横浜中華街「886食堂」で本場の絶品台湾グルメを堪能!テイクアウトも楽しめる♪
横浜中華街にある台湾料理専門店「886食堂(ぱーぱーりゅーしょくどう)」。2022年3月のオープン以来、本場の台湾料理が食べられると台湾好きの間で話題になっているそう。ひとたびお店に足を踏み入れれば台湾に来たかのような気分になれる「886食堂」は、台湾好きはもちろん、台湾に詳しくないという方にもおすすめのスポットです!
Summary
横浜中華街の中心にたたずむお店
みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩6分。横浜中華街のメインストリートである中華街大通りに交わる路地を1本入ったところに「886食堂」はあります。さわやかなスカイブルーの外観が特徴。
お店は1階と2階があり、1階がカウンター席、2階がテーブル席となっています。
1階に描かれたウォールアートは、イラストレーター・佐々木千絵さんのもの。台湾の日常がポップに描かれたイラストに思わずテンションが上がります。
台湾の風を感じるレトロな店内
こちらは2階の広々としたテーブル席。赤を基調とした店内や提灯は、どことなく台湾の九份を思わせます。
提灯にはメニューが書かれていました。ちなみに店名の「886」とは国際電話をかけるときに使用する台湾のコードなのだそう。
マストでオーダーしたい台湾のソウルフード「牛肉麺」
「886食堂」でまずオーダーしたい「紅焼牛肉麺(ホンシャオニウロウミェン)」は、台湾を代表する牛肉料理。しょうゆベースのスープに、牛肉のうまみがたっぷり詰まった煮込み麺です。「886食堂」では国産牛ロースを数種のスパイスで長時間煮込んだ牛肉と、唐辛子を利かせたピリ辛のスープが特徴。パクチーの香りときざみ高菜がアクセントになっていて、後引くおいしさです。
そしてなんといっても絶品なのが台湾製の手打ち麺。太めでもっちり食感の麺は、スープによく絡みます。「紅焼牛肉麺」はほかにも、半筋牛肉麺として親しまれる牛アキレス部位が楽しめる「紅焼半筋牛肉麺」950円や、牛ハチノスがのった「紅焼三宝牛肉麺」1000円もあります。
台湾のモーニングメニューの定番「鹹豆漿(シェントウジャン)」
もうひとつ、「886食堂」でぜひ食べてほしいのが、「鹹豆漿」という食べる豆乳スープ。台湾の定番朝食メニューで、健康志向な人に人気なのだそう。「886食堂」では温めた豆乳に干しエビ、ザーサイとお酢を入れ、食感も楽しめるように工夫しています。
具材が中に入っているので、よく混ぜていただきましょう。クリーミーな豆乳とザーサイの食感、エビの香ばしさが完璧なバランス!辛くはありませんがラー油が利いているので飽きることなく食べられます。
スープとはいえ、豆腐ほどの固さがあるので食べごたえもあり、満足感たっぷり。これで500円はコスパが高い!少し小腹が空いたときにもおすすめです。台湾の朝食メニューではありますが、「886食堂」ではランチタイムでいただくことができます。
「油条(ヨウティアオ)」やデザートも見逃せない!
「鹹豆漿」500円には、中華揚げパンの「油条ハーフ」がセットで付いてくるのがポイント。台湾や香港では、おかゆや豆乳に付いてくる定番メニューなのだそうです。まずは何もつけずにそのままパクリ。食感はとてもエアリーで、重たさはありません。「油条」は単品1本180円でオーダーも可能です。
おすすめの食べ方としては「鹹豆漿」にディップ。「鹹豆漿」にはコクが加わり、「油条」には豆乳のクリーミーさが足されることでより食べやすくなりますよ!
練乳をかけて、スイーツ風にいただくのも人気なのだそう。店員さんにお願いすれば練乳をかけてくれるので、食後にオーダーしてみてはいかがでしょうか。
スイーツといえば、こちらも見逃せません。コロンとしたフォルムがかわいらしいこちらのスイーツは、タピオカ粉とサツマイモで仕上げたもちもち食感が特徴の「QQタピオカボール」。サツマイモのやさしい甘さと、タピオカ粉のもっちりとした食感がクセになります。揚げたてで食べるのがおすすめです!ちなみに、台湾では歯ごたえがいいことを「QQ」とよぶのだそうです。
テイクアウトして中華街散策のお供にも◎
「886食堂」では、今回紹介したメニュー含め、すべての料理がテイクアウト可能。中華揚げパンの「油条」は中華街散策のお供にぴったりで、練乳がけ250円、練乳いちご500円、練乳マンゴー500円、練乳あずき500円など種類豊富です。「紅焼牛肉麺」も30分以内の持ち帰りなら茹でたての麺を、それ以上かかる場合は自宅で茹でられる麺を提供してくれるので、自宅で台湾の味が楽しめますよ。
タピオカドリンクや台湾スイーツが楽しめるお店は横浜中華街にたくさんありますが、落ち着いて台湾料理が楽しめるお店は意外と少ないので、台湾料理をゆったり味わってみたい!という人にもおすすめです。現在台湾へは渡航制限があり、観光目的で訪れることはできません。そんな今だからこそ、「886食堂」でおいしい料理に舌鼓を打って、台湾の風を感じてみてはいかがでしょうか。
Text&Photo:Maui Hara
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