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秋川渓谷

【はじめての秋川渓谷】東京・新宿から1時間の大自然へ!山でトレッキング&川でBBQしてチェアリングする休日

東京都 おでかけ トレッキング 自然 バーベキュー るるぶ&more.編集部
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日常を忘れて大自然の中で思い切り遊びたい!リラックスしたい! でも遠くまで行く時間はない…そんな人におすすめなのが、都心から電車で約60分の大自然「秋川渓谷(あきがわけいこく)」です。ここが東京なの!?と誰もが驚く大自然へワンデイトリップしてみませんか? 編集部が実踏調査(2022年6月)を行った初心者におすすめのモデルルートをご紹介します♪

Summary

秋川渓谷ってこんなところ

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「石舟橋」付近にある看板

「秋川渓谷」は、東京都多摩地域西部に位置するあきる野市の綱代付近から、東京都で唯一の村(島しょ部を除く)である檜原村(ひのはらむら)の北秋川・南秋川まで約20kmに及ぶ渓谷地帯のこと。

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夏の緑が美しい「桂月橋」からの眺め

多摩川の支流のなかでも最大級の川「秋川(あきがわ)」の流れに沿って、キャンプやバーベキュー、魚釣りなどを楽しめる施設が点在し、川遊びが好きな人たちでにぎわいます。

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「城山」の山頂をめざしてトレッキング

渓谷なので、川遊びだけでなく山歩きもOK! なかでも、戦国時代に築城された「戸倉城跡(とくらじょうあと)」がある「城山(しろやま)」山頂をめざして歩くトレッキングは、往復2時間ほどなので初心者にもおすすめです。

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温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」

山と川で遊んだあとは、温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯(あきがわけいこく せおとのゆ)」で汗を流したり、食事をしたり、地元野菜や地酒を購入したり。「秋川渓谷」の雄大な自然をフィールドに、日帰りから宿泊までさまざまな観光プランを検討できますよ。

秋川渓谷へのアクセス

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武蔵五日市駅にはトイレやコンビニ、観光情報コーナーもある

電車の場合は、新宿駅から最寄りの武蔵五日市駅まで、中央線・青梅線・五日市線で約60分。車の場合も、新宿からあきる野ICまで約60分です。観光のハイシーズンである夏場は、海に向かう道よりも渋滞しないからと「秋川渓谷」へ遊びに来る人もいるのだとか。

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武蔵五日市駅前のバスターミナル

今回紹介する各スポットへは、武蔵五日市駅前にあるバス停「1番のりば」から「秋川渓谷瀬音の湯行き」のバスを利用するのが便利。運行本数が少ないので、時刻表をスマホで撮影して、バス時間を気にしながら観光を楽しみましょう。

【山あそび】「城山」トレッキングで気持ちいい汗をかく

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城山トレッキングの登山口「西戸倉登山口」。山口神明神社の鳥居が目印
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登山道には行き先案内板があるので安心

まずおすすめしたいのが、「城山」の頂上をめざすトレッキング。複数の登山口がありますが、徒歩&バス移動の人におすすめなのが、西戸倉バス停から徒歩5分ほどで到着する「西戸倉登山口」からの入山です。標高434.1mの頂上まで40分ほどで登れます。

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「西戸倉登山口」から頂上へ向かう道。鳥のさえずりを聞きながら歩く
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滑りにくい靴がおすすめ

「城山」は動きやすい服装と歩きやすい靴があれば、トレッキング初心者でも気軽に登れます。体温調整がしやすい服装(上着持参)、水分補給のドリンクやお菓子、汗をふくタオルなど基本的な持ち物をお忘れなく。登山道はしっかり整備されていますが、夏の酷暑日や大雨の翌日などは避けるほうがベターです。天候や体調と相談しながらトライしましょう。

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「城山」の頂上
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頂上からの眺め

40分ほどで頂上に到着! 開けた場所に記念碑やベンチがあり、休憩することが可能です。山を渡る風に吹かれながら、秋川や秋留台地を見下ろすのは爽快で、がんばって歩いたかいがありました。新宿方面を向いているので、どこまで見えるか遠くまで眺めてみて。

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「戸倉城」の説明が書かれた案内板
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城跡の名残を発見!
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下りは「十里木」をめざして歩こう

「城山」頂上には、戦国時代に築城された「戸倉城」がありました。説明文を読んで歴史に触れたあとに眺める景色は、さきほどとは違って見えるから不思議です。ひと息ついたら、「十里木登山口」に向かって山を下りましょう。

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山頂から「十里木登山口」へ下る道
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竹林の中を歩く
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「十里木登山口」

