【京都 台湾カフェ】星付きシェフ&現地シェフの2人が作る、抜群においしい台湾料理「WholeDeli」

【京都 台湾カフェ】星付きシェフ&現地シェフの2人が作る、抜群においしい台湾料理「WholeDeli」

京都府 食・グルメ 台湾料理 ディナー るるぶ&more.編集部
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京都水族館の入り口から徒歩4分の場所にある「台湾料理WholeDeli(たいわんりょうり ホールデリ)」は、京都に本社を置く健康食品メーカー「サン・クロレラ」が経営する台湾料理店です。実は昔、サン・クロレラ社では中華料理店を経営していた歴史があったそう。「台湾料理WholeDeli」では、星付き中華で研鑽を積んだ日本人シェフと台湾から来日したシェフという、2人のメインシェフによる本格的な台湾料理がカジュアルな価格で楽しめます。

Summary

カジュアルな空間で高コスパな台湾料理を堪能

JR梅小路京都西駅から徒歩10分の場所にある「台湾料理WholeDeli」。京都水族館からもほど近く、観光客が多そうな立地ですが、少しだけ外れた場所にあるため、まだまだ知る人ぞ知る穴場的なお店です。

しかもホテルの1階にあるため、ここで本格的な台湾料理が食べられるとは、パッと見た感じでは想像できません。

店内は広々。4人がけのテーブルが6卓とカウンター6席。ゆとりをもって配置されています。

木製の飾り棚の上に置かれたクロレラ茶はセルフサービスでおかわり自由。抗酸化作用が期待できるクロレラ茶のサービスはかなり好評だそう。

味は甘みのないグリーンティーといった感じで、さらっとしていて飲みやすいです。

台湾料理には珍しく、オープンキッチンで奥の作業場もスケルトン。写真は人気メニューの一つ、水餃子の皮を捏ねているところ。皮もすべて手作りというこだわりです。

星付きシェフと漢方医の家に生まれた現地シェフが織りなす上品な台湾料理

ジーローハン1650円、ジーパイハン1550円
「ジーローハン」1650円、「ジーパイハン」1550円

ランチタイムになると続々とお客さんが入ってきます。みなさんお目当てはお得な定食。ルーローハン、ジーパイハン、コンローハン、ジーローハンのご飯もの4種類と特製坦々麺、五目あんかけそばの計6種類。メインのほかに小鉢が3つ付きます。ランチタイムは15時までと、少し遅めのお昼にも利用できて便利。

日本のシェフと台湾出身のシェフ、2名体制なのも珍しく、香辛料や漢方を上手に使う本場の味は生かしつつ、日本人の舌にあった繊細さの感じられる料理が特長です。日本人シェフは星付き中華で研鑽を積んだ技術を活かし、漢方医を親に持つ台湾人シェフは、スパイスを自在に操り、料理に奥行きを出します。

今回選んだのはジーローハン。蒸した鶏肉と白髪ネギに香味ソースをかけた丼です。特筆したいのが、鶏肉の食感。パサパサとした印象の強い鶏むね肉ですが、この店のものは、しっとりとしつややかな見た目に弾力もあり、まるで別物。低温で長時間かけて肉に火をいれているそうですが、これほどまでに鶏むね肉をおいしいと感じたことがなくて驚きました。

濃い味を求めている人には少し物足りないかもしれませんが、塩分を気にしている人やヘルシー志向の人には非常にオススメ!パイタンスープが添えられていて、うなぎのひつまぶしのようにお出汁でスープ茶漬けにして二度楽しめます。

こちらはテイクアウトで食べ歩きもできる名物のジーパイ。ジーローハンとは打って変わって、八角、唐辛子、五香、花椒、蜂蜜などでしっかりと下味をつけた濃いめの味。パリッパリの食感は衣にさつまいもの粉を使っているからだそう。ビールのお供にぴったりです。小鉢のゴマだれサラダやキャベツとニンジンの酢の物、プチデザートのジャスミンティーのゼリーまでしっかりおいしくて、大満足。

