泊まる
2022.12.25
【金沢・片町】金沢の魅力を体感！「OMO5金沢片町 by 星野リゾート」でグルメタウンを楽しみながらのステイを！
泊まるだけじゃない、金沢の街と食を深堀り体験できる都市型観光ホテル「OMO5（おもふぁいぶ）金沢片町 by 星野リゾート」。北陸随一のグルメタウンである片町エリアに立ち、美食探訪に出掛けるツアーや、和菓子作りなど、金沢の魅力に触れられるバラエティあふれるアクティビティの数々が、宿泊者の心をわしづかみにしています。そんな「OMO5金沢片町」に「るるぶ＆more.」編集部がステイ体験してみました！
Summary
九谷焼アートがお出迎え、チェックインはタッチパネルでスマートに
ホテルに到着したら、早速チェックイン。エントランスでは金沢の郷土玩具・加賀八幡起き上がりをモチーフにした九谷焼のアートが出迎えてくれます。宿泊の思い出として、写真を撮るのにぴったりのアート。チェックインはタッチパネルでスマートに手続きができますよ（フロントで対面でのチェックインも可能）。
体験型ご当地スイーツが話題のカフェでひと休み
部屋に行く前にちょっと休憩。と、立ち寄ったのは1階にある「OMOカフェ」。こちらで提供されるご当地スイーツが人気なんです！それが、加賀野菜のサツマイモ（五郎島金時）を使った“映え”モンブラン。自分で仕上げて食べるセルフスタイルのスイーツで、作る楽しみと食べる楽しみの両方を体感できます。
モンブランは、生クリームとアイスクリーム、メレンゲ生地が重なった土台の状態でテーブルに運ばれてきます。モンブランクリームが入った専用の絞り機を構え、いざ！モンブランの土台に向かって勢いよくクリームを絞ると・・・。ドキドキしながら仕上げるモンブランにテンションは急上昇！クリームを絞り切り、一仕事終えた気分で食べたモンブランは、五郎島金時の優しい甘さが感じられる幸せな味でした。
1階のパブリックスペース「OMOベース」には、ホテルのスタッフが実際に足を運んで見つけた、グルメタウン片町エリアの名店をマッピングした巨大な“ご近所マップ”のほか、「OMO5金沢片町」のオリジナルグッズ、地元の美味しいものを紹介・販売しているショップもあるので、要チェックです。
老舗「落雁 諸江屋」とコラボした「生らくがん作り体験」
夕刻が近づくと、宿泊者限定のアクティビティがいよいよスタートします。その一つが嘉永2年（1849）創業の老舗「落雁 諸江屋」とコラボした「生らくがん作り体験」。お茶の文化が盛んな金沢では、古くから茶席などで落雁が重宝されてきました。茶席では干菓子の落雁を目にすることが多いかもしれませんが、この体験では出来立てのふわっとした食感が特徴の生らくがんを作ります。
生らくがんの作り方は、実際に諸江屋の職人から指南を受けたスタッフ、OMOレンジャーが教えてくれます。説明に従って材料の寒梅粉などを順番にボウルに入れ、すり鉢で混ぜていきます。OMOレンジャーが金沢の菓子文化を学べるクイズを出題する場面などもあり、終始和やかな雰囲気です。
材料の粉を混ぜ合わせた後、“粉→餡玉→粉”の順で餡玉を粉でサンドイッチするように専用の型抜きに入れ、型押ししていきます。押し型は伝統的な四季の花のデザインや、OMOオリジナルの「おも」や「OMO」、金沢らしい水引の絵柄など10種類前後の中から2種類を選びます。押し型を型にギュッとはめたら、そっと型から生らくがんを外して・・・、この力加減が難しいんです。どうにか完成にこぎつけ試食すると、素朴で上品な甘さともっちりした食感に、思わずほっこりしました。
金沢の“お茶文化”をたしなむ体験も
もう一つの注目の文化体験が、「いいじな棒茶の飲み比べ体験」。「OMO5金沢片町」が立つ竪町ストリート沿いに店を構える老舗の「野田屋茶店」とのコラボアクティビティで、使用する茶葉や焙煎時間、焙煎方法が異なる3種類の棒茶の飲み比べが楽しめます。OMOレンジャーが、それぞれのお茶で使用している茶葉の部位や色の違いを実物を見せながら解説。湯飲みに注がれたそれぞれのお茶の香りや風味、味わいの違いを比べます。
湯飲みに注がれた深蒸し茶の緑色、浅煎りほうじ茶の黄色、深煎りほうじ茶のオレンジ色の3色が並ぶと、その色の違いに思わず見とれてしまいます。「金沢といえば『加賀棒茶』が知られていますが、こちらは茶葉の茎だけを使用して深煎りしているのが特徴。全国的には皆さんが飲まれている緑茶といった浅煎りのお茶が一般的です。」と、OMOレンジャーが話す豆知識に耳を傾けながら、3種類のお茶を堪能。「お土産に欲しいな～」と思ったら、「OMOベース」にある“ご近所マップ”で「野田屋茶店」を探してみましょう！
