
韓国の海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? 韓国旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年8月5日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
日本入国時の水際措置の終了
2025年現在、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置は終了しています。
以前の水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、現在は不要となります。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が行われています。※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html
日本出国前に準備しておくこと
日本出国前のPCR検査は不要です。
海外で病気やケガなどをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一に備えて、海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意しましょう。また、帰国後に医療費を請求する場合は必ず、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。
●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら(外務省)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
●Visit Japan Webサービスの情報登録【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「入国審査※」「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。なお、当サイトで手数料等料金を要求することはないので、 申請料や手数料といった名目で料金を要求するサイトには注意が必要です。
※羽田空港、成田空港、関西空港の一部ターミナルで、Visit Japan Webで作成した二次元コードとIC旅券を読み取らせると、税関申告とともに帰国時の入国手続が行えます(2025年4月から順次開始)。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
●荷物の注意点
詳細は事前に各航空会社の公式サイトなどで確認しておきましょう。花火やクラッカー、キャンプ用のガスボンベ、加熱式食品(弁当) 、スプレー缶、 コードレスヘアアイロンの一部は飛行機にいっさい持ち込めません。 一方、リチウムイオン(金属) 電池を内蔵した携帯型電子機器は機内預け入れ、 持ち込みとも可能ですが、ケースや衣類などで保護しましょう。 預け入れの場合は、電源を完全にOFFにし、 固いスーツケースなどに入れましょう。
●機内に預け入れる荷物 (機内持ち込み不可)
ナイフ、ハサミ、先の尖ったもの、工具類など。 液体物は機内持ち込みに量的制限(下記)が設けられているため、 これ以外のものは機内に預けましょう。
●機内に持ち込む荷物 (預け入れ不可)
リチウムイオン電池は、 衝撃や損傷などが原因で火災につながるおそれがあるため、 モバイルバッテリーや予備電池は必ず機内持ち込みにします( 容量が100~160Wh以下の製品、 1人2個まで)。ただし韓国系航空会社の場合は100Wh以下を最大5個まで、5 個を超過する場合や101~160Whの製品(最大2個まで) を持ち込む場合は各航空会社の承認が必要です。機内では座席上の収納棚ではなく手元で保管し、予備の電池は絶縁テープや袋を使い個々に保護すること。 ほかワイヤレスイヤホン、電子たばこ、喫煙用ライター(1人1個まで)なども機内持ち込みに。 詳細は事前に下記で確認しましょう。
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr2_000007.html
韓国入国に必要なもの
2025年8月5日現在、韓国入国時にワクチン接種証明やPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待機期間もありません。
●パスポート
残存有効期間は入国日基準で3カ月以上あるのが望ましいです。日本のパスポート所持者は査証(ビザ)取得は不要です。
●航空券・ホテルの手配
●入国カード
2025年2月から電子入国申告(e-Arrival card)制度が導入され、ネット上で入国申告書を作成・提出できます。電子入国申告は法務部・電子入国申告公式ホームページにて韓国入国予定日の2日前から当日まで3日間申告可能です。 また2025年12月までは機内で配布される従来の紙の入国申告書でも提出できます。
◎電子入国申告書サイト
https://www.e-arrivalcard.go.kr/portal/main/index.do
日本帰国時に必要なもの
●パスポート
●帰国時の入国審査※・税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
税関申告の登録はVisit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携行品・別送品申告」をタップして手続きを済ませて二次元コードを発行します。二次元コードは入国審査と税関申告の両方の手続きが可能です。二次元コードを未発行の場合は税関申告書を書いて税関カウンターへ進みましょう。
※羽田空港、成田空港、関西空港の一部ターミナルで、Visit Japan Webで作成した二次元コードとIC旅券を読み取らせると、税関申告とともに帰国時の入国手続が行えます(2025年4月から順次開始)。
入国の流れ
・入国審査
事前に電子入国申告またはK-ETAに登録するか、機内で配られる入国申告書に必要事項を記入しておきましょう。紙の入国申告書は外国人用カウンターでパスポートとともに提示します。電子入国申告をした場合は、申告書控(PDFなど)は提示不要です。17歳以上は顔写真撮影と指紋の採取をして完了です。
・荷物の受け取り
入国審査後は、搭乗した便名が出ているターンテーブルで、預けた荷物を受け取りましょう。荷物が出てこなかったり破損していたりした場合には、荷物を預けたときに渡された荷物引換証(クレームタグ)を持って専用窓口に申告します。
・税関
課税品(下記参照)を所持している場合は「課税」のカウンターへ。その際、申告品がある人のみ、オンラインまたは紙で「旅行者携帯品申告書」の作成が必要です。植物と植物製品、動物とその副産物を所持している場合は入国時に検疫を受けましょう。