ディナータイムのみ提供、名物ピラミッド型カニあんかけチャーハン

カニあんかけチャーハン 1080円
「カニあんかけチャーハン」1080円

土曜日は17時30分から夜メニューがスタート。夜メニューの人気はこちら、ピラミッド型に盛り付けられたチャーハンにカニあんがかかった「カニあんかけチャーハン」。メニューには書かれていませんが、カニはずわい蟹を使っているそう。めちゃくちゃ贅沢なのにリーズナブル! 繊細で上品な味が、老若男女問わず人気です。

三杯鷄(サンパイジー)680円
「三杯鷄」680円

「辛いものが好きな人には是非味わってほしい」とシェフ自らオススメしてくれたのが三杯鷄(サンパイジー)。「三杯」とは、台湾料理に欠かせない甘辛い調味料。三杯にバジルや生唐辛子を加えて、この店ならではの本格的な味に仕上げてあります。

カバラン:ロック600円、ハイボール650円 台湾コーリャン:ロック・ストレート700円
「カバラン」ロック600円、ハイボール650円。「台湾コーリャン」ロック・ストレート各700円

わかる人は、「おっ」と嬉しくなるはず。ウィスキー好きの間で熱い注目を集めている台湾ウィスキー「KAVALAN(カバラン)」や台湾コーリャン「Yusan 玉山頂級陳高」が置かれています!

台湾ビールやフルーツビールなどもあり。缶や瓶のまま販売されているところが台湾っぽいです。

takeoutして京都水族館でランチ! 2大看板メニューを詰めた満足コンビ丼

満足コンビ丼 ルーロー&コンロー 1180円
「満足コンビ丼 ルーロー&コンロー」1180円

テイクアウトメニューも豊富。写真は、看板メニュー2品をトッピングしたルーロー&コンローハン。京都水族館はお弁当などの持ち込みOKなので、イートインスペースでランチをするのもオススメ。京都水族館のイートインスペースでは、チューブ状の水槽に顔を出す人気アザラシを見られますよ。

ジーパイ 500円 大サイズ600円
「ジーパイ」500円(大サイズ600円)

食べ歩きするならジーパイ。顔半分くらいの大きさがあって食べ応えあり!

葱クラッカーやインスタント麺など台湾で人気の商品の物販も一部あります。

永和豆漿280円 八寶粥270円
「永和豆漿」280円、「八寶粥」270円

珍しい缶ジュースもありました。「八寶粥」はもち米、燕麦、緑豆、花豆、大麦、あずき、ピーナッツ、リュウガンなどの穀類・豆・フルーツが入った甘いお粥のようなスイーツ。「永和豆漿」は台湾の朝ごはんでも重宝されている豆乳。お手頃価格で小腹の空いたときのテイクアウトにぴったりです。

生杏仁豆腐 プレーン400円、マンゴー・いちご・クロレラ抹茶 各430円
「生杏仁豆腐 」プレーン400円、マンゴー・いちご・クロレラ抹茶 各430円

最後に、ぜひとも紹介しておきたいのが生杏仁豆腐。毎日数量限定で杏仁を絞るところからつくる本格派。100%の生乳と生クリームのほんのりとした自然な甘み、余計なものがひとつも入っていない作り立ての味わいが贅沢です。

JR梅小路京都西駅から「七条入口広場」は通らず、七条通りを真っ直ぐ大宮まで進めば、「京都水族館」へのルート内にある「台湾料理WholeDeli」。ランチやディナーはもちろん、テイクアウトも充実しているので近郊に予定がある際は立ち寄ってみては?

■台湾料理WholeDeli(たいわんりょうり ホールデリ)
住所:京都府京都市下京区上之町416-2
TEL:075-344-8818
営業時間:11時30分~15時(LO14時30分)、17時30分~21時(LO20時30分)、土曜11時30分~21時(LO20時30分)、日曜11時30分~17時(LO16時30分)
定休日:月曜 
アクセス:JR梅小路京都西駅から徒歩10分


Photo: photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

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