おでかけ
2022.11.03
【静岡・初島】グランピングリゾート「PICA初島」で自然を満喫！体験レポート
静岡県熱海市からフェリーで揺られること30分。静岡県で唯一の有人島・初島で、グランピングを体験することができる施設が「PICA初島」です。ハンモックに揺られてのんびり過ごすのもよし、施設内のフォトスポットで写真を撮って楽しむもよし。そんな「PICA初島」を体験してきちゃいました！
Summary
熱海港からフェリーで30分、自然あふれる初島へ
初島は静岡県熱海市の沖にある離島で熱海港から1日10往復している高速船・フェリーに乗って30分ほどで着きます。首都圏から最も近いアイランドリゾートとして、日帰りの観光客も多く訪れるスポットです。※季節により運航ダイヤが変更になる可能性があります
初島港から歩くこと約10分。「PICA初島」の入口が見えてきます。施設まで、緩やかな坂道や階段があるため、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのがおすすめ！荷物もキャリーバックではなく、リュックや手持ちのバッグがおすすめです。
アジアンな雰囲気を感じる館内
テラスレストラン「ENAK(エナ)」で、チェックインの手続きを行います。こちらの建物は、バリのリゾートを感じさせる造りで、店内はアジアンテイストの竹や木材などを多用して、本場さながらの雰囲気！ 天井の高さが9mもあり、開放感たっぷりです。
このレストランでは、シーフードBBQやアジアンフードをいただくことができます。
チェックインの際に、ウェルカムドリンクとしてオレンジの生絞りジュースがサービスされます。100％の果汁を絞ったジュースは絶品！
PICAオリジナルトレーラーで、のんびり島時間を堪能
チェックインの説明を受けたら宿泊施設のあるアイランドヴィラのエリアに移動します。屋外デッキには、島の風を感じながらのんびりできるよう椅子やハンモックが設置されています。タープもあるので、雨や紫外線を気にせず快適に過ごす事ができますね。
今回宿泊したのは「アイランドヴィラ テラス6」(1名1泊2食付き 1万6000円～）。トレーラーが客室になっています。屋内は、ソファーやダブルベットなどトレーラーとは思えない快適な空間。お風呂やトイレ、エアコン、冷蔵庫も完備しています。壁紙や照明など細部もとってもキュート。尚パジャマなどは用意されていないため、各自で持参しましょう。
今回宿泊した「アイランドヴィラ テラス6」にはロフトも。秘密基地のようでテンションがあがります。
部屋に用意されているランプもインスタントコーヒーも可愛くて思わず写真に収めてしまいました。
今回宿泊した「アイランドヴィラ テラス6」の他にも、コテージ「アイランドヴィラ プレミアム」(1名1泊2食付き 2万円～)もあります。
こちらは、定員が6名の広々としたコテージ。素敵な滞在時間を過ごすことができますよ。
「アイランドヴィラ プレミアム」のテラスにも屋根がついているので、雨でもBBQを楽しむことができますね。
自然を体感できるアクティビティも盛りだくさん
何百種類もの亜熱帯の植物が生い茂る「アジアンガーデンR－Asia」（料金大人：950円、小人：550円）。ハンモックに寝転び島の風に揺られたり、カフェで島の食を楽しんだり、思い思いの“島時間”を過ごすことができます。
海を一望することができるブランコ（無料）も大人気。目の前に広がる島ならではの絶景を楽しむことができます。
その他にも、頭上数メートルの木を渡り歩くアクティビティ「初島アドベンチャーSARUTOBI」や、「宝探しアドベンチャー」などで遊ぶこともできます。また、ファミリーで楽しめる「海のプール」も夏季限定（7月上旬～8月下旬）でオープンするため、季節を問わずさまざまな楽しみ方ができますよ。
最新技術を駆使した楽しい仕掛けが…！
「PICA初島」内には、auの最新技術を駆使した楽しい仕掛けがたくさんあります。まず館内には、4台遠隔カメラで撮影できる「マチカメ(遠隔カメラ)」を設置。初島の大自然を満喫している様子を写真で残すことができ、宿泊者でも日帰り旅行の方でも無料で体験することができます。
