食・グルメ
2022.09.26
広尾「Harlow ICE CREAM TOKYO」はヴィーガンでも楽しめる本場仕込のクラフトアイス店
「Harlow ICE CREAM TOKYO（ハーロウ アイスクリーム トウキョウ）」は、神戸発のアイスクリーム専門店。体にやさしい素材を厳選し、フルーツソースや生チョコ、コーンに至るまで店内ですべて手作り。SNSで見かけたフォトジェニックな雰囲気を求めて訪れる人々を、リッチな味わいのクラフトアイスで驚かせています！
Summary
神戸発・厳選素材の手作りアイスで人気の「Harlow ICE CREAM TOKYO」
広尾駅と渋谷駅のちょうど中間地点くらい。広尾３丁目の交差点にあるのが「Harlow ICE CREAM TOKYO」です。こちらは2017年に神戸の湾岸沿いで創業し、またたく間に大人気となったアイスクリームショップの2号店。オーナーのお気に入りというアメリカ西海岸ポートランドの有名店に影響を受けていて、本場で味わった感動をお店づくりに生かしています。
アイスクリームがポップに映えるようにと、落ち着いた色合いで統一されている店内。かわいらしい小物もたくさん並んでいて、どこで撮影してもフォトジェニックになりそうです。実際にSNSにも魅力的な写真が盛りだくさん。撮影目当てに訪れる人も多いのですが……アイスクリームをひと口食べると、その予想以上のおいしさに驚かされているようです！
アイスクリームだけでなく、コーンまで店内で手作りしています。パウダー状にした皮付きアーモンド、全粒粉、バター、卵、ミルクなど、コーンの素材だけでも選び抜かれたものばかり。すべてのメニューに白砂糖は使用せず、きび砂糖、ココナッツシュガー、メープルシュガーなどを使い分けて、甘さを調整しているそうです。
甘酸っぱくて濃厚な定番フレーバー「苺ミルク＆ラズベリー生チョコ」で大満足
アイスに使用しているジャムもフルーツを皮ごと使用した自家製のもの。溶かしたホワイトチョコと生クリームを丁寧に乳化して、生チョコレートなども手作りしているのだとか。お値段は均一価格で「1scoop」594円、「2scoops」896円。店内で食べるならカップ、テイクアウトならコーンがおすすめです。
まずは定番の「苺ミルク＆ラズベリー生チョコ」からいただきました。北海道産の良質な乳製品をたっぷり使用しており、非常になめらかでリッチな口当たり。シャリッと甘酸っぱいイチゴシャーベットと、ねっとり濃厚なラズベリー生チョコが混ざり合い、すてきなハーモニーを奏でます。カップを頼んでも、香ばしい手作りコーンが添えられていて、これが口直しに最高なんです♪
カップで隠れてしまいましたが、下の段は「バタースコッチ＆ピーカンナッツ」にしました。焦がしバターならではの香ばしさ、ほろ苦さがミルクベースのアイスクリームにぴったり。ピーカンナッツともちょうどよく混ざりあっていて、ザクザクだったりカリカリだったり、クリーミーなアイスのなかから多彩な食感が顔を出すのもおもしろかったです。
「ピスタチオ＆くるみ」などヴィーガン対応アイスも美味！
実は人気メニューの「ピスタチオ＆くるみ」や季節限定の「パッションフルーツ＆クランベリーオートミールクッキー」など、アイスクリームの8割ほどがヴィーガン対応。つまり牛乳を使用せず、ソイミルクやココナッツミルクをブレンドして濃厚な味わいを生み出しているんです。
ドリンクのおすすめは「Harlow LATTE」650円。神戸の人気ロースター「Beyond Coffee Roasters」で焙煎したシングルオリジンのコーヒー豆を使用しています。ミルクはイギリスのコーヒー専門会社「MINOR FIGURES」による有機オーツ麦を原料にしたオーガニックオーツミルク、マグカップはアメリカ・ポートランド在住の作家が手がけたもの。国内外を問わず、よいものばかりを柔軟に取り揃えています。
オーツミルクやマグカップをはじめ、エコバッグ、ニット、ボールペンといったオリジナルのグッズもカウンターの下で販売中。最初はインテリアの一部と見間違えてしまっていたほど、どれもデザインが秀逸です。
単純においしいだけでなく、素材も体によさそうなものばかり。クラフトアイスからドリンク、小物まで、すべてにセンスが光るとっても魅力的な名店でした！
Text＆Photo：柴山たき（effect）
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