味噌ラーメンのみを提供する専門店です。

店内はカウンターのみの8席。そのため、外に行列ができることもしばしば。スムーズに入りたいのであれば、お昼や夕食時などのピークタイムを避けて行くのがオススメです。

カウンターの目の前で鍋を振るう臨場感!

カウンター席は厨房に面しているため、調理風景がすぐ目の前で眺められるのもうれしいポイント。待っている間、鍋を振るう様子を見ていると否が応でも食欲を掻き立てられます。

まずは最初にたっぷりの野菜をひき肉とともにラードで炒め、シャキシャキの食感は残したまま香ばしさをプラス。

スープのベースには豚のゲンコツや背骨、香味野菜、鶏を使っており、3時間ほど煮出してから別の寸胴でとったスープを継ぎ足すことで濃度を調整します。

炒めた野菜にスープを入れ、味噌と合わせます。味噌は麦と玄米、大豆の白味噌の3種類を使用。それぞれの味噌のまろやかさや甘み、コクが引き出されるようブレンドしています。

麺は札幌の老舗製麺会社・さがみ屋製麺に特注する中太縮れ麺。季節や湿度にあわせ、1週間前後熟成させることで強いコシを引き出しています。

五感に訴えかける、ここだけの”味噌”

けやきの原点・味噌ラーメン950円はニンジンやニラ、キャベツなどの野菜の彩りに、オレンジ色に近いスープが印象的な一杯。表面にはラードが浮きとても濃厚そうに見えますが、スープをすくってみるとサラリとしていて、口に運ぶと甘さを感じるのにスッキリとした味わいです。


歯ごたえのある縮れ麺が、味噌と野菜の甘みが溶け込んだ優しいスープとよく絡みます。また、シャキシャキとした野菜もたっぷりで食べごたえ満点。ボリュームも大満足です。

トッピングを追加すれば、同じ味噌でも印象がガラリと変わります。写真は「チャーシューラーメン」1350円に「コーン」と「バター」(各+100円)をトッピング。コーンの小気味よい食感と甘み、そしてバターの風味でよりマイルドな一杯に!

また、道産豚のチャーシューは特大サイズが3枚もトッピングされます。提供する前に中華鍋で焼き上げるため、とってもジューシー。

1cmはあろうかという分厚さで、ホロホロの脂身と食感を残した赤身が丁度いいバランス。肉汁もスープに溶け込み、より濃厚さがプラスされます。

「五感に訴える一品料理としてのラーメン」をテーマに、札幌味噌ラーメンの王道のスタイルを踏襲しつつも、3種類の味噌やコシの強い熟成麺、彩り豊かな野菜を使い、けやき独自の個性を追求。長年支持を受けるのは、味はもちろんのこと、そういった一杯の味噌ラーメンへの妥協の無さにもあるのかもしれません。


■札幌味噌拉麺専門店 けやき(さっぽろみそらーめんせんもんてん けやき)
住所:北海道札幌市中央区南6西3睦ビル1階
TEL:011-552-4601
営業時間:10時30分~翌2時45分(日曜、祝日は~翌1時45分)
定休日:無休

Text:加藤太一(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆

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