福島の桃スイーツ

夏に食べたい!福島の「桃スイーツ」旬を味わえるオススメ3軒をピックアップ♪

季節のフルーツ フォトジェニックスイーツ 週末おでかけ 福島県 るるぶ&more.編集部
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7月上旬〜9月中旬は桃のシーズン♪フルーツ王国・福島で、旬のみずみずしさたっぷりの桃スイーツを味わいにオススメの3軒へ行ってきました!今年登場したばかりのスイーツや混雑回避のオススメのめぐり方などをご紹介します。

Summary

【パティスリーサワダ】朝採りピーチをまるごと使った芸術的な桃ケーキ

パティスリーサワダの外観

見た目がとってもフォトジェニックで、桃をまるまる1個使った絶品スイーツがあると聞き、訪れたのは福島市・飯坂温泉の中心地にたたずむ「パティスリーサワダ」。1867年に「御菓子司 澤田屋」として開業した老舗菓子店で、現在は5代目の澤田健(さわだたけし)さんが店主を務めていらっしゃいます。

宇都宮市の人気パティスリーで修業されていた澤田さんは26歳のときに地元へ戻ると、お店をパティスリーとしてリニューアル。代々続く伝統の和菓子に加えて、ケーキやプリン、焼き菓子など福島県産品を使用したスイーツがラインナップに並びました。

「まるごと朝採りピーチ」600円(提供時期:7月下旬~9月上旬※桃がなくなり次第終了)
「まるごと朝採りピーチ」600円(提供時期:7月下旬~9月上旬※桃がなくなり次第終了)

つるんとそのまま生まれてきたようなキュートなこちらのケーキは、「パティスリーサワダ」の夏を代表する期間限定のメニュー。

飯坂町で朝採れたその時期1番おいしい桃を丸ごと使用し、取材のこの日は「あかつき」という品種が登場。肉厚で果汁が多く、桃のなかでも抜群の甘さを誇り、皇室に献上される最高峰の桃なんだとか。

種をくり抜いた桃の中心には濃厚なカスタードクリームと軽やかな生クリームを合わせたディプロマットクリームがたっぷりIN。

ひと口食べると、口のなかでじゅわっと桃の果汁があふれ出し、みずみずしい甘さが一気に広がります。クリームと合わさったまろやかな口当たりがあまりにもやさしくて、まさに幸せの大渋滞!

ディプロマットクリームは桃の甘さを引き立てるようにくどくなくあっさりとした味わいなので、何個でも永遠に食べ続けられそうです。

「福島の桃&ぷりん」400円(提供時期:7月下旬~9月上旬※桃がなくなり次第終了)
「福島の桃&ぷりん」400円(提供時期:7月下旬~9月上旬※桃がなくなり次第終了)

ほかにもショーケースには桃など季節のフルーツを使用した商品がたくさん。「福島の桃&ぷりん」は、栃木のブランド卵・那須御養卵とミラクルエッグ、福島市ささき牧場の牛乳を使用したプリンに、角切りの桃がゴロゴロ入ったパステルカラーのかわいらしいスイーツ。季節によってラフランスやシャインマスカット、イチヂクなども登場するそうです♪

店内には常温・個包装パッケージのお土産もたくさん用意されているので、飯坂温泉の観光とあわせてぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


■パティスリーサワダ

住所:福島県福島市飯坂町字立町8
交通:福島交通飯坂温泉駅から徒歩3分
TEL:024-542-2427
営業時間:8時30分~18時
定休日:水曜


【農家カフェ 森のガーデン】眺めが最高!果樹園直営のフルーツカフェ

カフェのテラス席

桃やブドウ、リンゴなどのフルーツが旬を迎えると、多くの観光客でにぎわう人気の果樹園「まるせい果樹園」。果物狩り体験では週末に200人以上が来園するというこちらには、直営のフルーツカフェがあり、果樹園を望むのどかなロケーションでこだわりのスイーツが楽しめます。

大人気カフェゆえに、シーズン中の混雑は必至!オススメのめぐり方をご紹介します♪

カフェは直売所や果物狩り受付所がある建物から徒歩2〜3分ほど離れたところにあります。果樹園に到着したら、まずはカフェの店先にある受付表に記名をしましょう。取材で訪れたのは桃シーズン真っ只中の平日11時ごろでしたが、すでに約40分待ち…!

