下高井戸商店街「HEIM」はアットホームで便利なブルックリンスタイルのカフェ!

下高井戸商店街「HEIM」はアットホームで便利なブルックリンスタイルのカフェ!

食・グルメ ブルックリン風 カフェ 焼き菓子 クッキー スコーン
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下高井戸駅から商店街に入ってすぐのカフェ「HEIM(ハイム)」。2000年代のNY・ブルックリンカルチャーを下地としながら、生活感のあるにぎやかな街の雰囲気にも調和しています。アメリカンベイクをはじめピザトーストや自家製ドリンクなど、どのメニューもシンプルながらハイクオリティ。夜には飲み屋さんにもなる使い勝手に優れたお店です!

Summary

スタイリッシュな雰囲気とフランクさを兼ね備える憩いのカフェ「HEIM」

昭和の風情を残し、地元の人々に寄り添ったお店が軒を連ねる下高井戸商店街。下高井戸駅から徒歩1分ほど、生活感のあるにぎやかな通りで異彩を放つのが、おしゃれなブルックリンスタイルのカフェです。こちらは松陰神社前にある人気カフェ「BY AND BY(バイ アンド バイ)」の姉妹店として2022年5月にオープンしたばかり。店頭にテイクフリーのワンちゃん用おやつが用意されているなど、この商店街らしい人情味も感じるお店です。

朝9時から深夜24時まで地元の方々がいつでも立ち寄れる、ドイツ語で言う「HEIM」=「家」のような存在がコンセプト。日中は1階のバーカウンターがキッチンになり、ここで購入した焼き菓子や軽食、ドリンクメニューなどを、多彩なイートインスペースで楽しめるシステムになっています。夜になれば大きな提灯を掲げてカウンター席中心の居酒屋に。今後はビストロとしてリニューアルする計画もあるのだとか。

2000年代のアメリカ文化を好むのはオーナーバリスタの江川未来さん。フードメニューはクッキー、スコーン、ブラウニー、チーズケーキなどアメリカンベイクが中心です。店内で江川さんが焼き上げているものもあれば、近郊のシェアキッチンで知人のベイカーが仕込んでいるものもあるそう。

「ペパロニ ピッツァ トースト」と自家製ドリンクで日常的なぜいたくを!

こちらのレモネードは江川さんのお手製。果肉がたっぷり入っていて、レモンの味わいがとっても濃厚です。炭酸をきかせた「レモンスカッシュ」550円のさわやかな酸味は、軽食や焼き菓子とも相性抜群。ビタミンたっぷりで夏バテにも効果がありそうです!

シックな雰囲気が漂う2階の一角

2階だけでもバーカウンターをはじめ、木の温もりをかした半個室、作業に最適なテーブル席など、さまざまなシーンに役立つ空間が広がります。3階建ての建物が1棟まるごとお店になっており、日中は1階奥と2階がカフェスペースに。すべて合わせれば50席以上あるほか、一部の席には電源コンセントやWi-Fiも備えており、多彩なシーンで活用できそうです。

始めにいただいたのはアメリカ風ピザの定番、ペパロニをふんだんに使った「ペパロニ ピッツァ トースト」750円。トマトソースの酸味、ミックスハーブの香り、ペパロニやチーズのうまみが融合する、期待どおりのアメリカンな味わいです!

ちなみに、ふっくらとした厚切りトーストは近所にある「フラマンドール下高井戸店」の食パンを使用しているそう。地元でおなじみの素材を上手に取り入れているなど、適度な抜け感も、地元の方々が肩肘張らずに通えるポイントなのでしょう。

アイスと合わせてリッチに楽しみたい「アールグレイバナナブレッド」

「アールグレイバナナブレッド」480円には、バニラビーンズたっぷりでリッチな味わいのアイスクリーム「バニラ」250円をトッピング。ほかにもピスタチオやストロベリーマスカルポーネなどのアイスクリームを、さまざまな焼き菓子と組み合わせて味わうことができますよ♪

完熟感のあるバナナに重なるアールグレイの豊かな香り。リベイク仕立ての温かな生地にアイスが適度に溶け込むことで、高級感のある風味と舌ざわりが生まれています。クランブルのザクザクと楽しい食感もアクセントにぴったり。深煎りのコーヒー豆を使用したほろ苦い「カフェラテ アイス」560円とも相性抜群でした!

食事をしながらノートパソコンで作業を続けるおひとりさま、SNSの投稿用と思われる写真撮影にいそしむ学生さん、のんびりとコーヒーを味わう老夫婦、ブランチで訪れているファミリーなどなど、客層は実にさまざま。日常的にふらりと立ち寄れる敷居の低さがありながら、気合の入ったデートで訪れても満足できるクオリティを兼ね備えているのがすごい。常連の方々の生活の質まで向上してくれそうな、本当に懐の深いカフェなのでした。


Text&Photo:柴山たき(effect)

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