通天閣の楽しみ方ガイド!アクセス情報とスリル満点アトラクション、ライトアップまで!
ド派手な新世界エリアにたたずむ大阪のシンボル・通天閣!2023年に最新式に生まれ変わった名物看板や、2024年7月に誕生した新アトラクションでさらに話題をよんでいます。そんな大阪人に愛される通天閣の楽しみ方を徹底ガイド!
Summary
大阪観光にはずせない! 通天閣ってどんなところ?
通天閣は、明治45年(1912)に誕生して以来、110年にわたって愛され続ける名物タワー。初代は、パリのエッフェル塔と凱旋門をモチーフに建てられ、現在の2代目は昭和31年(1956)に、東京タワーを手がけた内藤多仲(ないとうたちゅう)氏の設計で誕生しました。
2023年9月には、屋外広告看板が全面LEDにリニューアルし、南面の大型サイネージには多彩なメッセージが表示可能に!タワー上部の大時計も東面から南面へ移動し、大型サイネージと連動した映像も流せるようになるなど、光とビジョンによるメッセージを発信し続けています。
そんな高さ108mの塔の内部には、絶景やビリケンさん参り、さらには体験型アトラクションなど、たくさんのお楽しみが待っています。
通天閣といえば展望台。まずは5階でビリケンさんにご挨拶!
まずは展望台!塔内には4階の「光の展望台」、5階の「黄金の展望台」と屋上の特別野外展望台「天望パラダイス」&跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」の4カ所があります。
地上87.5mに位置する5階は、豊臣秀吉の黄金の茶室をオマージュした「黄金の展望台」フロア。一面ゴールドの空間から大阪の街を見渡したら、有名なビリケンさんにご対面。万物を司る神は、足の裏を撫でてお参りするのが定番ですが、感染症対策期間はエアタッチでお参りしましょう。
さらに上の屋上フロアには特別屋外展望台「展望パラダイス」があり、追加料金(大人300円、子ども〈5歳~中学生〉200円)を支払うと上ることができます。地上94.5mの風を感じながら一望する、遮るもののない360度の景色は最高!超高層複合ビル・あべのハルカスも一望できます。
外側へ約5.4m突き出した、跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU(てぃっぷ ざ つうてんかく)」はスリル満点です!
跳ね出し展望台は先端がシースルーフロアになっていて、思わず足がすくみます。空中浮遊しているようなドキドキ気分をぜひ体験してください。
■跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」(はねだしてんぼうだい てぃっぷ ざ つうてんかく)
入場料:特別屋外展望台別途大人300円、子ども(5~14歳)200円
営業時間:10時~19時50分(19時30分最終入場) ※雨天強風時などは入場不可
続いて、階段で4階の「光の展望台」へ。夜になると、派手な照明とミラーボールの演出で、クラブのような雰囲気に。いろんな照明パターンが楽しめます。
最新アトラクション「Dive&Walk(だいぶあんどうぉーく)」が話題です!
2024年7月に誕生したアトラクションが「Dive&Walk」。高さ約26mの3階中間展望台の屋上外周部を一周する「Walk」と、タワー中間部から約14m下へ飛び降りる「Dive」の2部構成アトラクションです。
「Walk」では、3階中間展望台にて命綱を装着し、アスレチックを体験しながら、手すりなどのない外周部をぐるりと巡る体験に、心拍数が一気にアップ!
「Dive」では、地上約40mの景色を眺められるタワー中間部へ上り、約14m下の3階中間展望台屋上へとジャンプします。眼下に広がる新世界の街を見下ろしながら飛び降りるので、想像以上の怖さが味わえますよ!
「Dive&Walk」は、入場料とは別料金で、「Dive&Walk」のみの利用も可能です。
■「Dive&Walk」(だいぶあんどうぉーく)
利用料:大人(15~65歳)3000円 ※身長・体重制限あり
営業時間:10~20時(19時最終受付) ※天候により閉鎖する場合あり
2022年に誕生したアトラクションが「TOWER SLIDER(たわーすらいだー)」!地上22mから地下1階まで、エレベーター塔の外周をスパイラル状に急降下する、スリルたっぷりの滑り台です。
タワースライダーは入場料とは別料金で、タワースライダーのみの利用もOKです。地下1階で料金を支払ったら、エレベーターで2階へ進み、さらにらせん階段で3階へと向かいます。傾斜は約30度で、乗り口からコースを覗くと先が見えないほど急です。
出発口にスタンバイし、仰向けの態勢になったらいよいよスタート!
全長約60mを約10秒で滑るコースは、あっという間のようで意外と長い!スロープの天井は透明なので余裕がある人は通天閣を見上げながら楽しむことも。また、なんとスタートとゴールの様子をおさめた動画を無料でダウンロードできるのもうれしいポイントです!
