食・グルメ
2022.12.02
渋谷にロッテのカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」オープン！挽きたてカカオを使ったチョコレートドリンクなど、カカオの新しい魅力を発信！
「ガーナ」や「クランキー」、「コアラのマーチ」などでおなじみのLOTTEが、渋谷に「LOTTE DO Cacao STORE（ロッテ ドゥー カカオ ストア）」をオープンしました。こちらは産地によってさまざまな個性をもつカカオの特長を生かした、オリジナルドリンクやスイーツが味わえるカカオ専門店です。店内で挽きたてのチョコレートは絶品！お店の壁やユニフォーム、パッケージなどにカカオの外皮（カカオハスク）を練り込むなどサステナブルな取り組みにも注目が集まります。
トレンドの発信地・渋谷から、カカオの新たな可能性や魅力を伝える
渋谷駅から徒歩約7分。「LOTTE DO Cacao STORE」はコルネット通りを抜け、渋谷区立北谷公園の目の前にあります。
戦後間もない昭和23年（1948）、日本の子どもたちにおいしいチョコレートを食べてもらうことをコンセプトに創業したLOTTE。2015年からは“素材のポテンシャルを最大限に引き出した最高のチョコレートを作るため、カカオ豆の生産から手がける「DO Cacao PROJECT」に取り組んでいます。この「LOTTE DO Cacao STORE」は、カカオの可能性を広げ、カカオの新しい一面にふれられる場所。
明るいオレンジの壁が目を引きますね。少し離れた場所から見ると、2階部分にはカカオをかたどったライトも飾られています。
1階は販売スペース。こちらで購入したドリンクやスイーツは2階のイートインスペースでいただけるほか、テイクアウトも可能です。写真手前、カウンター上に置かれた2台のマシンはカカオグラインダー。なんと、ドリンクに使用するカカオニブはオーダーごとに挽いてくれるのです。店内はカカオのいい香りでいっぱい！
こちらがイートインスペース。内装はカカオのある原風景をモチーフにデザインしたのだとか。店内奥にはかわいいフォトスポットも！
サステナブルな店づくりを目指し、内壁やユニフォーム、メニューを提供するプレート、パッケージにカカオハスクを使用。手指消毒用のアルコールスプレーにもカカオハスクが使われているそうです。
産地ごとに異なるカカオの味わいをホットドリンクで飲み比べ！
初めて訪れるなら、ぜひ味わってほしいのが3種類のホットチョコレートを飲み比べできる「TASTING Cacao [drink]」550円。写真左からガーナ、パプアニューギニア、インドネシア産の挽きたてカカオとミルクで作ったドリンクが並んでいます。
「ガーナミルク」でもおなじみのガーナ産は、ナッツのような香ばしい香りと、くせのない味わいが特徴。パプアニューギニア産はレーズンのようなフルーティな香りと鮮烈な酸味が感じられます。インドネシア産も酸味がありますが、こちらはすっきりとしていて深みのある味わいが特徴です。
産地が変わるとこんなにも味わいが変わるんだ！と感動します。
カップの下には、それぞれの国の言葉で「ありがとう」のメッセージが隠れているところも素敵。
それぞれのカカオの個性を生かしたスイーツやドリンクが充実
もうひとつのおすすめは、カカオ尽くしのクレープ「Cacao WRAP」660円。
カカオ風味のクレープ生地の中は二層になっていて、上の部分にはパプアニューギニア産カカオのソースと香ばしいナッツ、カラメルソースをまとったバナナが、下にはインドネシア産カカオのソースを合わせた甘酸っぱいミックスベリー、さらにガーナ産カカオのクリームが隠れています。食べる場所によって異なる味わいを楽しめるため、ホットドッグのように垂直に持って食べるのがベター。
このほかにも、お気に入りの産地のドリンクが単品で楽しめる「Cacao SHOT」や、挽きたてカカオとミルクで作るアイスドリンク「Cacao ICE LATTE」、3種のカカオで作ったソースに、カカオ型のマドレーヌをディップする「TASTING Cacao [dip]」550円など、カカオの魅力をとことん引き出したメニューが充実。
店内が満席の場合は、テイクアウトしたドリンクやスイーツを目の前の公園でいただくのもおすすめです。
Text＆Photo：近藤ひかり（エフェクト）
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