おでかけ 2022.09.30

【十勝・帯広】六花亭の魅力を探りに帯広本店へ。限定スイーツやアートスポットも

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全国区の人気を誇る、北海道を代表するスイーツブランド「六花亭」。六花亭といえばおなじみの、かわいい花柄のあの包装紙。そこに込められた意味とこだわりとは？また帯広本店でしか食べられないスイーツもあるとのことで、六花亭のふるさとである十勝・帯広へその魅力を探りに行ってきました！

Summary

帯広市街にたたずむ六花亭帯広本店へ
十勝平野の南部に広がる「六花の森」でアートと自然に触れる
六’café限定品いただきます！

帯広市街にたたずむ六花亭帯広本店へ

北海道を代表するスイーツブランドの六花亭。広大な小麦畑と盛んな酪農でスイーツ王国として知られる十勝は、その六花亭のふるさとです。六花亭帯広本店は帯広駅前通りに面しており、広い店内には名物のマルセイバターサンドをはじめ、種類豊富な和菓子や洋菓子が並んでいます。昭和8年（1933）の創業、ここ帯広本店がある場所から始まりました。

さくさくパイ — 「サクサクパイ」1本200円。細長くてサクサクのパイにカスタードクリームがたっぷり詰められていて、味はもちろん食感も楽しめる

帯広本店には喫茶室が併設されています。そこでいただける「サクサクパイ」は、注文を受けてからクリームをパイ生地に絞ります。その賞味期限はなんと3時間！帯広本店を訪れた際にはぜひ味わってみてください。

「マルセイアイスサンド」は帯広本店、札幌本店、西三条店の3店舗限定での提供です。六花亭の大人気商品「マルセイバターサンド」の中身がアイスになった商品で、アイスクリームにホワイトチョコレートとレーズンを加えビスケットでサンド。バターサンドの味そのままなのにあっさりしているので、バターサンドが濃厚すぎると感じる人でも食べやすいはず。

「雪こんチーズ」1個230円。ベイクドチーズケーキをココアビスケットでサンドしたスイーツで、賞味期限はなんと2時間。

十勝平野の南部に広がる「六花の森」でアートと自然に触れる

帯広市街から南におよそ30キロ、北海道ガーデン街道の南端に広がるのが「六花の森」です。六花亭のおなじみの花柄の包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を作りたい、そんな願いが込められて10万㎡の広大な土地に2007年に開園しました。園内には、四季折々の山野草が咲き、クロアチアの古民家を移築したギャラリーが点在しています。

六花亭の代名詞でもあるかわいい花柄の包装紙。「花柄包装紙館」には、その有名な包装紙の原画の複製が展示されています。1961年から使われているという包装紙の絵を描いたのは、山岳画家であり十勝の原野で開拓民として生きた坂本直行（なおゆき）さん。地元では親しみをこめて、“ちょっこうさん”と呼びます。原野に咲く草花を描いた絵は、今でも六花亭のお菓子のパッケージに使われています。

六’café限定品いただきます！

六花の森エントランスからすぐ近くにあるカフェ「六’café（ろっかふぇ）」。大きな窓からは六花の森の花々を眺めながらスイーツや食事を楽しむことができます。そしてここでは、併設の工場で作りたてのマルセイバターサンドが味わえます。できたてのマルセイバターサンドを食べられるのは六’caféだけなので、訪れた際にはぜひ食べてみてください！

六花亭帯広本店（ろっかていおびひろほんてん）
住所：北海道帯広市西２条南９丁目６
TEL：フリーダイヤル0120-12-6666（9〜18時）
営業時間：1階店舗9～18時、2階喫茶室11〜LO16時　※いずれも季節によって変動あり
定休日：喫茶室のみ水曜

六花の森（ろっかのもり）
住所：北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
TEL：フリーダイヤル0120-12-6666（9〜18時）
営業期間：4月下旬～10月中旬
営業時間：10～16時、カフェ11時〜15時30分LO　※季節によって変動あり
定休日：営業期間中無休、冬季休業
料金：大人1000円、小中学生500円

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text：樋口玲貴（えんれいしゃ）
photo：赤堀正憲

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