食・グルメ
2022.10.18
ワイキキの隠れオアシス「ヘンリーズ・プレイス（高橋果実店）」で自家製フルーツアイスを堪能しよう！
ワイキキのビーチウォーク通りにひっそりたたずむ小さな果物屋さん「ヘンリーズ・プレイス（高橋果実店）」。新鮮なカットフルーツ、自家製アイスクリームやソルベ、シンプルなサンドイッチが人気で、軽食やおやつ休憩に立ち寄りたい隠れグルメスポットです。
ワイキキにひっそりたたずむ老舗果実店
「ヘンリーズ・プレイス」、別名「高橋果実店」として知られるこのお店は、ワイキキ西側のビーチウォ―ク通りにたたずむ小さな果物屋さんです。日系2世のヘンリー・ミツル・高橋さんが1947年にはじめた果物と野菜の移動販売が原点で、現在のロケーションに店舗を構えたのは1982年。なんと創業75年の歴史を持つ老舗中の老舗なのです。
ひと休みにぴったりなアイスクリームとフレッシュフルーツ
「ヘンリーズ・プレイス」に通うみんなのお目当ては、自家製のアイスクリームとソルベ。毎朝冷凍庫いっぱいに並べられるアイスとソルベは、閉店前に売り切れてしまうことがあるほどの人気です。定番のバニラやチョコレートをはじめ、マンゴー、ライチ、パッションフルーツなどのハワイらしいもの、アボカドやピスタチオといった変わり種など、アイス、ソルベともに常時20種類以上のフレーバーが揃います。たくさんの種類があって、どれにしようか迷ってしまいそうですが、冷凍庫を開けっぱなしにして選んではいけません。『どの味を買うか決めてから冷凍庫を開ける』が、このお店の”絶対ルール”なのでご注意くださいね。冷凍庫のドアに「ハヤク シメテ トケチャウ カラ アリガト」と書かれた、ヘンリーさんのメモが貼られているのも微笑ましいです（笑）
紫色がかわいい「ウベアイスクリーム」は、クリーミーな口当たりの中にもウベの繊維が残っていて、リアルなお芋感がたまりません。蓋を開けた瞬間に夏の香りが漂う「ウォーターメロンソルベ」は、さわやかだけど濃厚な味わいで、スイカそのものを食べているよう。トロピカルフルーツではないけれど、思いっきりハワイを感じる味です。
容器に書かれた「RL」は「Real Ingredients, DeLicious」から2文字を取ったもので、「確かな食材を使った本物のおいしさ」という意味。毎日お店で作られているアイスクリームの原料は、フルーツ、卵、ミルク、生クリーム、砂糖、食品着色料の6つ。ソルベの原料はフルーツ、砂糖、食品着色料の3つのみと驚くほどシンプルです。保存料や人工調味料は一切使われておらず、素材の味を存分に楽しめるのが人気の理由です。
「ヘンリーズ・プレイス」は老舗の果実店とあって、カットフルーツもフレッシュでおいしいと評判。中でもハワイならではの完熟パパイヤやパイナップルを盛り合わせたミックスフルーツボウルは、いろいろな味を楽しめるのでおすすめです。
ガラスケースに並ぶフルーツボウルは、すべて毎朝お店でカットされているので、いつでも新鮮そのものです。その日に売りきれなかったフルーツは、翌日に回すことなくアイスクリームやソルベの原料になるのだそう。フードロスを出すことなく、常に新しい商品を用意しているのは、さすがのひとこと！
シンプルなおいしさがぎゅっと詰まったサンドイッチも人気
「ヘンリーズ・プレイス」の、もうひとつの人気商品はサンドイッチ。全粒粉の食パンにハムとチーズをはさんだシンプルなサンドイッチは、味の濃いハワイのご飯に疲れたときにぴったりです。紙皿と一緒に包まれているので、そのままビーチや公園などに持っていくことができて便利です。
毎朝お店で手作りされているサンドイッチはほかにも、ローストビーフ、ターキーパストラミ、ツナアボカド、エッグチーズなど10種類ほどあり、お値段は3ドル～とお財布にやさしいのもうれしいところ。ちなみに「ヘンリーズ・プレイス」ではクレジットカードが使えず、支払いは現金のみとなっています。
絶え間なく変化を続けるワイキキで、開店当時とほぼ変わらぬ店構えで出迎えてくれる「ヘンリーズ・プレイス（高橋果実店）」。古き良き商店街を思わせるノスタルジックなお店で、おいしい自家製アイスクリームやサンドイッチを楽しんでください。
■ヘンリーズ・プレイス（高橋果実店）
住所：234 Beach Walk Drive
TEL：なし
営業時間：10～22時
定休日：なし
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