【しながわ水族館】絶対見たい海の人気者が勢揃い!ショーからグルメ&おみやげまで完全レポート♪
大森海岸駅や大森駅から徒歩で、大井町駅からは無料バスで行ける都会の水族館として大人気の「しながわ水族館」。1991年の開館から少しずつ拡張や改良を続け、今では28ものコーナーでかわいい海の生き物たちに出会えます。長く愛される理由を探りに、早速出かけてみましょう♪
Summary
しながわ水族館ってこんなところ
1991年に開館した「しながわ水族館」は、東京の観光スポットとして長く愛されている水族館です。“海や川とのふれあい”をテーマに2フロアに28のコーナーが並び、大小さまざまな海の生き物に出会えます。
1階の入り口近くには東京湾に注ぐ川や東京湾の海を再現した水槽があり、1階「海面フロア」から地下1階「海底フロア」へと続きます。東京湾から世界の海へ、海面から海底へと海をもぐるような順路に設計されているので、ストーリー性をもって楽しむことができます。
また、アザラシやアシカからイルカやペンギン、カワウソまで、ぱっと誰もが思いつく海の人気者たちが勢揃いしているのもうれしいポイントです!
水槽の脇にある説明書きにも注目を! なかには飼育員さんが手書きした説明書きなどもあり、楽しく説明を読むことができます。「しながわ水族館」では、このような学びの要素も大切にしているので、じっくり読んで学びながら生き物たちを見て回りましょう。
「しながわ水族館」は、水や緑や花にあふれる「しながわ区民公園」内にあるため、途中で水族館の外に出てピクニックなどを楽しむ人も多いんだとか。同日内であれば、何度でも水族館に出入りできるので、ぜひ公園もあわせて楽しみましょう♪
しながわ水族館へのアクセス
電車の場合は、京浜急行「大森海岸駅」から徒歩約8分、JR京浜東北線「大森駅」北口改札から徒歩約15分。車の場合は、しながわ水族館駐車場(有料/96台)を利用できます。
また、JR「大井町駅」と水族館の間を無料送迎バスが運行しています。JR「大井町駅」から乗車の場合は、中央改札口を出て東口バスロータリー6番から乗車。「しながわ水族館」から乗車する場合は、「しながわ区民公園」の出入り口付近にあるバス停から乗車。水族館からバス停まで5分ほどかかるので注意です。
【1階 海面フロア】ペンギンやアザラシに癒やされる♡
■1階「ペンギンランド」
それでは、各フロアのみどころをチェックしましょう! まずは16羽のペンギンが仲良く暮らす1階「ペンギンランド」へ。取材時(2022年8月)はなんとも珍しい換羽期にぶつかり、ちょうど羽が抜け替わるペンギンを発見! 自然の姿を間近に見られて感動です。
こちらの「ペンギンランド」の特徴は、ペンギンとの距離が近いこと! 手が届きそうなほど近くで見ることができます。もちろん、水中をスイスイ泳ぐ姿も見られますよ。
水槽近くにある「ペンギン情報」をチェック! 翼についたバンドの色で名前がわかります。ペンギンはとても夫婦愛が強く、その仲睦まじい姿を眺めるのもおすすめです。
■1階「アザラシ館」
1階フロアでペンギンと並んで人気なのがアザラシ。通路をぐるりと水槽が囲んでいるので、自分の周りをアザラシがぐるぐる旋回してくれます。
元気に回遊するアザラシがいれば、観覧通路の真下に寝ているアザラシ、岩陰からじーっとこちらを見ているアザラシ、水面の岩場でひなたぼっこするアザラシなど、各自お気に入りの場所があるのだとか。この水槽には5頭のアザラシが暮らしているので、全員を見つけられるか挑戦してみて。
【2階 海底フロア】かわいい人気者たちの連続に大興奮!
■地下1階「トンネル水槽」
続いて、地下1階「海底フロア」のみどころをご紹介します! 最初に出迎えてくれるのが、全長22mの「トンネル水槽」です。目一杯に青い世界が広がり、頭上をアオウミガメやエイが泳いでいきます。どんな生き物がいるか、じっくり探してみましょう。
この「トンネル水槽」は1階から覗き込むこともできるので、いろんな角度から生き物たちを見ることが可能。1階から見たときに、サメの背中にコバンザメがくっついている姿を発見し、大興奮でした!
■地下1階「クラゲたちの世界」
水族館イチの癒やしキャラといえば、ふわふわ浮かぶクラゲたち。取材時にはミズクラゲ、タコクラゲ、ベニクラゲ、サカサクラゲを見ることができました。
なかでも人気のミズクラゲと一緒に写真が撮れる「クラゲフォトスタジオ」に立ち寄ってみましょう。モデルと撮影者がミズクラゲの水槽を挟むように立てば、ミズクラゲの水槽ごしに人物撮影がOK。来館記念にぜひお試しを!
■地下1階「ふれあい水槽」〜ガラ・ルファ〜
子どもも大人も大興奮のふれあいコーナーも! 水槽に手を近づけると、通称ドクターフィッシュと呼ばれるコイ亜科の魚、ガラ・ルファが一斉に近寄ってきます。
皮膚の角質を食べてくれるガラ・ルファたちは、特に指の間の角質が大好物だそうですよ。トライしてみたい人は、有料イベントにお申し込みを!