※入国時に「旅行者税関申告」アプリ(アプリストアで「Korea Customs Service」を検索の上、モバイルアプリをダウンロード)または関税庁のWebサイトで税関申告すると、税金の納付まで可能です(日本語対応)。
※仁川国際空港は入国審査の前に税関審査があります。
・到着ロビー
到着ロビーには両替所や観光案内所があります。
・韓国入国時の制限
<主な免税範囲>
◎酒類:合計2ℓ以下でUS$400以下のアルコール類(19歳以上)。
◎タバコ類:紙巻タバコ200本、電子タバコ用ニコチンリキッド20㎖(ニコチン含有量1%未満)(19歳以上)。
◎みやげ品:海外(免税店含む)で購入した物品購入額US$800以下。ただし、農畜水産物の場合は、各品目5kgまで、総量40kgまで。海外で購入した全物品価格のW10万まで。
◎香水:100㎖以下。
<主な持ち込み禁止、制限品>
◎ポルノ
◎貨幣、債券、銀行券または有価証券の偽造品、変造品、模造品。
◎銃器、麻薬、ワシントン条約で規定されている動植物およびこれらを用いた製品。
◎鎮痛剤 ※「麻薬類の管理に関する法律」 に定められている麻薬類成分入りの薬として鎮痛剤の一部が当てはまる場合があります。該当成分入りの薬について持込みが必要な場合、事前の申請をすれば許可されることもありますが、審査に2週間以上かかるので余裕をもって確認しましょう。
<申告対象品目>
◎現金…US$1万を超過する外貨または現地通貨は要申告。※帰国時にも申告が必要。違反すると出国停止や懲役、高額な罰金刑に処せられる場合もあるので注意。
出国の流れ
・チェックイン
出発の2時間前までに空港に到着しておきましょう。利用航空会社のカウンターでパスポートと航空券(eチケット控え)を提示し、荷物を預け、搭乗券と荷物引換証(クレームタグ)を受け取ります。
利用する航空会社のWebサイトやアプリ、空港内の機械でセルフチェックインを済ませ、自動手荷物預け機を操作すると(セルフバゲージドロップ)、待ち時間が短縮されます。
・税関
付加価値税の払い戻し(→下記「免税手続きについて」を参照)を申請する場合は、購入品を提示して免税書類に確認印を押してもらい、払い戻しカウンターで還付金を受け取ります。その他、税関で申告するものがあれば、申告書、申告する該当品、パスポートと搭乗券を提示しましょう。
・セキュリティチェック
機内持込み手荷物の検査とボディチェックを受けます。
・出国審査
出国ゲートへ進み、出国審査を受けます。審査官の対面による出国審査のほか、17歳以上は自動審査ゲートが利用できます。パスポート、搭乗券を提示します。
自動審査ゲートは、パスポートの顔写真のページを機械に読み込ませ、指紋と顔認証の後、ゲートを通過します。
・免税品引き換え
市内の免税店で免税品を購入した場合には、免税品引き換えカウンターで品物を受け取ります。
・搭乗ゲートへ
搭乗時間に余裕をもってゲートに向かいましょう。搭乗時にパスポートの提示を求められることもあります。
免税手続きについて
付加価値税の払い戻し
韓国では商品やサービスに10%の付加価値税が含まれます。外国人旅行者の場合、Tax Free Shop加盟店で買物をし、未開封、未使用の商品を購入日から3カ月以内に国外へ持ち出す場合、手続きすれば手数料を引いた金額の還付が受けられます。市内のリファンド各社で払い戻しを受ける場合は、1店舗での1回の会計金額がW1万5000以上、W600万未満。空港のリファンド各社で払い戻しを受ける場合は1店舗での1回の会計金額がW1万5000以上、1個の商品金額の上限はありません。
申請方法
①お店で
商品購入時にパスポートを提示し、免税書類(タックスリファンド専用レシート)を受け取ります。
②空港の税関申告カウンターで
搭乗券を発券後、免税書類と購入した商品(未開封・未使用)、パスポートを税関職員に提示し、書類に確認のスタンプをもらいます。申請する荷物は預け荷物には入れず、携帯しておくといいでしょう。また、滞在中の総購入金額の上限なくKIOSK(キオスク)とよばれる自動払い戻し機を利用でき、税関の確認を省くことができます。
払い戻し
出国審査後、現金還付を希望の場合、タックスリファンドの還付カウンターで、税関のスタンプが押された免税書類を提出し、還付金を受け取ります。現金のほか、クレジットカードの決済口座などを選べます。すでにKIOSKで申告した場合は、KIOSK(現金還付用)で還付を受けます。還付カウンターが閉まっている時は指定されたボックスに必要な情報を記入した事後還付領収書をいれます。還付手続き代行業者がグローバルブルーの場合は、搭乗前に専用ポストへ投函するか、成田、羽田、関西、中部の日本の空港にある専用ポストに書類を投函して払い戻しを受けることもできます。
即時還付制度
事後免税店の一部加盟店では、外国人旅行者を対象にその場で税金還付を受けるサービスがあります。一度にW1万5000以上~W100万未満(税込)の買物で、旅行中に使った総購入金額がW500万以下であることが条件となります。また、買物する際はパスポートを忘れずに。詳細は韓国観光公社公式サイトVISIT KOREA(https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/main/index.do)を参照しましょう。
日本帰国時の注意
<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「ウィズ」は50個まで)、その他の場合は総量250g。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関(http://www.customs.go.jp/)を参照
<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。
◎ハム・ソーセージ・ベーコンなどの肉製品(輸入は原則禁止)
※2025年8月現在、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しく、動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができない。詳細は動物検疫所(https://www.maff.go.jp/aqs/)を参照
<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。
<動植物>
◎果実、切花、野菜などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。軟膏や点眼薬などの外用剤や化粧品は標準サイズで1品目24個以内。
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