街へ繰り出すオリジナルツアー！金沢のディープタウンにご案内
アクティビティは、ホテル館内だけに留まりません。実際に金沢の街へ繰り出して、散策を楽しむ企画もあります。それが「金沢片町味わいまっし散歩」。OMOレンジャーが、ホテル周辺の片町エリアの飲食街や観光スポットなどを実際に巡りながら案内してくれます。途中通る場所は、ディープな飲み屋が軒を連ねる「新天地」や、屋台文化の風情が色濃く残る「金沢中央味食街」など、地元の人やツウがひいきにする穴場スポットも多数。「金沢にこんな場所があったんだ！」と驚くばかりです。
その後、長町武家屋敷跡を散策し、近くの「茶菓工房たろう鬼川店」でひと休み。お店で人気の和菓子の試食が振る舞われ、その場で購入することもできます。
ツアーはホテルから1キロ前後のエリアを40～50分ほどかけて歩きます。繁華街から歴史的な街並へ、通りが変われば一気に違った表情を見せる金沢の街の奥深さを改めて感じる、そんなお散歩タイムになりました。
ツアーでは、こだわりのお酒が飲めるバルや、寿司、焼き鳥店など、さまざまな飲食店も紹介してくれます。気になったお店があれば、その日の夕食の予約をその場で取ってみるのもOK。ツアーを途中で離脱して入店し、そのまま夕食の時間に切り替えることも可能です。今回は、ツアーでも紹介された金沢おでんの名店「菊一」で、絶品おでんを堪能しました。
旅のスタイルに合わせて6タイプから選べるゲストルーム
いよいよホテルに戻って、就寝タイム。「OMO5金沢片町」のゲストルームは、6タイプ全101室あり、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。定員3名のスーペリアルームは、ゆったりくつろげる広々としたソファのほか、洗面台が2つ設置され、女子旅にはうれしい空間設計。靴を脱いで過ごすスタイルなので、ゆったりくつろげますね。
ちなみに、全客室でお風呂と洗面台は別々に設置されています。お風呂の浴槽は、足を伸ばして湯船にゆったり浸かれるほど十分な広さ。部屋には、「OMO5金沢片町」オリジナルデザインがかわいい九谷焼のそばちょこが常備されていて、ティータイムも楽しめます。そばちょこは1階のショップで購入することもできますよ。
朝食はハーフビュッフェスタイルの「OMOrningリゾット」で優雅に
朝食は「OMOカフェ」でいただきます。5種類のリゾットとクロックムッシュからメイン料理を選び、サラダバーやスープ、ヨーグルト、ドリンクなどはセルフサービスで提供。メイン料理の一番人気は「棒茶と生麩のリゾット」。棒茶をだしに使った和風リゾットで、爽やかな朝にぴったりです。
締めくくりは「金沢21世紀美術館」ホテル限定アートツアーで
チェックアウト前にもアクティビティが用意されています。金沢21世紀美術館と「OMO5金沢片町」が共同で実施している「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」です。ホテルから徒歩5分の場所にある美術館のみどころや魅力、創立までのストーリーなどを案内してくれるツアーで、開館前の朝の清々しい空気の中、OMOレンジャーの案内で展示作品を鑑賞したり、美術館建物のみどころ解説などが受けられます。
「OMO5金沢片町」を拠点にした金沢観光は、新しい発見と感動の連続です。金沢の街を満喫したい人も、ホテルの中でゆったりくつろぎながら過ごしたい人も、多彩なアクティビティと充実のおもてなしで旅をエスコートしてくれます。そんな、宿泊するだけにとどまらない体験ができる「OMO5金沢片町」で、金沢の旅を思い切り楽しんでみてはいかがでしょう。
■OMO5金沢片町 by 星野リゾート（おもふぁいぶかなざわかたまち ばい ほしのりぞーと）
住所：金沢市片町 1-4-23
TEL：050-3134-8095（OMO予約センター）
IN／OUT：15時／11時
料金：1泊素泊まり1名1万4000円～（2名1室利用時、サービス料・消費税込み、別途金沢市宿泊税を含む場合あり）
【茶菓工房たろう 鬼川店（さかこうぼうたろうおにかわてん）】
住所：金沢市長町1-3-32
TEL：076-223-2838
営業時間：8時45分～17時30分
定休日：無休
【おでん菊一（おでんきくいち）】
住所：金沢市片町2-1-23
TEL：076-221-4676
営業時間：17時30分～22時30分（売り切れ次第終了）
定休日：火・水曜
Text：能登印刷株式会社
Photo：山岸栞依、宮崎誠、星野リゾート
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