食・グルメ
2022.08.07
【新オープン】京都に生姜尽くしの料理店「by GINGER」誕生！ 生姜のおいしさに開眼
2022年6月、三条西洞院のビル2階にオープンした生姜料理専門店「by GINGER」は、ランチ、ディナーともに生姜尽くし。料理の脇役と思われがちですが、舌を刺激し、存在感を放つ生姜。料理、ドリンク、デザート。ほぼすべてのメニューに生姜が登場する、生姜好きにはたまらないお店です。
Summary
2022年6月オープンの新店「by GINGER」
京都に、誕生した生姜料理専門店「by GINGER」。京都市営地下鉄 烏丸御池駅から西に歩いて6分ほどの場所にあります。
スタイリッシュな商業ビルの2階。ビルの外観からはわかりにくいので、見逃し注意！ 京都西洞院三条郵便局の隣のビルです。
オープンキッチンに対面するカウンター席が8席、テーブル席が14席の計22席。おしゃれな雰囲気でデート使いや生姜好きの食事会にも良さそう。
ハイスツールのカウンター席。目の前にはセンスのよい器が並び、期待が高まります。
黒板に並ぶメニューにも生姜やジンジャーの文字がたくさん見受けられ、生姜好きとしてはウキウキしてきます。手元のメニューを見ると、生姜の使用量の多い・少ないを示す生姜マークがついています。生姜マークのないメニューは5つだけ。ほとんどの料理に生姜が使われています！
注文はQRコードを読み込むシステム。
生姜マーク3、生姜をMAXで楽しむ肉料理
さて、まずはお肉料理から。生姜マーク3（最大）の「大山どりを使った蒸し鶏 生姜ソース添え」をいただきます。見た通り、半端ない生姜の量！ 粗めに刻んだ生姜で作った生姜醤の刺激的な辛味が、自然豊かな鳥取の地で育った大山どりの旨みを引き立てます。美味！
料理に合わせたのは、「自家製すりおろしジンジャーハイボール」。生姜たっぷりの料理に合うように爽やかで飲みやすく作ってあります。お酒が飲めない人にも、「すりおろし生姜のジンジャーエール」や「ほうじ茶ジンジャーエール」、「山椒ジンジャーエール」など選択肢がたくさんあるのが嬉しいポイント。生姜ドリンクはすべて自家製。飲み比べも楽しいですね。
生姜マーク3（最大）のお肉メニューをもう一品。「本気のジンジャーポーク」は、塊の豚肩ロース肉を分厚くカット。醤油、酒、生姜などで作ったタレでしっかりと下味をつけて焼き上げた後に、すりおろしたフレッシュな生姜をたっぷり。これでもかとばかりに生姜を利かせた本気のジンジャーポークです。写真はランチセット。ご飯と味噌汁付きで、お昼から大満足です。
必食！生姜たっぷり、炊き立て「生姜飯」
さて、次にいただくのは「看板メニューはこれなのでは？」と思うほどおいしい生姜飯。絶対に注文して欲しい一品です。ストウブの鍋でお米の一粒一粒をムラなくもっちりと炊き上げてあります。注文してからだいたい30～40分ほどかかるので、タイミングを見計らって早めに注文を！
よくかき混ぜていただきます。すごい生姜の量。これでご飯2～3人前ですが、だいたい30ｇほどの生姜を使っているそう。
鰹と昆布で丁寧に出汁をとり、うまみと上品な香りを米に移して、生姜の味を最大限に生かします。熱々はもちろん、冷えても美味。生姜がじわじわと効いてきて、お腹が温まります。
二人分のご飯をよそってもまだ鍋にこれだけ残っています。ご飯といえばシメですが、生姜飯はお酒にも合いますよー。
他にも「パンチ生姜のコロッケ」550円、「レンコンと海老の挟み揚げ（生姜たっぷり）」825円、「オリーブと自家製ピクルスの盛り合わせ（生姜入り）」550円など、気になるメニューがいっぱい！
ワインとのマリアージュもおすすめ！ジンジャースイーツ
かわいくっておいしいジンジャースイーツもあります！ こちらは「生姜のミルフィーユタタン」。パイ生地とカスタードクリームを重ねて、生姜の甘煮をたっぷりと。
今回はコーヒーを合わせて食後にいただきましたが、ワインとのペアリングもイケるそう。ワインとジンジャースイーツで食事を締めるのもおしゃれですね。
今回は2022年6月にオープンしたばかりの生姜料理専門店「by GINGER」のお料理をいただいてきました。肉料理をたっぷり食べても胃もたれせず、次の日もすっきり。生姜のパワーを再確認した1日でした。生姜好きならば、ぜひチェックしてみてください！
■by GINGER
住所：京都府京都市中京区釜座町4-1 京都三条スクエアビル 2階
TEL：075-708-6123
営業時間：ランチ11時30分～14時（13時30分LO）、ディナー18～22時（21時30分LO）
定休日： 水曜
アクセス：「烏丸御池」駅から徒歩6分
Photo： photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text：京都ライター事務所 小西尋子
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