順番が来たらその場で呼ばれるシステムですが、ずっと店の前で待っていなくてもOKとのこと。果樹園の果物狩り体験はちょうど30分コースだったので、待っている間に桃狩り体験をすることにしました。

直売所では桃やジュースなどを販売。待ち時間に立ち寄ってみよう
直売所では桃やジュースなどを販売。待ち時間に立ち寄ってみよう

桃狩りを堪能しカフェへ戻ると、自分の番まであと3〜4組待ちといったところ。とくに電話で呼び出しなどはありませんが、もし戻ってきたころにすでに呼ばれていたら、呼ばれてから1時間以内はお店の方に声をかければOKだそうです。近くの飯坂温泉へ足湯に行く人も多いらしく、すきま時間を有効に使いたいですね。

名前を呼ばれたら、最初にレジで注文を済ませ、代金を支払います。スイーツを受け取り口で受け取ったら、空いてる席へ移動。店内席もありますが、オススメは果樹園が眺められるテラス席♪ヒマワリの時期には目の前にヒマワリ畑が広がる絶好のロケーションです。

「まるせい ももパフェ」700円。シーズンによって品種が変わり、この日は「あかつき」を使用
「まるせい ももパフェ」700円。シーズンによって品種が変わり、この日は「あかつき」を使用

今回頼んだのは「まるせい ももパフェ」。器のなかには角切りの桃やコンポート、桃の生クリーム、バニラアイス、コーンフレークが入り、トップには桃が1.5〜2個分も乗ってボリュームたっぷり!さらに桃のジュレをプラスした、桃好きのための桃づくしパフェです。

ほかにも採れたての桃を凍らせてジューサーでなめらかに仕上げた「桃のスムージー」600円は、暑い夏に喉をさっぱりと潤してくれる一品。それぞれの季節に旬のフルーツが登場するので、果樹園採れたてのおいしさをいろんなメニューで味わってみてくださいね♪


■まるせい果樹園 農家カフェ 森のガーデン
まるせいかじゅえん のうかかふぇ もりのがーでん

住所:福島県福島市飯坂町平野森前27-3
交通:東北道福島飯坂ICから車で5分
TEL:024-541-4465(まるせい果樹園)
営業時間:10時~15時45分LO(土・日曜、祝日は~16時45分LO)
定休日:シーズン中無休


【 FRUIT FACTORY yukiusagi】SNS映え抜群!「道の駅ふくしま」に登場したスイーツショップ

雪うさぎをイメージした「ソフトクリーム(生乳)」350円
雪うさぎをイメージした「ソフトクリーム(生乳)」350円

2022年4月27日にオープンした「道の駅ふくしま」内にテイクアウト専門のスイーツショップも登場し、はやくもフォトジェニックなスイーツの数々で話題になっています♪

店名にもある“雪うさぎ”とは、福島の吾妻山で毎年春先に見られる雪の跡のこと。雪解けが進むと、うさぎの形がくっきりと現れ、春の訪れを告げるしるしとして地元の方に親しまれています。

お店のコンセプトは「ビタミンや酵素・食物繊維を、おいしく・うつくしく・かわいらしく」で、提供されるメニューはどれも甘さを控えた体にやさしい味わいばかり。

「桃ソルベ」と「塩ミルク」ダブル400円(※シングルは300円)
「桃ソルベ」と「塩ミルク」ダブル400円(※シングルは300円)※「桃ソルベ」は桃がなくなり次第終了

まずは季節のフルーツや福島の食材を使用した人気のジェラートをオーダー。旬の「桃ソルベ」と一番人気の「塩ミルク」をダブルでいただきました♪「桃ソルベ」は夏にぴったりのさわやかさで、シャーベットのシャリシャリ感がたまらない…!「塩ミルク」は濃厚&なめらかで、口のなかがまろやかな味わいに包まれます。

また「道の駅ふくしま」の直売所では、「FRUIT FACTORY yukiusagi」の調理室で作られた焼き立てのパンやスイーツを販売しており、とくにSNSで人気の「雪うさぎ」は連日完売の人気ぶり。

「雪うさぎ」1個390円
「雪うさぎ」1個390円。左から抹茶、いちご、桃

モチモチの求肥のなかにチーズムースと果汁のジュレなどが入っており、ラインナップは抹茶、いちご、桃味の3種類。洋風大福といったテイストで、見た目のかわいらしさに虜になる人続出!午前中に売り切れることが多いので、なるべく早くゲットしましょう!


■FRUIT FACTORY yukiusagi
ふるーつふぁくとりーゆきうさぎ

住所:福島県福島市大笹生字月崎1-1
交通:東北道福島大笹生ICから車で1分
TEL:024-572-4588(道の駅ふくしま)
営業時間:10時30分~17時30分LO
定休日:無休



Text & Photo:ジェンティーレ恵


●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。


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