【岐阜】レトロ空間が広がるブックカフェ「喫茶とちょうど品 エントワ」

【岐阜】レトロ空間が広がるブックカフェ「喫茶とちょうど品 エントワ」

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岐阜県大垣市にある「喫茶とちょうど品 エントワ」は、明治時代に建てられた土蔵をリノベーションした隠れ家のようなカフェ。1000冊以上の本が揃う2階はブックカフェとして利用でき、非日常感あふれるゆったりとした時間が過ごせます。離れにある暮らしに馴染む日用品のお店も必見です。

Summary

明治時代の土蔵をリノベーションした古民家風のレトロな建物が目印

「喫茶とちょうど品 エントワ」は、水の都として知られる岐阜県大垣市の閑静な住宅地の中にたたずみます。車で大垣駅から約10分、名古屋からは1時間ほどの距離です。築120年を数えるという立派な土蔵をリノベーションした外観はとてもモダン!

2017年にカフェと日用品のお店としてオープンし、2020年には2階に読書ができる本屋が誕生、現在は入り口に焼き菓子の製造販売スペースも増築中と、少しずつ変化を遂げてきました。

気心知れた人とくつろぎの空間でまったりカフェタイム

玄関で靴を脱いで店内へ。まるで友人の家を訪れているような寛ぎの空間です。

カウンター席は一人で訪れてゆったりと過ごすのにぴったり。棚にはオーナーがセレクトした素敵なカップが並びます。

土蔵の梁を生かした木の温もりが感じられる店内は、つい長居をしてしまいたくなる雰囲気。テーブル席は2人掛けが中心で、3人掛けと4人掛けは各1席ずつ。4人以上の場合は分かれての案内となります。気心の知れた人と、少人数で訪れるのがおすすめです。

喫茶メニューは、「オリジナルブレンドコーヒー」500円や「ストレートティー」500円をはじめ、「レモネード」500円、「クリームソーダ」600円などのドリンクとスイーツ、「タマゴサンドフルサイズ」700円や「カツサンドフルサイズ」800円といった軽食が楽しめます。

定番スイーツの「こだわりプリン」500円は、岐阜県産醍醐卵(だいごらん)を使用。しっとりと固めで、優しい甘さとカラメルの苦味のバランスが絶妙!売り切れることもあるほど人気なので、残っていたらぜひオーダーを。

まるで“本の森”に迷い込んだかのよう!2階に広がる秘密の屋根裏部屋

1階のカフェから階段を上って、「本と旅する森の本屋」へ。

子どもの頃に読んだ童話に出てくる秘密の屋根裏部屋へと向かうような気持ちがして、階段を上るところからワクワクします!

2階に広がるのは1000冊以上の本が並ぶ、まさに“本の森”のような空間。

中央に設えられた大きな木を囲むように本棚が並び、天窓からは柔らかな光が差し込んでいます。2階にある本はすべて、長野県上田市にあるバリューブックスで選書したもの。文学や哲学から、料理、暮らしにまつわること、エッセイ、アート、写真、経済まで、さまざまなジャンルが揃っていて、すっと手を伸ばして読みたくなる本ばかり。

どの本も2階の窓辺や奥のスペースに置かれたソファや椅子に座って、自由に読むことができます。すべて1人席で、私語はNG。気兼ねなく自分の時間に没頭できるのが嬉しいですね。また、ほとんどの本は古本として販売しているので、気に入った本を購入することもできますよ。

2階の利用料金は1時間300円で、1階のカフェのメニューを1オーダーするごとに1時間無料になります。

実は、カフェメニューの注文の仕方がユニークなんです。スタジオジブリの映画の中に出てくる“ねこバス”のバス停をイメージしたというこちらのスペースにある筒に注目。

自分が注文したいメニューを紙に書いて、この筒に投函するとオーダーが完了!そんな、さりげない遊び心にも癒やされますね。

カツサンド(ハースサイズ)450円、アイスコーヒー500円
「カツサンド(ハーフサイズ)」450円、「アイスコーヒー」500円

三元豚ロースに生パン粉をまぶして揚げたカツに自家製ソースをなじませ、サクっと焼いたトーストで挟んだ「カツサンド」は、ジューシーな肉の旨みが存分に感じられる一皿。「アイスコーヒー」はカップとグラスで約2杯分が供されるのが嬉しい!本のページをめくりながら、じっくり味わいましょう。

暮らしに馴染むちょうど良い日用品“ちょうど品”で日々を豊かに

1階のカフェから廊下を通って「はなれ」に向かうと、さまざまな日用品が所狭しと並んでいます。

こちらは、機能性とシンプルな美しさを備えた日用品や道具を全国から集めて販売しているお店。それぞれに鉄、アルミ、ガラス、竹、陶器、リネン、天然木など、用途に合わせて選び抜かれた素材を用いて作られています。

岐阜県高山市を拠点に制作をしているガラス作家の安土草太さんのグラスも、実際に手に取り、一つ一つ微妙な違いを感じながら選ぶことができます。

フライパンや鍋、おろし金といったキッチンアイテムもずらり。日々の暮らしにちょうど良いもの、だから“ちょうど品”と名付けられた日用品たち。この機会に、ていねいな暮らしをするための日用品を揃えてみるのもおすすめです。

日々の喧騒や忙しさから逃れ、ゆっくりと静かに自分の時間を過ごしたいときには、「喫茶とちょうど品 エントワ」で読書に没頭するカフェタイムを過ごしに、訪れてみてくださいね。

喫茶とちょうど品 エントワ(きっさとちょうどひん えんとわ)
住所:岐阜県大垣市中川町2-1088
TEL:0584-71-8302​​​​​​​
営業時間:9〜17時
定休日:日・月曜 

Text、Photo:さかだちブックス

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