おでかけ 2022.10.22

【熊本・八代】日本を代表するゆるキャラ“くまモン”にたくさん出会える！王道モデルコース

るるぶ&more.編集部熊本県ゆるキャラ食・グルメショッピングフォトジェニック

2010年の登場以来、ゆるキャラブームを牽引してきたくまモン。熊本第二の都市・八代にはくまモンに出会えるスポットが点在しており、世界最大のくまモンのオブジェも登場しました。名物グルメやショッピングを満喫しながら、八代ならではの散策を楽しみましょう。

Summary

まずは「くまモンロード」&「本町アーケード」を歩こう
「くまナンステーション」で情報収集&グッズをゲット
「八代城跡」で街の歴史を学び、「八代宮」へお参り
「レストラン新木村」で絶品オムライスを味わう
「くまモンポート八代」で世界最大のくまモンに出会う

10:30

まずは「くまモンロード」&「本町アーケード」を歩こう

九州自動車道八代ICから西に車で15分ほど走り、「八代市役所」や「八代城跡」のある街の中心部へ。このエリアでは、国際クルーズ船の受入れ拠点である「くまモンポート八代」のオープンに際し、観光客に市内各所を巡ってもらおうと市が設置したくまモンのオブジェが何体も見られます。特に八代市役所南側の市道「くまモンロード」や、くまモンロードと交差する八代の目抜き通り「本町アーケード」に設置されているオブジェは15体以上。さまざまな表情のくまモンに癒やされます。

いきいきとした表情のくまモンのほか、ポストや病院などの市民に欠かせない場所にも…。

八代のゆるキャラ・とまピンとの共演も!

気付かずに通り過ぎてしまいそうなこんなところにも…。

くまモンロード＆本町アーケードは、歩いているだけでさまざまな姿のくまモンに出会える、楽しいエリアになっています。

■くまモンロード&本町アーケード
住所：八代市松江城町〜本町
アクセス：JR八代駅からみなバス右回りで10分、八代市役所前下車すぐ
TEL：0965-33-4115（八代市観光・クルーズ振興課）
料金：見学自由
営業時間：見学自由
定休日：見学自由

11:00

「くまナンステーション」で情報収集&グッズをゲット

くまモンロードから本町アーケードに入って西へ少し歩くと、「くまナンステーション」があります。熊本県南部への玄関口として、八代市をはじめ熊本県南部の観光情報を紹介しているほか、さまざまな特産品を販売しています。トイレやWi-Fiを無料で利用できるので、八代観光の拠点として活用するのもおすすめです。

中に入るとたくさんのくまモングッズが並んでいます。すべて日本製で、100種類以上揃っているそうです。

くまモングッズのみならず、八代市や熊本県南部のグルメみやげも多く並んでいます。

唐辛子にんにく赤60g756円。八代産のジャンボにんにくや泉産の赤唐辛子などで作られた調味料。鍋の薬味やパスタに使える

薏苡仁湯（よくいにんとう）5本入り857円。八代城主だった細川忠興が茶請けとして作らせた品 — 薏苡仁糖（よくいにんとう）5本入り857円。八代城主だった細川忠興が茶うけとして作らせたお菓子

そのほか、電動キックボードの貸出も行っています（3時間2000円～、貸出＆返却は営業時間内のみ、要普通免許、要事前予約）。ぜひチェックしてみてください！

■くまナンステーション
住所：八代市本町1-10-36
アクセス：JR八代駅からみなバス右回りで8分、本町緑地公園下車、徒歩2分
TEL：0965-37-8281
営業時間：10〜12時、13〜17時（土・日曜、祝日は13〜16時）
定休日：木曜

11:30

「八代城跡」で街の歴史を学び、「八代宮」へお参り

本町アーケードを100ｍほど進んだら北へ向かい、八代のシンボル「八代城跡」へ。熊本藩主であった加藤忠広の命により元和8年（1622）に築城され、明治維新まで肥後国の一国二城体制（熊本城と八代城）が続きました。明治3年（1870年）に廃城となったため建物は残されていませんが、堀や石垣は当時のものが一部残っています。桜の名所としても親しまれ、2022年には築城400年を迎えました。

