目白「uluca(ウルカ)」はおしゃれなサツマイモ専門店。行けば焼き芋の概念が変わる!?
東京・目白にある「uluca」は高級ブランド品を扱うような雰囲気のたたずまいですが、実際にはサツマイモの専門店。サツマイモの祭典「さつまいも博」のオフィシャルショップです。「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー/さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞したサツマイモを使用して、これまでにない「大学いも」や「焼きいも」を提供しています。
Summary
おしゃれな雰囲気にふさわしい厳選サツマイモを取り揃えた専門店「uluca」
目白エリアは都内でも屈指の高級住宅地。その目白三丁目交差点から少し奥まった角地にある「uluca」は、高級ブティックのような見た目ではありますが、実はサツマイモ専門店です。もちろん取り扱っているのはただのサツマイモではありません。
使用している素材は「日本さつまいもサミット」で「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー/さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞したサツマイモのみ。日本中の優れたサツマイモとその生産者さんを厳選して評価をしている「さつまいも博」のオフィシャルショップなのです。
販売はテイクアウトのみ、店内も外観と同様にまるで高級ブランド品を扱っているかのような雰囲気です。これまで親しみを感じていたサツマイモが、ガラスケースのなかで宝石のようにきらめいていました。
トップブランドのサツマイモの甘さを専門家が生かした「大学いも」
看板メニュー「大学いも」400円/100gは、茨城県東海村でサツマイモの生産と加工を行う「照沼」さんの紅はるかを使用したもの。農薬や化学肥料を使わず10年以上も試行錯誤を重ねて作り上げたサツマイモで、2021年に「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」に選出。2022年には「さつまいも・オブ・ザ・イヤー(紅はるか部門)」にも選ばれています。
そんな最高のサツマイモをよりおいしく仕上げるのが、浅草にある人気フレンチ「et vous?(エヴ)」のオーナーで「さつまいもシェフ」でもある岡部勝義さんが手がけたスペシャルレシピ。具体的な調理法は企業秘密だそうですが、素材の甘さを生かすため砂糖の使用は最小限に押さえているそう。外はカリッと、中はねっとりとした食感に仕上がっていました。
食感の豊かさに驚かされましたが、さらにサツマイモ本来の甘さにもびっくり。「さつまいも・オブ・ザ・イヤー(紅はるか部門)」に「照沼」さんのサツマイモが選出された理由も、ほかと比べても圧倒的だったという甘さにあるそうです。
「大学いも」には甘さと風味を追加する「追いみつ」250円/10mlも用意されていて、みたらしやキャラメルに味変も可能。蓋付きのかわいらしいパッケージも食べ歩きなどに丁度よかったです♪
2〜3時間じっくり焼いて甘さを十分に引き出した「焼きいも」はおみやげにも!
「照沼」さんの紅はるかが気に入ったので、おみやげに「焼きいも」340円/100gも購入。こちらは焼き芋専用の施設で2〜3時間かけてじっくり火を入れたもの。100℃以下の温度で酵素を活性化させ、デンプン質を麦芽糖などに分解しているのだとか。
オイルペーパーに包まれた「焼きいも」は、ロゴマークのシール付きでとってもスタイリッシュ。プレゼントなどに利用してもサプライズ感を演出できそうです。「焼きいも」は「照沼」さんの紅はるかだけでなく、シルクスイートや鳴門金時といった品種の「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー/さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞したサツマイモがあり、いろいろと食べ比べするのも楽しそうです。
2022年の秋は群馬県太田市の焼き芋専門店「芋福堂」とのコラボ企画も実施中。「芋福サンド」や「芋福プリン」といった名物のお芋スイーツが期間限定で「uluca」に並ぶそう。さらに2023年2月には「さつまいも博2023」と「全国やきいもグランプリ」がさいたま新都心けやきひろばで開催予定。次はどこのお芋が表彰されるのか、受賞したサツマイモが「uluca」に並ぶ日が来るのも待ち遠しいですね!
Text&Photo:柴山たき(effect)
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