食べるのも溶けるのももったいない!かわいすぎる東京かき氷3選

食べるのも溶けるのももったいない!かわいすぎる東京かき氷3選

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どんどん暑くなっていくこの季節。無性に食べたくなるのは、体を冷やしてくれるかき氷。でもせっかくならおいしいのはもちろん、ビジュアルもかわいすぎるかき氷を選びませんか?今回は、かき氷をこよなく愛すインスタグラマー・にゃんさんおすすめのかき氷3選をご紹介します♪

Summary

かき氷が“燃える”焼き氷って?「cafe Lumiere」に潜入!

JR・京王 吉祥寺駅から徒歩約30秒。公園口を出て、左手すぐに見えるビルの4階にお店を構えるこちらが、駅チカカフェ「cafe Lumiere(カフェ ルミエール)」。シックでレトロな看板が目印です。

「cafe Lumiere」では通常、カレーやケーキなどの喫茶メニューを提供していますが、夏の旬の間だけかき氷屋さんに大変身!特に、かき氷を焼いて仕上げる「焼き氷」が大人気なんだとか。

メニューを開くと「焼き氷」が誕生するまでの素敵な物語が。動物たちが「冬にもかき氷を食べたい!」と奮闘するといった内容なのですが、実はこの物語は8割がノンフィクションなのだそう!かき氷を待っている時間に、ぜひ読んでみてくださいね。

アリスの薔薇の焼き氷 1650円
「アリスの薔薇の焼き氷」1650円

人気メニューは「アリスの薔薇の焼き氷」。かき氷が、薔薇の花びらをイメージしたメレンゲに包まれて運ばれてきます。

ここからなんと、間近で一気にフランベ!かき氷にかけているのは、さくらんぼのリキュールにラズベリーのエキスを混ぜたシロップ。こんなに壮大なかき氷、見たことありません!

かき氷の内側は、いちごシロップやクリームチーズ、マスカルポーネクリームなどが層になっていて、自家製のラムレーズンがたっぷり入った大人味!トッピングには、キャラメルのほかに東京・三鷹の無添加ジャム工房「Mi Jam(ミジャム)」の薔薇が香るフルーツジャムが添えられているので、味変しながら楽しめちゃいます。

カワウソぼうやのもぎたてレモンパイ 1430円
「カワウソぼうやのもぎたてレモンパイ」1430円

こちらの「カワウソぼうやのもぎたてレモンパイ」は、国産レモンのはちみつレモンシロップにサクサクパイ、甘酸っぱいレモンゼリーや自家製のカスタードをトッピングした一品。まるでケーキのようなかき氷です!国産レモンを使用するほか、丁寧な工程を踏んで苦みを抑えているので、レモンの旨味までをしっかりと感じられます。

かき氷の上にちょこんとのっているカワウソのクッキーと麦わら帽子も手作り。一つひとつ丁寧にデザインされているんです。夏にぴったりなさわやかなかき氷をぜひ食べてみて♪

「cafe Lumiere」はかなりの人気店。来店前に公式サイトでのウェブ予約が必須です!

にゃんさんのおすすめポイント
動物クッキーは、頭についているリボンのデザインが日替わりなのだとか。訪れたその日、その瞬間だけのお楽しみ感があります♪ 焼き氷は目の前で店員さんがフランベしてくれて、かき氷が「燃える」珍しさもあり、動画におさめるお客さんも多いようです。

■cafe Lumiere(かふぇ るみえーる)
住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-2-2 東山ビル4F
TEL:0422-48-2121
営業時間:12~20時(19時30分LO)※季節によって変更あり
定休日:不定休

フルーツよりも濃厚なフルーツかき氷!?「くじらのおうち」

東京メトロ 築地駅から、築地場外市場方面に歩いて約4分。昔ながらの商店街に「くじらのおうち」はあります。築地のくじら肉専門店が「新型コロナウイルスのせいで、心に辛さを感じている人たちを少しでも癒したい」とスタートしたかき氷屋さんなんです。

「くじら肉専門店がかき氷屋さんに!?」と、意外なシフトチェンジに驚きそうですが、料理人の知恵が生かされた本当においしいかき氷ばかりなんですよ!

まんまめろん 1800円
「まんまめろん」1800円

コロンと丸いフォルムに、くじらの尻尾をイメージして焼き上げられたクッキー、色鮮やかなメロンシロップがたっぷりかけられたキュートな「まんまめろん」。メロンの旨みがぎゅっと詰まったシロップがかなり濃厚で、絶対に味わってほしい一品です。くじらの尻尾をモチーフにしたクッキーとは、さすが築地にお店!

もともとメロンが苦手だった店主さんが、どうにかメロンの芳醇な香りや甘さを純粋に楽しめないかと研究を重ねました。メロンには口の中にいれると苦味を感じる成分が含まれていて、仕込みの際に工夫をすると、その成分が分解されて甘みと香りがより楽しめるのだそう!