堀に架かる橋を渡って石垣の上を自由に散策できます。

八代城の大天守跡からは、八代の市街地を一望できます。

解説板の横にはミニくまモンのオブジェが！より楽しく読めそうです。

敷地内のくまモン全部に会いたくなっちゃいます。

本丸跡は「八代宮」という神社になっています。明治に入り、南北朝時代に征西府を率いた後醍醐天皇の皇子、懐良（かねよし）親王と良成（よしなり）親王を祀る神社の創建運動が起こり、この地に八代宮が建てられました。親王が征西大将軍という職であったことから、市民からは「将軍さん」とよばれ、今も親しまれています。

お参りした後はおみくじを引いてみましょう。こんなにかわいいまねき猫のおみくじもあります。
市民憩いの城跡を散歩して、お城があった時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか？

■八代城跡
住所：八代市松江城町7-34
アクセス：JR八代駅からみなバス右回りで11分、八代宮前下車すぐ
TEL：0965-33-4115(八代市観光・クルーズ振興課)
料金:見学自由
営業時間：見学自由
定休日：見学自由

12:15

「レストラン新木村」で絶品オムライスを味わう

ひと休みを兼ねてランチへ。八代城跡から南東に歩くと、閑静な通りにひっそりとたたずむ一軒家が現れます。「レストラン新木村」は創業30年余り。長く愛される洋食店で、この店の味を求めて県外から訪れる人もいるという名店です。草木や花々に包まれた外観はまるで絵本の世界のよう。

エントランスから入り、趣ある雰囲気の店内へ。蔵を改装した空間は、細部にもこだわりを感じます。

人気メニューは特製オムライスセット1500円。とろとろの卵がのったオムライスの上に名物のデミグラスソースがたっぷりかけられており、上にはよく煮込まれた牛の頬肉も。

ほかにもビーフカレーセット1700円やビーフシチュウセット3300円など、多彩なメニューが揃います。少しリッチな気分を味わえる、おすすめのお店です。

■レストラン新木村
住所：八代市本町2-5-41
アクセス：JR八代駅からみなバス右回りで8分、本町緑地公園下車、徒歩5分
TEL：0965-35-0168
営業時間：11時30分〜13時30分LO、18時〜20時LO
定休日：月曜、第3火曜

13:30

「くまモンポート八代」で世界最大のくまモンに出会う

八代の中心部から車で15分ほど移動し、港があるエリアに向かいます。「くまモンポート八代」は国際クルーズ船の受け入れ拠点として2020年3月に完成したターミナル。海外からの観光客を合計84体のくまモンのオブジェがお出迎え&お見送りしてくれるスポットです。船を利用しない人でも無料で入場できます。オブジェは撮影可能ですが、触れるのは禁止されているので注意しましょう。

ターミナルのすぐそばには円形に並んだくまモンたちが。

十二支それぞれのタスキをかけているので、自分の干支を見つけてみましょう。

本格的な日本庭園やししおどしなど、海外からの観光客を想定した和の趣が随所にちりばめられています。そこにはお風呂に浸かっているくまモンや竹林に隠れているくまモンも。

竹林を抜けると、シンボルでもある世界最大のビッグくまモンが。全長6mもの体を片足で支える姿がユニークです。

くまモンは後ろ姿もとってもキュート！

そして一番奥には名物ともいえる54体のくまモン合唱隊が現れます。みんな同じ表情で歌っているかと思いきや…。

寝ていたり、驚いているくまモンもいます。違う表情のくまモンが何体いるか数えてみましょう。

ほかにも、隣接する工場の壁面にもくまモンが！

駐車場の案内板にも、さり気なく…くまモン！

エントランスのそばには販売フロアもあり、おみやげや食べ物を販売しています（営業は不定期）。ここだけでしか買えないオリジナルグッズも。

人気は普段使いもしやすいトートバッグ。色もサイズも豊富なので、どれにしようか迷ってしまいます。

海辺ならではの潮風を感じながら、広い敷地をお散歩するのが楽しいスポットとなっています。

こんなに大きな巡視船が見られることも。

今後は海外からの大型クルーズ船も入港予定。落ち着いて写真が撮影できる今、特におすすめです。

■くまモンポート八代
住所：八代市新港町1-25
アクセス：九州自動車道八代ICから約13㎞
TEL：0965-362-8246（管理事務所）
料金：入場無料
営業時間：9〜17時
定休日：水曜

八代までは熊本タウンから車でおよそ1時間。熊本観光に1日プラスして楽しめるエリアです。くまモンと八代の魅力を知りに、ぜひ訪れてみてください。

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Text&Photo：K&Bパブリッシャーズ&小嶋遼

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