食・グルメ
2022.08.22
寿司の街・小樽で味にうるさい地元客もうならせる「寿し処 彩華」の握りを堪能
新鮮魚介が集まる港町・小樽は、言わずと知れた寿司の激戦区。市内には100軒を越える寿司店があり、各店が腕を競い合います。その中にあって評判を呼んでいるのが、2017年にオープンした「寿し処 彩華(さいか)」。寿司の街で認められた、ハイレベルな握りをぜひ味わって!
観光名所・小樽運河やJR小樽駅からもすぐそばの好立地
カウンターでは、永山店主の技を眺めたり会話に興じるのも楽しみのひとつ。その時々の旬のネタについて教えてもらえます。
卓上に醤油はなく、提供する直前に醤油を塗ってくれるスタイル。また、アワビや大トロには煮切り醤油を、ホタテや白身には塩をふったうえでカボスを絞るなどのひと工夫も。「醤油ばかりだと似た味になるので、もっとネタの味を楽しんで頂きたいと思って」と永山さん。
一番人気のセット「浜茄子(はまなす)」4500円は、ウニやイクラ、シャコにアワビなど、北海道らしいネタが13カンつく大満足のセット。一緒に味わいたい日本酒(1合600円~)は20種類ほどが揃います。メニューに載っていないお酒も多いので、本日のオススメを聞くのも楽しいですよ。
丁寧に飾り包丁を入れて余計な筋を切り、脂とうま味を引き出した大トロや活貝をさばくホタテなど、1カンごとに技が光ります。もちろん、ほろりとほどける道産米のシャリとの相性も抜群です。
ちなみに酒器は小樽のものを使っており、日本酒を注文すれば好みの器を自分で選べます。ガラスの街・小樽ならではのうれしい気遣いですね。
熟練の技がキラリと光る一品料理も!
握り以外の一品料理も自慢のポイント。切り身ではなく、まるごと一尾を購入して仕込む「銀だらの西京焼き」1000円は、脂のたっぷりとのった香ばしい身と、甘い西京味噌の風味が酒の肴にピッタリ。小樽では珍しいビール、「サッポロパーフェクトクラシック」600円も提供されており、合わせると相性抜群とのこと。
「イカソーメン」も人気メニューのひとつ。マイカとヤリイカの2種類を用意しており、マイカは1200円、ヤリイカは1500円。ウニと卵をツユでかき混ぜ、鮮度抜群のコリコリとしたイカをつけて素麺のように味わうのは最高の贅沢!そのほかにも揚げ物や焼き物、蒸し物など豊富な料理が揃います。
こだわりのネタと確かな腕で生み出される寿司は、セット10カン2000円~で、握り1カン200円~、海鮮丼も2000円~とリーズナブル。いずれも価格が明記され、安心して注文できます。「仕事帰りにフラリと寄ったりランチで利用したり、個室があるのでファミリーも気軽に使って頂ければ」と永山さん。温かな人柄で、誰でも気さくに迎えてくれますよ。
■寿し処 彩華(すしどころ さいか)
住所:北海道小樽市稲穂2-11-3
TEL:0134-64-5500
営業時間:11~15時(14時30分LO)、17〜22時(21時30分LO)
定休日:木曜、第2水曜
Text:加藤太一(亜璃西社)
Photo:亀畑清隆
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