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【ローソンスイーツ・実食レポ】160円で高級な味! 大ヒット「濃密カヌレ」人気急上昇の理由は?

ショッピング カヌレ フランス菓子 コンビニスイーツ 焼き菓子 るるぶ&more.編集部
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2022年9月27日に発売したローソンの「濃密カヌレ」が、発売から7日で累計販売数200万個を超え、超人気だという評判です。160円というお手頃値段なのに、贅沢な味わいだとか。遅ればせながら、食べてみなくちゃ!と買いに走りました。日持ちなどの気になる情報をはじめ、人気の秘密などその美味しさを、実食リポートします。

“カリモッチ”で奥深い味わい!「Uchi Café 濃密カヌレ」は超本格的(ローソン)

人気のあまり売り切れ続出という情報があり、近所のローソンに「濃密カヌレ」が、今あるかどうか電話で確認してから買いに出かけました。「濃密カヌレ」は半透明の袋に、1個コロンとそのまま入ったシンプルなパッケージで、半分に切った断面の写真が印刷されています。

カヌレとは、フランスの伝統的な焼き菓子。正式名称を「カヌレ・ド・ボルドー」といい、フランス南西部にある都市・ボルドーで作られてきたといわれるお菓子で、12本の溝が入ったカヌレ専用型で作られます。ボルドーといえば世界有数のワインの産地ですが、このワイン造りとカヌレに、実は密接な関係があるのをご存知でしょうか?

ワインの製造過程で伝統的に行われる技法に、コラージュ(清澄)とよばれる不純物や澱を除く工程があります。そのとき、大量に使われるのが卵白。残った黄身を無駄なく利用しようと生まれたのがカヌレだったそうです。

最近はシュークリームのようにカスタードクリームを中に仕込んだものや、さまざまなトッピングを施した進化系のカヌレが登場していますが、ローソンの「濃密カヌレ」はスタンダードなもの。焼き色がしっかり付いた素朴な姿が、滋味深いですね。

ローソンの「濃密カヌレ」は、牛乳・卵・カヌレ専用のミックス粉・発酵バター、ラム酒、バニラシードなどを配合した生地を寝かせた後、カヌレ型に入れ、長時間かけてじっくりと焼きあげたもの。

複数個購入してみたところ、焼き上がりの形や色に、かなりの個体差がありました。コンビニスイーツなのに手作り感がたっぷりです。

そのままかぶりついてもOKですが、縦半分にカットしてみました。
濃い焼き色の内側は、たまご感たっぷりのオレンジがかったイエローになっています。外側はカヌレの持ち味であるカリッとした食感、中はみっちりモッチリとしていて「濃密」というネーミングがまさにぴったりです。

外側はカラメルのように、ちょっぴりほろ苦い味わいとやさしい甘み。食べ進めると、ふんわりとラム酒やバニラの香りも加わり、大人のためのスイーツといえるでしょう。ちなみにラム酒の香りはしますが、アルコール分は焼成段階で飛んでいるので、お酒が飲めない人も安心して食べられます。

カヌレやマカロンなどの焼き菓子は、作るのに手間がかかるせいか、どこのパティスリーで買っても、けっこう高価格ですよね。ローソンの「濃密カヌレ」は本格的なのに1個160円。日常的なおやつとして購入しやすい価格で、なおかつ高級な味わいなのがうれしいですね。

プレーンタイプのカヌレなので、アイスクリームを添えたり、リキュールをかけてみたりとアレンジが楽しめます。写真はカヌレをオーブントースターで温め、アイスクリームを添えたもの。温かいものと冷たいものを同時に味わうのって、おいしいですよ。

「濃密カヌレ」は1個161kcalで、消費期限は5日ほど。直径、高さともに約5cmで、小ぶりに見えますが、持ってみるとズシリとした重さが感じられ、食べごたえもありますよ。ぜひ、お試しください。


Text:YUKO
Photo:EIJI


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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