もちもち&ジューシーな台湾点心×ローカルフードで旅気分! 中目黒「點心飲茶酒館 祥門」
山手通り沿いの旧店舗から徒歩3分ほどのところに移転した、中目黒の「點心飲茶酒館 祥門(てんしんやむちゃしゅかん しょうもん)」は、台湾料理と一緒にお酒などが楽しめるお店。現地の人から学び、皮から店内で手作りしているという約20種類もの点心と、日本では珍しい台湾の屋台料理を手軽に味わえます。そんな台湾旅行気分になれるお店の魅力をたっぷりご紹介!
外観はおしゃれネオ居酒屋、一歩入るとそこはまるで台湾♪
「點心飲茶酒館 祥門」では、お茶の代わりにお酒を主に楽しめます。
一歩中に入るとそこはまるで台湾屋台に来たかのような世界観。
店内の中央をぐるっと囲むカウンター席と、赤いインテリアが印象的です。
カウンター席の目の前では点心を作る様子が見られます。もくもくと立ち上る湯気と料理の香りに食欲も倍増。
台湾気分を盛り上げる装飾があちこちにあるので、料理を待つ時間さえ楽しめそう♪
テーブル席は4名がけが6席、2名がけが3席。カウンター席は12席。料理を囲んで友人や家族と分け合うのも楽しみ方の一つです。
全部で約20種類! 皮から手作りのもちもち点心に舌つづみ
お店のメインメニューは何といっても豊富な点心で、約20種類が揃います。
点心師が皮から店内で作っているという本格派で、「打ちたて、包みたて、蒸したて」をモットーとしているそう。日本にいながら手軽に本場の味を楽しめるのが魅力です。
なかでも小籠包はこだわりの一品。手作りでないと再現できない皮の厚さやもちもち食感が自慢です。
まず、粉を練って丸くした生地を綿棒で1つずつ丁寧にのばし、餡を皮にのせて包んでいきます。カメラのシャッターが追いつかないほどの手さばきはまさに職人技。それでも1人前(3個)作るのに3分ほどかかるそう。
点心師の方いわく、平日は1日200個弱、土日は300個弱ほどの小籠包を作っているんだとか。
鶏肉と野菜を5時間以上蒸して取れただしをゼラチンで固めてうま味を閉じ込め、豚肉と合わせた餡が絶品!
下味もしっかりと付いていているので、黒酢や生姜などの調味料はつけずに、ぜひそのままで味わってみて♪
何を注文しようか迷ったら、ぜひこのメニューを選んでみてください。
「飛子焼売」はプチプチとした飛っ子がたっぷりと焼売の上にのっています。中には細かく刻んだ海老や豚、野菜が入って具だくさん。食べごたえがある一品です。
「パクチー小籠包」は、とくに女性人気が高いそう。中にもパクチーがたっぷり入っているので、パクチー好きにはたまりません!
デザート感覚で楽しめる点心も!
見た目もかわいい「パンダ饅頭」は、ふわふわの生地の中に餡子が詰まっているので、食事のシメや箸休めにもなりそう♪
台湾の屋台料理でお酒がすすむ! 缶がかわいい台湾ドリンクも充実
お店オススメの台湾ローカルフードの一つが「カキオムレツ」。屋台では定番のメニューで、現地の人もよく食べているとか。
牡蠣と野菜を卵でとじて焼き、仕上げにチリソースとトンカツソースなどを合わせたタレをたっぷりとかけています。日本のお好み焼きに近い感覚で、甘辛さと海鮮のうま味がやみつきに!
台湾料理の定番「魯肉飯(ルーローハン)」もぜひ食べてほしいメニュー。
ゴロゴロの豚肉は20種類の調味料で5時間も煮込んでいるそう。八角を少しだけ加えて台湾料理の風味を出しつつも、日本人でも食べやすい味わいに仕上げてあります。
ソーセージも台湾屋台ではおなじみの一品。日本のソーセージとは違い、八角の甘みが独特のおいしさをプラス!
一口噛めば、パリッとした皮からジューシーな肉汁が溢れてきますよ。
台湾ビールやソフトドリンクなど、台湾ドリンクも豊富に取り揃えられています。缶のドリンクを注文すれば一気に台湾夜市気分に♪
台湾ビールは瓶でも用意!
ほかにも、ワインなど各種アルコールが揃っています。料理もお酒に合うものばかりなので、さまざまな種類のドリンクを楽しめそう。
今回は、本格的な台湾点心&ローカルフードを手軽に楽しめる「點心飲茶酒館 祥門」をご紹介しました。
ぜひ台湾気分を味わいに訪れてみては?
■點心飲茶酒館 祥門(てんしんやむちゃしゅかん しょうもん)
住所:東京都目黒区上目黒2-12-1 アックスビル中目黒1階
TEL:03-3710-7086
営業時間:11時30分〜14時30分、17〜23時(22時30分LO)、土・日曜、祝日は11時30分〜22時(21時LO)
定休日:無休
Photo・Text:土井彩寧(vivace)
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