下りは、登りの道よりも木の根っこなどが多く、傾斜がきつい場所も多いので転ばないように注意しましょう。景色が竹林に変わり、青々と空に伸びる竹の美しさに見とれてしまいます。下りも40分ほどで、十里木バス停付近にある「十里木登山口」に到着です。

【名所】川風に吹かれながら「石舟橋」を渡ろう

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秋川にかかる赤い橋「石舟橋」。十里木方面から歩くと橋を眺めることができる展望台がある
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緑の木々と赤い橋のコントラストがきれい
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「石舟橋」から見る「秋川」の流れ

十里木バス停から温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」に向かい6分ほど歩くと、大きな橋が現れます。全長96mの歩行者専用の吊り橋「石舟橋(いしふねばし)」です。「秋川渓谷」のシンボル的存在で、記念撮影にぴったり。夏の緑もすてきですが、秋の紅葉シーズンも見逃せません。

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「秋川渓谷 瀬音の湯」の足湯
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足湯を楽しみながらバスを待つ
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秋川渓谷瀬音の湯バス停

「石舟橋」を渡って「秋川渓谷 瀬音の湯」にあるバス停に向かいます。「秋川渓谷 瀬音の湯」では宿泊客以外も日帰り入浴や足湯、カフェ、売店、トイレなどの利用が可能です。今回は入浴せずに、バスが来るまで足湯に入って山歩きの疲れを癒やしました。

■秋川渓谷 瀬音の湯
(あきがわけいこく せおとのゆ)

住所:東京都あきる野市乙津565
TEL:042-595-2614
営業時間:10〜22時
定休日:不定休(カフェせせらぎは水曜休)

【川あそび】「秋川渓谷リバーティオ」で手ぶらBBQ & チェアリング

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「秋川渓谷リバーティオ」の入り口。看板の奥にあるのが管理棟

秋川渓谷瀬音の湯バス停から武蔵五日市駅行きの路線バスに乗り、東小中野バス停で下車。10分ほど歩くとコテージ泊やバーベキューができる施設「秋川渓谷リバーティオ」に到着。南側に山を背負う場所にあり、ほかより5度ほど気温が低く、暑い夏も比較的涼しく過ごせるとか。

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コテージ泊も可能

2015年オープンの施設で、あきる野市で60年以上続く精肉店「松村精肉店」直営のため、バーベキューのおいしさに定評があります。そこで今回は、徒歩&バス移動の人におすすめの手ぶらバーベキューと河原でのチェアリングを楽しみます!

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バーベキューハウスの外観
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バーベキューハウスの内観

手ぶらバーベキューをバーベキューハウス内と河原の両方で楽しむことができます。河原でのバーベキューはもちろん楽しいのですが、レンタル道具や食材を河原まで運んだり、火を起こしたりするのは初心者には少々ハードルが高いため、ハウス内で手軽に楽しむ人もいるのだとか。河原バーベキューは、春や秋がおすすめ。

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河原バーベキューはこちらで
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河原でのバーベキュー道具はすべてレンタル可能
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川は浅く、流れも緩やか
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水の透明度が高くてびっくり!
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川で遊ぶ人たちを眺めるだけでも癒やされる

ハウス内や河原で手ぶらバーベキューを楽しんだあとは、河原でアウトドアチェアに座ってまったりする“チェアリング”はいかが? 川が浅いのでチェアごと川に入って、足だけ川に浸しリラックスする人も。もちろん水着になって川で遊ぶのもOK(シャワーあり)ですが、チェアリングなら水着なしでも川を楽しめますよ。帰りは、東小中野バス停まで歩き、バスで武蔵五日市駅に戻りましょう。

■秋川渓谷リバーティオ
(あきがわけいこくりばーてぃお)

住所:東京都あきる野市小和田464
TEL:042-596-5101
営業時間:【日帰りバーベキュー】ハウス内・河原ともに10〜16時
料金:【ハウス内で手ぶらの場合】①バーベキューAセット1名分2600円〜
【河原で手ぶらの場合】①バーベキューAセット1名分2600円〜(鉄板、コンロ含む)、②マキ500円、③炭(3kg)1700円 ※ハウス内・河原ともに食材は4名分から注文可。4日前までに要予約。
定休日:不定休

ここが東京なの!? と驚かずにはいられない「秋川渓谷」での1日は、いかがでしたか? 人混みや街の喧騒から離れて山と川で思い切り遊べば、子どもの頃のあなたに出会えるかもしれません。東京の大自然を満喫しましょう♪


Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平

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