岡山アートさんぽ 「岡山芸術交流2022」1DAYトリップ
3年に一度開催される国際現代美術展「岡山芸術交流2022」がオープンしました。岡山城や岡山後楽園エリアの歴史文化施設が会場になっていて、すべて徒歩でまわれる、まさにアートさんぽが楽しめます。
Summary
岡山後楽園と岡山城の2大観光スポットを有する岡山タウン。今年は国際現代美術展「岡山芸術交流2022」が開催ということで、アートな1日さんぽを楽しんでみませんか?
岡山市立オリエント美術館
岡山駅からレトロな路面電車に乗り3つめの停留所・城下で下車、徒歩3分ほどの岡山市立オリエント美術館へ。全国的にも珍しいオリエント美術の専門美術館。
こちらにはバングラディッシュ生まれのアーティスト、ラゼル・アハメドの映像作品や韓国生まれのヤン・ヘギュの作品をはじめ、江戸時代の仏師、円空の仏像など5人の作家の作品を見ることができます。
徒歩5分
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岡山県天神山文化プラザ
岡山県天神山文化プラザでは、1階のフィリピン出身のデヴィット・メダラや、オーストラリア出身のダニエル・ボイドなど22組の作家による作品を地下1階のインデックス展で見ることができます。
徒歩5分
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岡山神社
岡山城の守護神として歴代城主に信仰された岡山神社も会場になっています。鳥居をくぐるとすぐあるのは、2018年から展示されているニューヨーク出身のダン・グラハムの作品。さらに奥へ進むとベトナム出身のマイリン・レイの作品が。ご本人が取材を受けていました。
徒歩5分
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石山公園
岡山城を遠目に旭川沿いを歩いて、次の会場の旧内山下小学校へ向かう途中にある石山公園。こちらでは「岡山芸術交流2019」で展示されたアメリカ出身アーティスト、メリッサ・ダビン&アーロン・ダヴィッドソンの作品が展示されています。
徒歩5分
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旧内山下小学校
明治20年(1887)に開校し、2001年に閉校した小学校の校舎、体育館、校庭、プールが展示会場になっています。 まずはプールへ。アーティストのプレシャス・オコヨモンさんも来場されていました。プール全体を使った大きなクマのぬいぐるみ。「ぜひプールにおりて触れてみてくださいね」とのこと。
体育館には約17年ぶりに公開される曽根裕の高さ約4mの滑り台のような彫刻作品と、大理石のステージで実際に演奏もできるリクリット・ティラヴァーニャの参加型の作品を設置。ステージでは、地元のライブハウス「PEPPERLAND」のプロデュースにより、連日多様なパフォーマンスが展開されるそうです。
続いて、校舎へ。1階と2階に片山真理、笹本晃、ダニエル・ボイド、バルバラ・サンチェス・カネなどの作品があります。
ロケなどに使われることも多い校舎は、教室や廊下などを歩くだけでも懐かしい気持ちになります。撮影した写真をモノクロ加工するとノスタルジックな雰囲気に。
徒歩5分
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林原美術館
岡山城旧二の丸屋敷対面所跡に位置し、刀剣・絵画・螺鈿・陶磁などを収蔵する美術館。こちらでは、王兵(ワン・ビン)、アート・レーバーとジャライ族のアーティストたちの2作品を鑑賞できます。
徒歩8分
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岡山城
烏城との別名をもつ漆黒の岡山城。その岡山城、中の段の広場にて池田亮司のオーディオヴィジュアル・インスタレーションが。重文指定の月見櫓を背景に巨大なLEDスクリーンに映し出される映像とダイナミックな音で展開されています(16~21時)。
岡山城の天守閣は令和の大改修中で2022年11月3日にリニューアルオープン予定なので、時期が合えば登ってみるのもいいですね。※入場料は別途要
アートを満喫できるこの時期ならではの岡山さんぽ、いかがでしたでしょうか?すべて徒歩で回れるというのもいいですよね。
岡山城のすぐ隣、名勝「岡山後楽園」でもデヴィッド・メダラの作品が展示されていますので、1泊するなら、翌日は日本を代表する回遊式庭園鑑賞もあわせておさんぽしてみてはいかがでしょうか。
【岡山芸術交流2022】
●会期
2022年11月27日(日)まで
●会場
旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、林原美術館ほか
●料金
一般1800円、一般(岡山県民)1500円、学生1000円(高校生以下 無料)ほか。チケット情報は公式サイトへ>https://www.okayamaartsummit.jp/2022/ticket/
※岡山城中の段、石山公園、岡山神社は鑑賞券は不要
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