■地下1階「カワウソ“小さな狩人”」
2021年の開館30周年記念に仲間入りしたコツメカワウソたち。“小さな狩人”と呼ばれるだけあり、かわいらしさとは裏腹に手足を使って器用に甲殻類や小動物を捕食するハンターの顔ももっているのだとか。
でも、水族館で出会える彼らはとってもチャーミング。好奇心旺盛にお客さんのほうに近寄ったり、ふわふわの毛布に包まれて眠っていたり、水面に架けられた橋を行ったり来たり。ずーっと見ていても飽きない仕草です。
■地下1階「イルカの窓」
イルカショーも行われる「しながわ水族館」には、現在5頭のイルカが暮らしています。ショーにも使われる巨大な水槽は、地下1階の窓から覗くことが可能。水槽前のベンチに座り、まるで巨大なスクリーンで映画を見ているような気分でイルカたちを観賞できますよ。
■地下1階「シャークホール」
最後に登場するのが、巨大なシロワニです。広い水槽で2匹の大きなサメが優雅に泳ぐ姿や、鋭い歯の一本一本までじっくり見ることができます。
シロワニを観賞したあとは、水槽の底にも注目! ポツポツとサメの歯が落ちているので、探してみましょう。次々に生え替わるなんて、うらやましい!
【ショー】開催時間を把握してぜーんぶ見ちゃおう
「しながわ水族館」では、人気の生き物たちが活躍する各種ショーを開催! 次々と館内のいたるところでショーが始まるので、開催時間を予めチェックしておきましょう。
週末に訪れた場合は、10時の開館と同時に館内の水槽を見て回り、11時15分のアザラシショー、11時45分のアシカショー、12時の水中ショー、12時30分のイルカショーをそれぞれ見て、レストランやカフェでランチ休憩という流れがおすすめです。
■アザラシショー
開催時間:毎日 11時15分、15時15分
開催場所:1階 アザラシ館(陸上部分)
所要時間:約7分
■アシカショー
開催時間:平日 14時30分、土・日曜、祝日 11時45分、14時45分
開催場所:1階 イルカ・アシカスタジアム
所要時間:約7分
■水中ショー
開催時間:平日 12時、14時、土・日曜、祝日 12時、13時、14時30分
開催場所:地下1階 トンネル水槽
所要時間:約7分
■イルカショー
開催時間:平日 11時30分、13時30分、15時30分、土・日曜、祝日 10時45分、12時30分、14時、15時30分
開催場所:1階 イルカ・アシカスタジアム
所要時間:約7分
※ショーの開催時間は、2022年8月時点の情報です。
【グルメ】レストランとカフェの必食メニュー
水族館を出てすぐ、「しながわ区民公園」の池のほとりに立つ「レストランドルフィン」。水と緑に囲まれた開放感たっぷりの空間で、食事をしながらゆっくりくつろぎましょう。
おすすめは、こちらのハンバーグ。ハンバーグはもちろん、契約農家さんから仕入れた野菜のグリルが絶品! それもそのはず、こちらは“野菜のおいしいレストラン”として、パスタやカレーなど野菜をふんだんに使ったメニュー展開が魅力です。また、すべてのプレートメニューにドリンクバーが付くのでお得!
レストランと同じ池のほとりのウッドデッキ上にあるのが、テイクアウト専門の「ドルフィンカフェ」。虹をテーマにしたかわいくて、おいしいメニューが勢揃い。カフェの目の前に、屋根付きのテーブル席があるのでそちらでいただきましょう。
カフェのおすすめは、こちらの2品! 雲型がかわいいちぎりパンのサンドイッチは7種の具材から選べ、クリームソーダも7色の7フレーバーから選べます。甘めのパンとタマゴサラダの相性が抜群で、クリームソーダは各自色違いで注文すると写真映え間違いなし!
【おみやげ】マストバイのオリジナルグッズをCHECK
レストランやカフェで食事休憩をしたあとは、レストランの向かいにあるマリンショップ「シーガル」で来館記念のおみやげショッピングを楽しみましょう。
かわいい生き物たちのぬいぐるみやキーホルダー、文房具などさまざまなアイテムが並んでいます。迷うほどたくさんの商品があるので、スタッフさんにおすすめを聞いてみました!
1つ目のおすすめは、しながわ水族館公式キャラクター「しなフィン」のぬいぐるみ。ペンギンに間違われるそうですが、愛らしいイルカがモチーフです。こちらよりミニサイズの「しなフィンマスコット」770円もありますよ。
菓子みやげでおすすめなのが、こちらのシフォンケーキ。アザラシの顔がデザインされたパッケージがかわいいですね♪ 品川区の観光協会が認定する“しながわみやげ”にも選ばれた、美味なるお菓子を召し上がれ。
最後のおすすめは、サンリオキャラクターでもあり、しながわ観光大使でもある「シナモンロール」と「しなフィン」がコラボしたオリジナルグッズ。「ステッカー」550円や「ボールペン」550円など、バリエーションが豊富なので、友人や家族へのバラマキみやげにも最適です。
かわいい、かっこいい、ユニークな生き物に出会える「しながわ水族館」。水族館はもちろん、水や緑に囲まれた「しながわ区民公園」での散歩やピクニックもあわせて1日中楽しめますよ。生き物や自然に癒やされに、次の休日に出かけてみませんか?
■しながわ水族館(しながわすいぞくかん)
住所:東京都品川区勝島3-2-1
TEL:03-3762-3433
営業時間:10〜17時
料金:1350円(小・中学生600円、幼児300円、3歳未満無料、65歳以上1200円)
定休日:火曜(祝日や繁忙期の場合は営業)
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:田尻陽子
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