濃厚なメロンシロップに、上にのせきれなかった別添えのメロンをさらにのせれば、口の中が幸せいっぱい!かき氷の内側を掘り起こすと、たっぷりの果肉が見つかります。

「くじらのおうち」では定番のメニューを用意しておらず、旬の食材を使った期間限定のかき氷をその時々で提供。「まんまめろん」も、メロンが旬な時季限定のかき氷です。

ほうじ茶黒蜜きな粉 1000円
「ほうじ茶黒蜜きな粉」1000円

不定期で登場する「ほうじ茶黒蜜きな粉」は、オープン当初からの人気メニュー!自家製のほうじ茶シロップにたっぷりのきな粉が層になっています。

黒蜜をかけると溶けるのが早いので、提供されてからトロッと垂らして召し上がれ♪

かき氷の上にトッピングされているのは、オートミール、キヌアや黒米を炊いたもので、モチモチプチプチの食感がプラスされておいしい!ちなみに今後、タピオカのようにドリンクに入れて楽しむ「もちゅ」という新商品を発売する予定なのだそう!

店主さんがとっても気さくで話しやすいので、築地のおいしいお店なども教えてもらえます。ぜひ、築地のグルメも楽しみに立ち寄ってみてくださいね!

にゃんさんのおすすめポイント
築地場外市場にあるかき氷屋さん。くじらの尻尾をモチーフにしたクッキーがのっているかき氷がとってもかわいい♪もともとはくじら料理のお店で、かき氷以外にもくじらの竜田揚げやくじらカツを食べられます。お店の方もとても親切で居心地がいい!予約もできるので、夏でも安心して行けますね!

■くじらのおうち
住所:東京都中央区築地4-10-17
TEL:03-6278-8194
営業時間:11時30分~16時30分 ※季節によって変更あり
定休日:木曜

シロップは毎朝仕込むフレッシュさ!「かき氷工房 雪菓」

JR・都営地下鉄 巣鴨駅から歩いて約5分。巣鴨地蔵通り商店街にある「かき氷工房 雪菓(かきごおりこうぼう せっか)」は、天然氷と毎朝仕込む濃厚なシロップが大人気のお店。物心ついたときから“カキゴーラー”だった店主さんが、かき氷好きが高じてオープンしたのだそう!店内にはたくさんのサイン色紙が飾られているほか、テレビなどのメディアもたくさん取材にきているそうで、その人気さが伺えますね。

いちごミルクショートケーキ風 1250円
「いちごミルクショートケーキ風」1250円

「かき氷工房 雪菓」でおすすめなのは、濃厚ないちごシロップにたっぷりの純生クリームをトッピングした「いちごミルクショートケーキ風」。こちらは定番メニューです。

いちごのおいしさをぎゅっと詰め込んだシロップと、ほどよい甘さのホイップを合わせれば、ひんやり冷たいショートケーキの味わいに。天然氷を使用することで、硬く凍った氷が薄く削れるため、食感もふわふわになるんです♪ 夏場はかなり溶けやすいので、提供後は早めに食べるようにしましょう!

さくらんぼ 1500円
「さくらんぼ」1500円

ちょこんと双子のさくらんぼがのった「さくらんぼ」も、フルーツの旨味が濃縮されていて超絶品!さくらんぼを口いっぱい楽しむという夢を叶えてくれる一杯です♪こちらは旬の時期限定のひと品。

そんなかき氷のシロップは毎朝仕込んでいるそう。できる限り火を入れず、フレッシュな状態での提供を目指しているとのことで。おいしさはまさに生のフルーツそのもの!

「かき氷工房 雪菓」には、定番ラインナップのほかに季節で入れ替わるメニューも。夏はフルーツなどのさっぱり系、秋は栗やずんだなどのもったり系と、一年中通いたくなっちゃう。

夏はかなりの混雑が予想されるので、お店の公式Twitterで情報チェックを忘れずに!

にゃんさんのおすすめポイント
1年を通して、旬のフルーツを使用したかき氷を提供するお店。見た目も鮮やかで魅力的なメニューが多いです。メニューの入れ替わりが早いほか、レアなお品が出たりもするので、SNSチェックが必須!濃厚なシロップのみで食べてもおいしいですし、気分によって練乳やヨーグルト、純生クリームなどをトッピングして、自分好みのかき氷を楽しめるのもうれしいポイント♪

■かき氷工房 雪菓(かきごおりこうぼう せっか)
住所:東京都豊島区巣鴨3-37-6
TEL:03-5980-9891
営業時間:平日 11~17時、土・日曜、祝日 10~17時 ※季節によって変更あり
定休日:月曜

これからの季節に欠かせないかき氷。かわいさでテンションも上げて、暑い夏を乗り切っちゃいましょう!

【監修者プロフィール】
にゃん
Instagram:@nyan_lunlun
かき氷の食べ歩きを日課とするインスタグラマー。見た目の可愛いかき氷の投稿が多く、ほぼ毎日更新されるので要チェック。

Text・Photo:久保田聡実(vivace)

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