【海外でもSDGs旅】廃棄物”0” ベルリンの最旬レストラン「FREA」
2015年に、国連加盟国が採択した17の持続可能な開発目標SDGs。 世界中で目標達成に努力が続けられていますが、特に新しいアイデアを積極的に取り入れているのが飲食業界です。
ドイツの首都ベルリンで注目を集めているのが、できるだけ廃棄物を無くす“ゼロウェイスト“でヴィーガンのレストラン「FREA」。今年、グルメガイドミシュランの持続可能な飲食店に与えられる「グリーンスター」を獲得しました。「仕入れの段階から、肉と比べて野菜はプラスチック包装なしで運搬が可能。植物性の生ごみはコンポスト(堆肥)にしやすく、管理もしやすい。環境に配慮すれば自然とヴィーガンになる」と、FREAのオーナー、ダヴィドさんは言います。
肉料理のイメージが強いドイツですが、実は10年ほど前からベジタリアンの割合は増加傾向。昨年新たに食料・農業大臣となったチェム・エズデミルは若い頃からベジタリアンで、肉の大量消費が環境や動物福祉にもたらす悪影響に警鐘を鳴らしています。
しかし、まずは美味しく食べてもらうことが何より、とダヴィドさん。
「フルテイスト、ゼロウェイスト!それがうちの店のモットー。残さないでいっぱい食べてもらえたら嬉しいです」
▼FREA公式サイト▼
https://www.frea.de/
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