関東三大厄除大師「西新井大師」でパワーチャージ!みどころやお守りをご紹介
東京・足立区にある西新井大師。関東三大厄除大師の一つで、多くの人が訪れるパワースポットです。その境内は敷地がとても広く、本堂以外にも多くのみどころがあります。この記事ではその魅力を徹底紹介。あなたにあったパワースポットを探してみてくださいね!
本堂の荘厳な存在感に圧倒される!関東三大厄除大師の一つ、西新井大師とは
大師前駅から徒歩5分。西新井大師に到着して、まず目にするのは山門です。江戸時代後期に建立されたものだそうで、立派な造りに見入ってしまいます。門の左右には金剛力士像がそびえ立ち、その迫力に圧倒されること間違いなしです。
山門を抜けると正面に見えるのが大本堂。荘厳な雰囲気が漂います。西新井大師は正式名称を「五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)」という、真言宗豊山派の寺院。「関東三大厄除大師」の一つで、有名な厄除けスポットなのです。
建立は天長3年(826)。真言宗の開祖である弘法大師がこの地で、当時はやっていた疫病に悩む村人たちを救おうと21日間祈願を行ったのがその起源といわれています。祈願を行った枯れ井戸に清らかな水が湧き、その井戸がお堂の西側にあったことから西新井の地名ができたのだそう。この地と切っても切れないゆかりのある寺院です。江戸時代には女性の厄除け祈願所としても名をはせました。
本堂のなかにも入ることができ、黄金できらびやかな堂内を間近で見ることができます。まずはしっかりここで手を合わせてから、境内を見ていきましょう!
あちらもこちらもパワースポットだらけ!西新井大師のみどころをご紹介
山門を入ってすぐ左側にあるのが塩地蔵。その名のとおり塩に埋もれています。この塩地蔵は、治したいところや患部にあたる部分に塩を塗るとよくなるというご利益があるのだそう。お供えされている塩は持ち帰り自由で、お礼参りの際に塩を倍にしてお供えします。塩の販売はありませんので、各自で準備していってくださいね!
またその反対側にあるのが、水洗い地蔵。本来は手前の水鉢の底から水が湧き出て、その水を使ってお地蔵様をお清めすることでキラキラと輝いて見えるそうですが、残念ながら取材時は水が止まっていました。また輝く姿が見られることを楽しみに待ちましょう!
本堂を正面に見て左手に進んでいくと見えてくるのが、この寺院の本尊である弘法大師立像。西新井大師を訪れたら拝んでおきたい像です。
弘法大師立像の隣にあるのが、四国八十八箇所お砂踏み霊場。こちらには四国八十八箇所巡りの霊場と高野山のお砂が敷き詰められているのです!この周囲をぐるりと一周することで、弘法大師と観音慈悲のご利益が一度に得られるというぜいたくなスポットとなっています。
その奥手に見えるのが弁天堂。学問、美術の守護神である弁財天が祭られており、芸道達成、学業成就などのご利益があるそう。
またこちらのスポット、ご利益があるだけでなくその美しい景観にも目を奪われます。池にかかる橋、緑豊かな木々がまるで心をほどいてくれるよう。小さな滝もあり、清涼感いっぱいです。
池には色とりどりの鯉が悠々と泳ぐ姿も。時間を忘れてのんびりと過ごせる場所となっています。
仕事で成功したい、そんな思いがある方に必ず立ち寄ってもらいたいのが、本堂から向かって右奥にある出世稲荷。五穀豊穣の神・稲荷明神が祭られており、商売繁盛や出世のパワースポットとして知られています。
明日からの仕事の成功を願ってしっかり祈願をしてきました。
西新井大師にはまだまだみどころがあるので、ぜひ境内をゆっくり歩いて探してみてくださいね。
おみやげはやっぱり種類豊富なお守りで!
お参りを終えたら、最後はお守りをおみやげに。山門近くにある受付内に札守授与所があり、ここでお守りをいただくことができます。
厄除けはもちろん、「厄除守」800円、「金運守」800円など種類はさまざま。あなたにぴったりなものを探してみてはいかがでしょうか。
西新井大師からの帰り道は、参道にあるおみやげ屋さんや甘味処もぜひチェックを!
西新井大師でパワーチャージすれば、明日からの活力がみなぎること間違いなしです。ぜひ一度足を運んでみてください。
Text&Photo:上野郁美(エフェクト)
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。