食・グルメ
2022.11.02
押上の日本初フレンチサンドイッチ専門店「saint de gourmand」で本格フレンチの味をカジュアルに味わおう
パンにフレンチの食材をはさんだ日本初のフレンチサンドイッチの専門店「saint de gourmand（さん ど ぐるまん）」が、押上エリアに2022年9月オープンしました。ハードな食感のパンに、手作りのしっとりしたパテがサンドされた「パテ・ド・カンパーニュ」のような、本格フレンチのお味がカジュアルにいただけます！
フレンチ出身オーナーが営む、日本初のフレンチサンドイッチ専門店
ナチュラルで落ち着いた雰囲気の「saint de gourmand」があるのは、東京スカイツリーのお膝元・押上エリア。押上駅からは徒歩2分と、アクセスもよい好立地です。1本路地を入ると、青い外観が素敵なお店が見えてきます。
外壁のかわいらしいアートとベンチがお店の目印。晴れた日には、外のベンチでサンドイッチを頬張るのも楽しそう！
店内は、シンプルでありながら落ち着いた雰囲気。壁に飾られたモネのアートが華やかで目を引きます。テーブル席は12席。ベンチシートもあるので、ゆったりとお食事が楽しめますね。
キッチンがオープンになっているので、オーナーの調理風景を眺めながら食事ができるのも魅力の一つです。
フードメニューは約12種類。店頭にあるショーケースには、自家製のカツレツがサンドされた「コルドンブルー」980円や、トロトロのチーズと鮮やかなポーチドエッグが目を引く「クロックマダム」880円など、一部のメニューが並んでいます。どれもこれも魅力的なメニューでどれにしようか迷ってしまいますね。
開業までオーナーが長年構想を温めてきたメインメニュー・フレンチサンドイッチは、ハードな食感のパンにフレンチの食材を挟んだ、ここでしか味わえないオリジナルメニューです。
オーナー手作りの本格的「パテ・ド・カンパーニュ」を堪能！
今回は、お店イチオシのフレンチサンドイッチ「パテ・ド・カンパーニュ」1280円をいただきます。存在感のあるパテは、世界的グルメガイドで星を獲得したフレンチでの修行経験があるオーナー・星さんの手作り。
しっとりとしてうまみの深いパテが、ハードな食感のパンにベストマッチ。ピクルスの酸味もよいアクセントになっています。フレンチのよさを凝縮したようなお食事を、カジュアルにいただけるのがうれしいですね。
サンドイッチは、ハーフサイズも用意されています。軽くお食事をしたい方や、2種類のサンドイッチを食べ比べてみたい方におすすめ！
パテ・ド・カンパーニュを注文すると、手作りのサイドメニューをいただくことができるのもうれしいポイント。この日は、カボチャのスープとナッツのバター、芋のピューレが添えられていました。サイドメニューは、サンドイッチによって変わるのだとか。
なめらかな芋のピューレや、ナッツの食感が楽しいバターは、そのままでも、パテ・ド・カンパーニュに付けても絶品。一つ一つがサイドメニューの域を超えるクオリティです。オーナーのこだわりが詰まったセットに、お腹も心も大満足すること間違いなし！
手作りのスープは、月替わりにする予定なのだそう。取材日の前日まではカボチャの冷製スープを提供していたものの、訪れた日は寒かったので、温かいスープを提供していました。スープは今後時期によってメニューを変えていく予定とのこと。
季節や天候によって、メニューが変わる心遣いがうれしいですよね。
カボチャの甘みが濃厚で、オリーブオイルの香りがただようスープは季節感があり、ひと口飲めばほっこり。次はどんなスープになるのか楽しみになり、何度も来店したくなります。
見た目もまるで高級フレンチ！クロワッサンをデザートに
「saint de gourmand」には、食事後にオーダーしてみたいスイーツも。今回は「クロワッサンと自家製抹茶アイス」600円をいただきました。 美しい盛り付けに、オーナーがフレンチで磨いたセンスを感じます。
サクサクとしたクロワッサンとほどよい甘さの抹茶アイスが、絶妙にマッチ。温かいパンと冷たいアイスのマリアージュが最高です。サイドに添えられた「あずきのマスカルポーネ」はほどよい甘さで、抹茶のアイスとの相性も抜群です。
日本で唯一のフレンチサンドイッチに舌鼓をうったあとは、注目スポットが目白押しの下町情緒あふれる押上エリアをお散歩するのもおすすめ！晴れの日が続く秋にサンドイッチを楽しんで、のんびりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Text＆Photo：市川みさき（エフェクト）
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