上品な甘さとさわやかさが魅力! セブンのマスカットアイスパフェでクールダウン
2022年8月9日、セブンイレブンより発売された「ななパフェ マスカット オブ アレキサンドリア」300円。「ブドウの女王」といわれるマスカットの魅力が、どれほど再現されているのか? 実食、リポートします。
「SEVEN&I PREMIUM ななパフェ マスカット オブ アレキサンドリア」(ゼブン-イレブン)
実食の前に、マスカット オブ アレキサンドリアって、いわゆるマスカットとどういう関係?と疑問に思い、調べてみました。
その結果、日本でいうマスカットとは、マスカット オブ アレキサンドリアのことだとわかりました。通称「アレキ」というのだそうです。
北アフリカ原産の品種で、エジプトのアレキサンドリア港から各地へ輸出されたのが名前の由来。クレオパトラも食べていたとか。
ちなみに「マスカット」の語源は「ムスク(麝香)」からきていて、果実を噛んだ瞬間に広がるムスクのような気品のある香りと上品な甘さが「ブドウの女王」といわれる所以です。
最近は日本で品種改良されたシャインマスカットが、超高級ブドウとして人気を誇っていますが、それは種がなく、皮が薄く、そのまま食べやすいから。原種のアレキは、皮は厚めで、種があるのですが、香りはシャンインマスカットよりも強いといわれています。いずれにしても古代よりその高貴な香り、上品な甘さで、おいしさは折り紙つきです。 さて、その魅力が1個300円のアイスパフェにどのように再現されているか、実食が楽しみです。
カップをよく眺めるとサイドに、中身の構成が記されています。まるごとが氷菓ですが、パフェというだけに中身は多層構造。一番上の層がホイップ、その下にマスカットソース、ヨーグルト味かき氷、再びマスカットソース、一番下がマスカットアイスとなっています。
フタを開けてみると、純白のホイップクリームの小山が6個出現。スプーンですくうと、下にエメラルドグリーンのマスカットソースが登場します。甘さ控えめで、ふんわりミルキーなホイップクリームと、甘酸っぱく鮮烈なマスカットソースが豊かな味わいを奏でます。正直なところ「ムスク」といわれるほどの強烈な香りはありませんが、個人的には香料からくる人工的な感じがなく、かえって好印象です。
スプーンでさらに下を掘り進むと、今度はシャリシャリとした白いかき氷の層が出てきます。ここは甘酸っぱくさわやかなヨーグルト味。上のマスカットソースも程よく混じり、口の中はさっぱり、涼やかになります。
さらに下には、マスカットソースが部分的に配置され、一番下は淡いグリーンのマスカットアイス。なめらかでやさしい甘酸っぱさが広がります。
「ななパフェ マスカット オブ アレキサンドリア」は、縦長のカップに、食感の異なる層が重ねられているのですが、上から順番に味わうよりは、一部を縦に掘り進むように味わい、ときにはかき混ぜながら食べるのがおすすめです。
マスカットソースをはさみながら、ふんわり、シャリシャリ、なめらか〜と、それぞれの層が、個性を発揮して、楽しませてくれます。
味わいは上品で、後味もすっきり。素直においしい!と感じることができました。ボリュームもたっぷりあり、体もクールダウンできて、暑い季節にぴったりのアイスパフェです。
実際の果肉を使用するマスカットパフェも現在は大人気。あちらこちらで提供されていますが、かなりの高級品。これなら手軽に味わえますね。
Text:YUKO
Photo:EIJI
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