【金沢】港町の新名所「金沢港クルーズターミナル」で遊ぼう!

【金沢】港町の新名所「金沢港クルーズターミナル」で遊ぼう!

石川県 自然 インスタ映え カフェ るるぶ&more.編集部
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2020年金沢の海の玄関口としてオープンした金沢港クルーズターミナル。大型のクルーズ船が寄港できるように整備された金沢港に隣接し、海を望めるレストランなども入った、潮風が吹き抜ける心地良いスポットです。2022年3月には、国土交通省が定める「みなとオアシス」に認定され、金沢港と周辺地域が一体となったまちづくりを発信する拠点にもなっています。そんな金沢港クルーズターミナルのみどころに迫ります。

Summary

潮風が心地いい展望デッキでのんびり

金沢駅金沢港口(西口)から、車で県道60号を走ること約15分、その突き当りに金沢港クルーズターミナルはあります。眼前に見える海に導かれるようにロータリーを入ると、ゆるやかな曲線を描いた印象的な屋根が見えてきます。屋根の曲線は、日本海の白波をイメージしているそう。建物はガラスを前面に用いた設計で、クルーズ船の乗客や、金沢港を訪れる人たちをまるで歓迎するかのような、海と陸をつなぐ明るく開放的な空間です。

オススメスポットは、2階の半分以上の面積を占めるオーシャンビューの展望デッキ。窓のない開放的な空間は、海から陸へと潮風が心地よく吹き抜け、波の音や海鳥の鳴き声に何だか癒されます。賑やかな金沢の中心部とはまた違う、港町金沢の魅力が楽しめます。

展望デッキは港に停泊するクルーズ船の見学や見送りなどができる場所です。港にはこれまで、「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」といった大型船が寄港しています。目的地から次の目的地へ、大海原を航海するクルーズ船は、旅好きの憧れですね。

本物さながらの操舵室で、気分はクルーズ船の船長!

2階には、金沢港について深く知ることができる「金沢港まなびい体験ルーム」もあります。「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」など、世界の海を航行する豪華客船の模型がずらりと入口に並んでいます。

体験ルームでは、金沢港のジオラマを展示していたり、大型クルーズ船の船内探検や金沢港から世界に向けて建設機械が出荷される様子をまとめた映像が流れるシアターなど、7つの体験コーナーを設けています。なかでも人気なのがクルーズ船の操縦体験「金沢港操船シミュレーター」。

金沢港操船シミュレーターは1回100円で体験可能
金沢港操船シミュレーターは1回100円で体験可能

金沢港操船シミュレーターは、巨大なマルチ画面に映し出された金沢港やその奥に広がる金沢の街並の映像を見ながら、クルーズ船を海から港に制限時間内に入港させるまでの一連の操作を体験できます。本物のクルーズ船の操舵室さながらの大型模型には、ハンドルやアクセル、レーダーや汽笛ボタンなどがあり、気分はまさに船長!コースは初級と上級から選ぶことができて、上級は操船する船の周りに漁船が多く出没するので要注意。衝突や、座礁を避け入港できるか、ハラハラドキドキの体験ができます。

海を望むレストランで心トキメク映えスイーツを

おいりメロンクリームソーダ580円(右奥)とシュリンプロールサンド900円
「おいりメロンクリームソーダ」580円(右奥)と「シュリンプロールサンド」900円

展望デッキの眺望や操船シュミレーターを楽しんだ後は、金沢港内を一望できる「海の食堂 BAY ARCE」へ。SNS映えすると話題のスイーツやドリンクが人気のレストランです。今回チョイスしたのは、「おいりメロンクリームソーダ」と「シュリンプロールサンド」。クリーム部分にデコレーションされた「おいり」は、米菓の「あられ」のようなサクッした食感。色鮮やかでかわいいですね。シュリンプロールサンドはベトナム風の味わい。大根なますを挟んでいて、少し酸味があるのがポイントです。

海に面したソファ席は、全面ガラス張りのオーシャンビュー。海を眺めながら癒やしのひとときを過ごせます。11~14時のランチタイムには、ビュッフェを提供。夜はパスタや旬の魚介を使ったブイヤベースなどのアラカルトメニューがメイン。パフェやソフトクリームといったスイーツや一部の軽食はテイクアウトできるので、展望デッキで食べるのもいいですね。

海をモチーフにした伝統工芸品も見ごたえ十分

石川県といえばものづくり王国。1階の待合エリアの2本の柱は、九谷焼、加賀友禅、輪島塗、山中漆器、金沢漆器、牛首紬、加賀繍など、石川県を代表する伝統工芸品のプレートがあしらわれています。「海」をテーマに地元の工芸作家たちが寄せた作品の数々で、作品の周りに金沢箔が貼られた豪華なデザイン。

ライトアップもステキ!加賀五彩に光るターミナル

クルーズターミナルでは、日没から午後9時まで通年でライトアップも行っています。九谷焼の絵付けなどに用いられる「加賀五彩」の5色を使って照らされ、夜の金沢港に幻想的に浮かび上がる様はとてもロマンチック。

周辺には、江戸後期から明治中期に北前船の交易で栄えた港町・大野や金石といった歴史的な街並が広がり、金沢の歴史や文化などを感じられるスポットでもあります。金沢におでかけの際には、是非、金沢港クルーズターミナルへも足を運んでみてくださいね。

■金沢港クルーズターミナル(かなざわこうくるーずたーみなる)
住所:金沢市無量寺町リ-65
TEL:076-225-7030
開館時間:9~21時(金沢港まなび体験ルームは~17時)
休館日:年末年始

【海の食堂 BAY ARCE(うみのしょくどう べいあるせ)】
TEL:076-214-4464
営業時間:10~20時LO
定休日:月曜

Text:能登印刷株式会社
Photo:宮崎誠、金沢市、海の食堂 BAY ARCE


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