チェックインの際に、受付で二次元バーコードの書かれた用紙とNFCバンド（リストバンド）を受け取ります。こちらは、1グループにつき1つ配されます。受け取ったリストバンドを切り株にかざすと写真撮影へと進みます。この「マチカメ（遠隔カメラ）」は、アジアンガーデン「R-Asia（アールエイジア）」内の４つのスポットに設置されており、自分たちでは撮影できない場所から「映える」構図で写真を撮影することができることが特徴です。
「マチカメ（遠隔カメラ）」で撮影した写真を組み合わせて動画にしてくれるサービス「思い出動画」も楽しむことができますよ。この「思い出動画」は、受付の際に受け取った用紙に書かれている二次元バーコードから入る、Myページで作成、確認することができます。
広場の真ん中には流れ星を検知する機能で、目に見えない流れ星でも光と音でリアルタイムに知らせてくれる「流星ハンモック」を設置。「今、流れ星が流れました！」と、イケボでたくさん流れ星が流れていることを教えてくれます。
「PICA初島」では、２ｍもある大きなドローンが1日1回、朝食のデザートを運搬します。時間が合えば、飛んでいるところも目撃することができるかも！
自分たちで調理する食事もグランピングならでは
夕食は「シーフードグリル」と「ステーキグリル」の２つから選べるBBQを楽しむことができます。海に囲まれたリゾートアイランドなので、「シーフードグリル」が人気なのだとか。「オマール海老の岩塩焼き」や、そして「貝類の酒蒸し」、「鮮魚のアクアパッツア」に「天使エビと季節野菜の柚子味噌パエリア」など、まさに魚介が盛りだくさん。材料をヴィラまで届けてくれるので、自分たちで調理を行います。
「天使エビと季節野菜の柚子味噌パエリア」も魚介がふんだんに使用され、ボリュームも満点！
朝食も前日にヴィラに届けてくれるので、温めていただきます。メインは、小エビやホタテ、15穀米が入ったトマトコンジ―。デザートのジェラートは、なんとドローンが届けてくれます！「潮のジェラート」は、こちらの「PICA初島」でしか、食べられません！
海泉浴「島の湯」で癒やされる
アイランドヴィラの宿泊エリアから徒歩約１０分。大海原が目の前に広がる露天風呂海泉浴「島の湯」は、宿泊者なら何度利用しても無料となっています。昼間の海を眺めながら入るのも、夜に波音を聞き星空を眺めながら入るのも、早朝の清々しい空気の中で入浴するのも、どの時間帯もおすすめです。もちろん日帰りでの利用も可能。※浴場はゲストのいない時間に特別な許可をもらい、撮影しています
都心から最も近い南国リゾート「PICA初島」へ、ゆったり流れる島時間に癒やされにいくのはいかがでしょうか。
■PICA初島（ぴかはつしま）
住所：静岡県熱海市初島1113
TEL：0555-30-4580
営業時間：9～17時※各施設により異なる
定休日：木曜（GW、夏休みは営業）
料金： リゾート内「アジアンガーデンR-Asia」入園950円(海泉浴「島の湯」入浴料は別途900円、ほか詳細要問合せ)
■初島アドベンチャーSARUTOBI（はつしまあどべんちゃーさるとび）
料金：大人(中学生以上)1900円
小人(5歳～小学生)1500円
営業時間：10～17時(最終受付は～15時)
オンラインでの完全予約制（当日受付可）
■宝探しアドベンチャー（たからさがしあどべんちゃー）
料金：大人・小人共通：600円
※別途「アジアンガーデンR-Asia」入園料が必要です。
営業時間：9～16時
事前予約不要
■海のプール（うみのぷーる）
料金：大人(中学生以上)：2300円
小人(3歳～小学生)：1350円
アジアンガーデンR-Asia入園料を含みます。
営業期間：7月上旬～8月下旬
営業時間：9～16時（飲食10〜15時）
text：山本いつき
photo：小池綾子、PICA初島
【最新版】『るるぶ熱海箱根』
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容（酒類の提供）等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
この記事を書いた人
