【30分食べ放題♪】今が旬の「桃」を求めて福島でフルーツ狩り体験
フルーツ王国・福島の夏といえば、あま~い香りとみずみずしさがあふれる「桃」!7月上旬~9月中旬まで続くシーズンでは、県内各地の果樹園で桃狩りが楽しめます♪今回は福島市内の人気果樹園を2軒ご紹介。パフェやフローズンなどひんやり桃スイーツも要チェック!
【まるせい果樹園】直営カフェを併設!フルーツのテーマパークのような人気果樹園
福島を代表する温泉地・飯坂温泉の中心地から車で10分ほどの距離にある「まるせい果樹園」は、季節のフルーツ狩りや直売所、フルーツカフェ、そしてヒマワリ畑まで楽しめる大型の観光果樹園。首都圏からの観光客も多く、週末は多い日で200人近くが訪れるという人気の施設です。
6月のサクランボからはじまり、桃、梨、ブドウ、12月のリンゴまで、たくさんの品種が園内で栽培されており、どれも30分食べ放題でフルーツ狩りを体験することができます(持ち帰り不可)。
今回体験した桃狩りは、まず受付所で受付を済ませると、毎時00・15・30・45の15分おきに案内されます。
ビニール袋がセットされたバケツ、ナイフ、使い捨て手袋を受け取ったら、スタッフが桃のエリアまで一緒に同行。そのあいだ、もぎ方のコツやおいしい桃の見分け方などを伝授してもらえます。
もぎ方のコツは、桃に手をあてて、実がなっている方向の逆へ枝にそってもぎ取ること。果実は木の根っこからより遠いところへ栄養がいきわたるので、木の高いところにある実がよりおいしいのだそう。実の真ん中に伸びる縫合線を中心に両側が均等にふっくらとして、全体的に赤くなっている桃を狙いましょう♪
訪れた7月下旬は、「暁星(ぎょうせい)」という品種の最盛期。甘みがとても強く、雨にあまり影響されず、日持ちがよい品種で、目の覚めるようなピンク色をしています。7月下旬からは「あかつき」という品種も出始め、その後「まどか」「川中島白桃」「ゆうぞら」…と移り変わっていき、だいたい9月中旬ごろまでいろんな品種を味わうことができます。
園内には直営の「農家カフェ 森のガーデン」があり、旬のフルーツを使ったパフェやスムージーなどが味わえます。テラス席で果樹園を眺めながら食べるスイーツはおいしさが倍増♪ぜひこちらにも立ち寄ってみてくださいね。
【あづま果樹園】マイクロバスで楽々移動♪自然に癒される老舗の観光果樹園
福島県道5号線、通称「フルーツライン」とよばれる道路沿いには、果物畑が広がり、観光果樹園や直売所などが立ち並んでいます。
そのフルーツラインのなかでも老舗である「あづま果樹園」は、サクランボや桃、梨、ブドウ、リンゴなどを栽培し、季節のフルーツ狩りを楽しむことができます(※体験は土・日曜、祝日を中心に開催。電話にて要問合せ)。
今回訪れた桃狩りは、大人1210円、子ども990円で30分間食べ放題(持ち帰り不可)。夏休み期間中に開催されるので、電話で確認してから訪れるのが確実です。
まずチケットを店内にある自販機で購入し、桃狩りができるエリアまでマイクロバスで移動します。桃のシーズンは夏で暑いので、送迎付きはありがたい限り♪
到着すると、ビニールがセットされたバケツ、ナイフが手渡され、桃狩りがスタート!スタッフが常駐しているので、おいしい桃の見分け方などアドバイスをもらいながら体験できます。桃の木がなる背景には山々が連なり、青空が映えてとってものどかな雰囲気。桃のみずみずしい香りが漂ってきて、空気がますますおいしく感じられます♪
オーナーの吾妻さんに桃農家ならではの食べ方を伺うと、「水で丸洗いしたら皮ごと食べちゃいますね」とのこと。皮と実のあいだが1番糖度が高いといわれているそうで、試してみるのもアリかも♪
園内には追熟された食べごろのやわらかい桃も用意されており、もぎたての実と食べ比べしながら楽しんでいるとあっという間に30分が終了!お腹いっぱいになって大満足でした♪帰りはまたマイクロバスが用意されているので、バスに乗ってお店に戻ります。
体験後はおみやげタイム♪直売所では桃の購入や全国発送をすることができます。おうち需要で桃の注文が増えているといい、完売となることも多いので早い時間に訪れるのがオススメ。またフローズンドリンクやソフトクリームを販売しているので、夏の桃狩りで暑くなった身体をひんやりと癒してみてはいかがでしょうか?
Text & Photo:ジェンティーレ恵
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