■「TOWER SLIDER」(たわーすらいだー)
利用料:大人(15~65歳)1000円、子ども(5~14歳)500円 ※身長・体重制限あり
営業時間:10時~19時30分
通天閣の歴史が楽しく学べるフロアも
3階には、約100年前の新世界の街並みや、初代通天閣が立っていた遊園地・ルナパークのジオラマや映像、写真などが展示され、見ごたえたっぷりです。
精巧なジオラマを眺めていると、100年前にタイムスリップしたような気分に!
2階&地下1階でおみやげをゲット!
2階にはオフィシャルショップがあります。「通天閣」やビリケンさんをモチーフにした、大阪ならではのおみやげがずらりと並びます。
キーホルダーや靴下、ハンカチなどの生活雑貨や、お菓子、食品などが並び、お配りみやげも自分みやげも揃う、豊富なラインアップです。
■オフィシャルショップ(おふぃしゃるしょっぷ)
営業時間:10時~19時30分
また、チケット売り場でもある地下1階にもおみやげが購入できる「通天閣わくわくランド」があります(このフロアだけを利用する場合は無料で入場可能です)。森永製菓の「キョロちゃんのおかしなおかし屋さん」、江崎グリコの「ぐりこ・や」、日清食品の「チキンラーメンひよこちゃんSHOP」、といった関西ゆかりの食品メーカーのアンテナショップが並びます。
かわいいお菓子やグッズ、限定商品が並ぶこともあるので、要チェックですよ!
■「通天閣わくわくランド」(つうてんかくわくわくらんど)
営業時間:10時~19時30分
季節によって色が変わるライトアップ!
夜にはきらめくライトアップも必見です。こちらは通常の点灯バージョン。
さらに、四季によって変わるカラーも美しい!写真は左から、春・夏・秋・冬のシーズンパターンです。
塔の上部にある大時計は、デジタルやアナログに変化して時間を伝えるほか、気温・湿度の表記になることも!刻々と変化していくのでチェックしてみてください。
輝く街並みを見守るように夜空に浮かび上がる通天閣の姿はクールですよ。
通天閣の入場料・チケットは?
【一般展望台料金(5階「黄金の展望台」まで入場可能)】
大人1000円、子ども(5~14歳):500円
※2025年4月1日~大人1200円、子ども(5~14歳):600円
【特別屋外展望台「天望パラダイス」&跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」追加料金】
大人:+300円、子ども(5~14歳)+200円
【TOWER SLIDER 追加料金(タワースライダーのみの利用も可能)】
大人(15~65歳)+1000円、子ども(7~14歳)+500円
【Dive&Walk 追加料金(ダイブアンドウォークのみの利用も可能)】
大人(15~65歳)+3000円
※地下1階「通天閣わくわくランド」は入場無料
新大阪・梅田・なんばからは電車で1本!通天閣へのアクセスは?
「通天閣」へは、Osaka Metro動物園前駅1番出口から徒歩6分。新大阪駅・梅田駅・なんば駅からは、Osaka Metro御堂筋線を利用すれば乗り換えなしで行くことができます。また、JR新今宮駅やOsaka Metro堺筋線・恵美須町駅からも徒歩圏内。
動物園前駅1番出口を出たら、有名串カツ店などが並ぶ「ジャンジャン横丁」を通って北へ。
横丁を抜け、西へ進むと通天閣南本通へ出ます。この通天閣南本通周辺は新世界とよばれる下町エリアで、賑やかな街並みの向こうに「通天閣」がそびえるおなじみの風景が見られます。
新しくなった看板から話題のスライダー、展望台やおみやげ店まで楽しみがたっぷりの通天閣。ぜひ足を運んでみてください!あべのハルカスや天王寺動物園も近いので、合わせて楽しむのもおすすめです。
■通天閣(つうてんかく)
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
TEL:06-6641-9555
料金:一般展望台入場大人1000円、子ども(5~14歳)500円
※2025年4月1日~大人1200円、子ども(5~14歳)600円
※特別屋外展望台「天望パラダイス」は別途大人300円、子ども(5~14歳)200円
※Dive&Walkは大人(15~65歳)3000円
※TOWER SLIDERは大人(15~65歳)1000円、子ども(7~14歳)500円
営業時間:10~20時(入場は~19時30分)
※特別屋外展望台「天望パラダイス」は~19時50分(19時30分最終入場)
※Dive&Walkは~20時(19時最終受付)
※TOWER SLIDER、2階オフィシャルショップ、通天閣わくわくランドは~19時30分
定休日:無休
アクセス:Osaka Metro動物園前駅1番出口から徒歩6分
Text:林檎林
Photo:沖本明、酒井羊一、中田浩資、通天閣
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。