食・グルメ
2022.08.18
【兵庫・明石】ブルワリーとレストランが併設する「ながさわ明石江井島酒館」で明石ビールを味わい尽くそう！
1998年、兵庫県明石市で誕生した「明石ビール」。クラフトビール初心者でも飲みやすく、明石の土地柄を活かした個性的なラインナップで高い人気を誇ります。明石市の西部には、醸造所のほか、こだわりの一杯を樽生で味わえるレストラン、ボトルビールを購入できる売店が入る「ながさわ明石江井島酒館(ながさわあかしえいがしましゅかん)」があります。見て、飲んで、買って、「明石ビール」を味わい尽くしましょう。
Summary
「明石ビール」をとことん味わえる複合施設へ
「ながさわ明石江井島酒館」は、全国にもファンの多い「明石ビール」の醸造所、レストラン、売店が入る複合施設。施設がある江井ヶ島は”西灘”とよばれ、古くから酒どころとして知られる地域です。建物は歴史ある酒蔵を利用しており、重厚感漂う雰囲気が味わえます。
「明石ビール」の最大の特徴は、厳選した麦芽とホップのみを原料とした麦芽100%ビールであること。米やコーンなどの副原料を使用しないことで、深いコクが生まれます。仕込み水には地元・西灘の水を、ホップは高級品種とされるファインアロマホップを使用するなど、こだわり抜いた素材を使って醸造されています。
明石を代表するクラフトビールを醸造する「明石ブルワリー」
施設に入る醸造所「明石ブルワリー」は、事前に予約をすれば見学も可能です (詳細は要相談)。自分だけのオリジナルビールを作る醸造体験もできますが、2022年7月現在、募集を一時休止しています。再開の際は、公式サイトなどで告知予定です。
「明石ビール」のクラフトビールはすべて、クラフトビール特有のクセを少なくし、飲みやすさを大切にしています。多くの人から愛される味わいに仕上げるためには、繊細な作業が必要不可欠。「明石ビール」は、ヘッドブルワーの橋本さんによる細やかなチェックを重ねて醸造されます。クラフトビールの管理をする橋本さんの表情は、まさに真剣そのもの。
併設の「和食レストラン江井ヶ島」でできたての一杯をゴクリ♪
施設に併設するレストラン「和食レストラン江井ヶ島」では、「明石ビール」の定番7種を樽生で味わえます。広々とした店内は2階建てになっており、1階はテーブル席と少人数用の個室席、2階には団体用の座敷席が用意されています。
店内でいただけるクラフトビールは、全7種。すべてジョッキサイズでたっぷり味わえるのもうれしいポイントです。
「セゾンビール」は、世界でも3番目の歴史を持つビール審査会「インターナショナルビアカップ」で2020年の金賞を受賞、カテゴリーチャンピオンも獲得しました。柑橘系のさわやかな香りと、ジューシーな味わいを楽しんでください。
ブラウンエールの「明石浪漫ビール」は、ローストモルトを使用することで、香ばしいカラメルのような風味が広がります。特に人気が高いという「明石海岸ビール」は、軽やかな飲み口のピルスナー。後味もスッキリしており、クラフトビールが苦手という人にもおすすめです。
明石名物が勢揃い！オリジナルフードメニューにも注目
レストラン内では、明石名物をはじめとしたバリエーション豊かなフードメニューもいただけます。明石といえば、なんといっても外せないのが明石だこ。明石海峡の激しい潮流にもまれることで、プリプリの食感と噛めば噛むほど広がるうま味が生まれます。そんな明石だこを丸ごと1匹使った「たこの姿揚げ」は、ハサミで切り分けていただく豪快なひと品。
訪れたならぜひ味わいたい「明石焼き」は、おつまみにもちょうどいい5個入り。ふわふわの生地としっかりとした歯ごたえの明石ダコがたまらない一品です。どのクラフトビールとも相性抜群で、ついついお酒が進みます。ぱくっと頬張って、明石の味を堪能してくださいね。
売店で明石みやげをゲットしよう
施設内には、食品から雑貨まで、人気の明石みやげが100種以上集まる売店もあります。明石を代表する地酒も種類豊富に揃うので、日本酒好きの人はチェックを忘れずに。
「明石ビール」のボトルタイプも揃っているので、レストランで味わったあとにはおみやげとして購入ができます。隣接する醸造所で充填したばかりものをそのまま並べているので、本来の風味をそのまま味わえます。定番7種のほか、限定種が登場することも。その時の出合いを楽しんでくださいね。
明石観光にもぴったりの「ながさわ明石江井島酒館」。ブルワーによって丁寧に醸造されるクラフトビールは、わざわざ足を運んででも飲みたい一杯。今度の休日は、クラフトビールを飲みに明石へ訪れてみませんか。
■ながさわ明石江井島酒館(ながさわあかしえいがしましゅかん)
住所：兵庫県明石市大久保町西島1194
TEL：078-948-2060(店舗により異なる)
営業時間：醸造所と売店は10～17時、レストランは11～15時、17時～20時30分
定休日：無休
Text:杞山穂花(Clay)
Photo:能勢太郎(Clay)
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