レンジで簡単!丸ごと桃のカスタードパイ【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.47】
お盆が過ぎたとはいえ、まだまだ残暑が厳しい毎日。大好きな桃を毎日食べて、夏を乗り切る大作戦です。好きな果物に挙げる方が多い印象の桃ですが、皮むきが難しかったり、すぐ変色したりと、美しくお菓子に仕立てるのは難しい果物でもあります。今回のコラムは、桃のむき方や変色防止など、ちょっとしたコツをお伝えします。上手に下処理できた桃で、市販のお菓子を使って簡単に桃のパイに仕立てたので、よかったらぜひ作ってみてくださいね。
中までピンクの福島県産まどか
品種改良でたくさんの種類がある桃。
今回お取り寄せした福島県産のまどかの旬は、8月中旬から下旬。
人気の桃「あかつき」が持つやや硬めの歯ごたえと、「川中島白桃」のコクのある甘さを兼ね備えた、いいとこ取りの桃です。
カットしてみると、ご覧のとおり中までピンク!
果汁が多く、しっかりとした甘さです。
冷蔵庫で冷やすとどんどん糖度が落ちてしまうので、冷暗所で保存して、食べる直前に少し冷やすのがおすすめです。
私は涼しい環境を求めて、毎日会社に同伴出勤していました(笑)
【レシピ】丸ごと桃のカスタードパイ
材料/
【丸ごと桃のカスタードパイ】4個分
(カスタードクリーム) 小麦粉…小さじ1 コーンスターチ…小さじ2 牛乳…140ml 卵黄…1個分 グラニュー糖…30g バニラビーンズペーストもしくはバニラオイル…小さじ1/2 バター…5g 生クリーム…100ml (桃) 桃…4個 100%オレンジジュース…200ml (仕上げ) パイの実…20個ほど ミント、アイスクリーム、飾りのフルーツ…適量 |
1.(カスタードクリーム)
①小麦粉とコーンスターチを合わせ、600wのレンジで1分加熱します。
②牛乳の分量のうち50mlを取り分け、①のボウルに入れて泡立て器でよく混ぜます。
③卵黄、グラニュー糖、バニラビーンズペーストを加え、よく混ぜます。
④残りの牛乳を加えて混ぜます。
⑤600wのレンジで6分~7分加熱します。2分おきに扉を開け、泡立て器で混ぜます。
⑥レンジから取り出し、バターを加えてよく混ぜます。
⑦ラップを敷いたうえに漉し器を置き、⑥のカスタードクリームを裏ごしします。
⑧ラップで包んで、冷蔵庫で冷やします。
2.
①生クリームにグラニュー糖を加え、7分立てにし、1のカスタードと合わせます。
②パイの実を袋の上から砕いておきます。
3.(桃の種取り、湯むき)
①桃のおしりからキッチンばさみを差し入れ、種の周りの繊維を切っていきます。
奥まで差し込んで、まんべんなく繊維を切るようにしましょう。
②キッチンばさみで種をはさみ、ねじりながら取り出します。
③沸騰したたっぷりのお湯に、種を取った桃を入れ、10秒~20秒茹でます。
④氷水に入れて、あら熱を取ります。
⑤お尻の部分から、するっと皮をむいていきます。
⑥オレンジジュースにまんべんなくつけて、色止めをします。
4.
オレンジジュースから桃を引き上げ、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ります。
カスタードと生クリームを合わせたものを絞り出し袋に入れ(口金はつけてもつけなくてOK)くり抜いた部分にたっぷりと絞り入れます。
砕いたパイの実(チョコレート部分をのぞく)を、桃の底面や周りにまぶし、お皿に盛って、ミントを飾れば完成です。
盛り付けポイントと材料アレンジ
市販のお菓子を使って簡単に作った分、盛り付けにはこだわって。アイスや季節のフルーツを添えることで、華やかなワンプレートになります。
桃の甘さはまちまちなので、保険代わりにアイスを添えることも(笑)
桃の変色防止のために使ったオレンジジュースは、桃の果汁が溶け出しているため、よりフルーティーな味わいに。多めに桃を切って、フルーツポンチのようにして食べるのもお気に入りです。
パイナップルジュースでも同じく変色防止に効果がありますよ!
カスタードクリームがたっぷり詰まった桃は、贅沢なカット面がポイント。
ぜひ一気に半分に切って、目でも楽しんでくださいね!
余ったカスタードクリームはパンに乗せたり、凍らせてアイスのように食べたりするのもおすすめです。
この季節ならではのデザート、よかったらぜひ作ってみてください。
photo:kyoko_plus
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